Nylon 15inch Archtop

Nylon 15inch Archtop.

Pick Guardを取り付けて一応完了です。ピックアップを含めて,細かな調整が必要ですが形になりましたので,記念撮影です。

African Blackwoodで作ったブリッジの中にピエゾを内蔵しました。Fishman製ですが,小さなVo&Toneのコントローラがサウンドホールの中にあります。な訳で,細身のピックガードはフィンガーレストの役割だけですがシンプルで気に入りました。

弦はD’AddarioのNylonボールエンド”Folk Nylon” EJ-33を張りました。

Nylon Archtop

Nylon仕様のアーチトップ。セットアップ中です。スチール弦でも使えますが,ナットの溝が違いますよね。ピエゾを仕込むブリッジを作るために,まずオクターブを確認します。ただ,ナイロン弦って,張りたては伸びて伸びて安定するまでちょっとかかりますよね。時間を置くために,ピックガードの取り付けにかかりましょうか。

12月の最初の日は,雨の札幌です。

Walnut heel

Black Walnutのbindingに合わせて,ヒールキャップもWalnutにしました。ネックの真ん中はローズウッド。白太からローズの木目に変わるところを使ったので,こんな不思議なヒールになりました。荒っぽい仕上げの途中で記念撮影。

毎日30℃を超える暑さの札幌です。北国育ちには辛いですが,みなさん大丈夫ですか。


X bracing.

ブレイシングには roasted Spruce を使いました。手がいつまでも焦げ臭いです。
この熱処理された楽器用の材料には,否定的な方もいますよね。
確かにタップトーンは「カランカラン」言うほどなのですが,ピークを「今」に持ってきちゃう強引なやり方は,楽器の寿命を短くする,,ということのようです。スパスパ切れるけれど,確かに表面は脆いかな,,。なのでちょいと厚めの寸法にしてみました。

さて,どんな音がするでしょう。