ヘッドの仕様が決まったので,今度はセットネック。
Gibson社の言うところの「Deep Joint」ってやつなんですね。Gibsonはこれを作る時,ゴロンと接着してから,Pickupの形にザグるんでしょうかね。
ま,ザグってるのに合わせればいいので,どっちでもいいんですが。
ざっと合わせてセンターラインの確認。
Deep Jointの修理も初めてです。
微調整のマージンを残して,,ネックの取付角も確認。ま,こんな感じですかね。
ヘッドの仕様が決まったので,今度はセットネック。
Gibson社の言うところの「Deep Joint」ってやつなんですね。Gibsonはこれを作る時,ゴロンと接着してから,Pickupの形にザグるんでしょうかね。
ま,ザグってるのに合わせればいいので,どっちでもいいんですが。
ざっと合わせてセンターラインの確認。
Deep Jointの修理も初めてです。
微調整のマージンを残して,,ネックの取付角も確認。ま,こんな感じですかね。
茹でたExplorer
.樹脂製のヘッドプレートを変形させずに剥がす方法を考えてました。
ふと「茹でればいんじゃね?」。
洗面器にヘッドを入れてヤカンから熱湯を注いで,,ってみればわかりますか(笑。
10分ほど泳がせてからスクレーパーを慎重に突っ込んだら,見事に外れました。
いやー,ギターのヘッドを茹でたのは初めてです,,って,我ながらちょっと呆れました。
あー,面白かった(笑。
カケラの足りない部分をどうするかは別として,とりあえずこれを使うことに決めました。
これ,「修理」っていうより「改造」に近いですかね。
でも,ヴァイオリン族もネック平気で交換してますよね,ヘッドだけ元のをつけて。
ま,元のネックがヘッドが取れただけじゃないくて,全体に割れちゃってたんで,交換しないと楽器になりませんので,まぁこれもリペアってことにしていいですか(笑。
Explorerのヘッド。
このモデル,エッジの部分の処理が面白いんですね。木口が面に対して直角ではないんですね,,,ってわかりにくいですね。確かFirebirdもこんな処理だったような,,,。
いえ,大したことじゃないのでいいんです(笑。
新しいフィンガーボードはRosewood(多分Indian Rosewood)で作りました。
元々のもそうだと思うんですが,こっちは真っ黒に近いですね。日焼け(酸化?)したんでしょうけど。
アールを取るのに削ったら,きっと赤い木目も現れると思います。
さて,ヘッドプレート,どうしようかな,,。
中塗り吹付の様子。
裏ブタの色具合も合わせて。キャビティの内部のエボニーの柄が綺麗です。
浜二ペイントのクリアラッカー#1000は,乾燥が早い感じですね。
ラッカーとシンナーの比率を1:2.5くらいにすると,僕には扱いやすいようです。
気持ちシンナー多め。
セラックのフレンチポリッシュの場合,仕上げに近づくに従ってアルコールの量を増やしていくと思うんですけど(主に光沢を出すため?),ニトロセルロースラッカーのSprayの場合って,みなさん最後まで同じ濃度でやりますか?。
もしかして,この後2日ほど放置してサンディングの後に吹く最後の1回は,フラッシュコート(1:4)の方が綺麗に行くんでしょうかね,,,。ちょっと思いついちゃいました。急に強い日差しが差し込んできたので,記念撮影です。
静まり返ったような,札幌です。
フレットの溝切り。
Stew-macのFret Slotting Table Saw Bladeは,取り付け穴がインチサイズなので,入手した当時,日立のスライド丸ノコに取り付け出来ず,困りました。
今は存在するかもしれませんが,インチをミリに変換するリングが手に入らず,仕方なくホームセンターでREXONの激安スライド丸ノコを購入しました。値段は,この刃の方が高かったような,,,。これは最初からインチサイズ用。逆にミリサイズの刃を取り付けるリングが付いていたような,,,。
ただ,激安なものですから,イマイチ精度が出ませんので,こんな風にいろんな厚さの板などを組み合わせて,溝の深さも調整して使っています。えいや!で22F分切りました。
テーブルソーの方が安全で良いのでしょうが,置く場所すらありませんのでこの方式です。
それでも手鋸で切るよりは,,,ずっと楽ですよね。
Pentel Orenz0.2mm.
クリア吹きの1時間おきのインターバルに,Explorerの指板の準備をしています。
いつもの決まったスケールはジグがあるのでこんな風に指板にフレット位置を書いたりしませんが,今回のは24.562inch scaleというちょっと珍しいものなので,あいにくジグは持ってませんでした。
初心に帰って,墨出し。
ぺんてるのこの細いシャープペンは,こういう時に良いですよね。
でも,一度芯を中で詰まらせてしまって,文房具屋さんに修理に出したことがありました。
親切に対応してもらって逆に驚いた記憶があります。
扱いがちょっと厄介なペンなので,修理依頼は結構あるのかもしれません。
小さな取説は捨ててしまったのですが,実はそれは保証書だったらしいです。
あちゃー。
handmadeな我々は,まぁ言われなくても基本「Stay at home」な訳ですけど,それにしてもこんなゴールデンウィークは初めてですよね。ガレージで塗装していても,なんかいつもと違う空気を感じます。
いつぞやのVintage ラッカーを使っての,グラデーション。
ちょっと晴れ間が覗いた時,車庫で2回目のサンディングシーラーを吹いてました。すぐにドンヨリ曇ってしまいましたが。
まだ自粛の札幌です。
Red Ezo-spruce (Sakhalin spruce). 赤蝦夷松
4年ほど前,岩手の
” Odashima Guitars”
さんが下川町のスプルースを調達に北海道に来た時,「名刺代わりに(!)」と,置いていってくれた赤エゾ松です。名刺,デカ!。なんだか樹皮も神々しくて,剥がせばいいのにそのまま部屋の真ん中に立てて眺めていました。
樹皮を剥がして,切り出した木口をちょっとだけ綺麗にしたところ。
年輪を数えてみたら,,,151までは数えましたが,目がチラチラして自信ないです(笑。植林されたもの,,とお聞きした気がするのですが,年代,合ってますか?。151歳か,,気が遠くなります。
最初の1/4カットから外れかけていた端部が,随分乾燥が進んだせいか,グイッと力を入れたらバリッと取れましたので,試しにちょいと削ってみました。
まだちょっと乾燥させた方がいいかな,,。
もちろんアーチトップのトップ材として使わせてもらうつもりです。
小田島さん,お元気でしょうか,,って,見てないですよね,,スンマセン。
実は先日,「温根沼の赤エゾ松」を紹介されて手に入れることが出来まして,赤エゾつながりってことで引っ張り出したんです。
「Runt Guitars」さん
「ウッドショップ木蔵」さん
お世話になりました。地元の木材を楽器にするって,特別な意味があるように感じますよね。
そっちはきちんと製材されているんで安心です(笑。
14inch Semi-Hollowの塗装開始。
1回目のウッドサンディングシーラーを吹いただけなのですが,なんでしょう,,この仕上がった感。いえいえ,これからです。写真になると騙されてしまいますね。
でも,この杢目の激しさに,作っている本人が一番驚いているかもしれません。
いや,こんなFlameが出るとは思ってなかっただけなんですが。
使ったのはニトロセルロース系のサンディングシーラーですが,実は自分の楽器の塗装に初めて使いました。
これまでにかなりいろんなものに吹き付けたりして実験してたのですが,Flame Mapleに吹いたのはこれが最初。サンディングして下塗りが出来たら着色するかどうか,また考えましょうか。断然イメージが湧いてきました。
セラックのフレンチポリッシュも,一番最初に塗るとき杢目が浮き上がってきたりして,感動しますよね。
ちょっとハイになっちゃいました。