Build and Repair 2019

このDEEDEE7 15inch Archtopも仕上の段階。セットアップ中です。

現在,ピックガードをどうするか検討中。フローティングピックアップを載せるつもりなので,VoとToneもその上に載せたいので,それなりの寸法が必要です。

実は,こいつに生まれて初めてテールピースに既製品(Kluson製)を使いました。これまでは,全て木材から切り出して製作してきましたので,実に新鮮に感じます。メッキの感じも気に入りました。Pasquale Grassoの黒いアーチトップも,このテールピースですよね。今度はどこかでGoldのも使ってみたいな。米国 Stewmacから普通に入手できます。

4年前に製作したSemi-Hollowが戻ってきました。

なんとテールピースが「割れた」。Bocoteを削り出したテールピースの弦を通す部分が割れていました。アースを取るためにブラスの板を付けていましたので,破片が飛び散ったりはしてませんでしたが,驚きました。うーん,,。

「実験機」DEEDEE3は,初めてのSemi-Hollowでしたので,作りながら「実験」を繰り返してました。このテールピースも,最初はブランコにしてましたが,テンションが低すぎてボディに固定した経緯がありました。

何せ,「ボディと弦の間の間隔を「フェンダーみたいに近づけてほしい」という要望があったものですから,通常のアーチトップとは違い,全ての角度が浅く,「やってみないとわかんない」という無理っぽい企画だったのです。

ピックガードは,その要望主でテスターを買って出てくれた現オーナーが,「床材の『Pタイル』で作った」(!)ものが取り付けられていました。すご,,。Pタイルか,,思いつかなかったなー。新しいテールピースは,またボディにビス止めするのですが,Archtop用に切り出していたZiricoteと,弦を通す部分に真鍮を削り出して製作しました。これならしばらく「壊れない」でしょう(笑。またこれでテストしてもらいましょ。

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15inch Archtopの仕上に取り掛かります。バランスを見ながら,ピックアップの位置を決めてピックガードに固定しました。ピックガード上にVoとToneを配置するのですが,とても狭いのでノブもどんなのにしようか検討中。いつもジャズベースの小さい方のトーンノブを使ったりするのですが,これはDunlopのちょっと大きめにしましょうか。ピックガードの固定は,やはりステーを使った方が安心感がありますので,デザインを考えて製作しようと思います。

オクターブを合わせたABRブリッジの駒の位置を書き写してEbonyでブリッジを作りました。ダダリオの011から始まるフラットワウンドです。ずっとこのセットを基準にしているので,製作した楽器のの全てはこれを張ってチェックを始めます。弦の種類が変わるとわからなくなっちゃうんですよね。楽器のそれぞれの個性を聞き取るためなのですが,みなさんはどんな弦を基準にされていますか。

14inchのボディライン,作業を再開します。ネックジョイントまではやっていたんですが,3本の15inchの塗装にかかりっきりでしたので,久しぶりです。ネック側のボディラインは,他の部分と違うフラットなイメージにしたかったので,ウエスト辺りからネック方向にこんなカーブが生まれます。もうちょっと追い込みます。イメージとしてはこんな感じなんですが,もうちょっと滑らかにしたいですね。#180と#400の2種類のサンドペーパーを大量に消費します。

yahoo オークションに出品されていた「タンニンと鉄溶液」を使って「黒染め」の実験をしてみました。赤いPao Rosaにタンニンを染み込ませ,乾いたところに鉄溶液を塗りました。1回目でこんな感じ。(奥の黒い一番上のはAfrican Blackwoodです。これは素材のままで染めていません)。どの程度染み込んでいるかは,これから検証しますが,なかなかいいんじゃないでしょうか。「真黒」な材料の入手がますます難しくなるでしょうから。大手のバイオリンメーカーさんは昔から指板を染めていましたが,こんなやり方をしていたんでしょうか。

パオロッサは,油分も高そうなので,一度脱脂してからやったら,もっと染まりやすくなるかもしれません。

D’aquistoのデザインをモチーフに,新しいアウトラインを引きました。うまくいったら塗装中の3本の15inch Archtopに使う予定です。

Gibson L5 CES.

多分ほとんど使われていなかったと思われる1993年製です。オクターブチューニングと,多少ネックの調整が必要かなというくらいで,点検していても直すべき箇所が見つからないな,,。いい感じ。

でも,せっかくやってきたのですから,Gibsonの17inch Archtopについての長年の疑問を,これを採寸させて貰って,ちょっとでも解いてみたいと思います。何せこのモデルが一番有名で代表的な17inchですよね。

真っ先にボディにスケールを「そっと」当ててみましたら,なんとボディの長さが同じ17inch bodyのJohnny smith modelより18mmも長い(!!)事が判明。ウエストのくびれの位置も「全然違う!」。スケールが異なることは有名なので(L5が25.5inch, Johnnysmithは25inch)知っていましたが,ボディの寸法がここまで異なるって,みなさん知ってました?。

あれ,,,知らなかったの,僕だけ?,,。これからじっくりみていきます。興味津々。TopとBackの厚みも測ってみましょうか。そういえば,以前J-200の寸法も採ってあったはず,,,あれ,どこかな。

フレットとナットも多分オリジナルのままと思われます。

011から始まるダダリオのフラットワウンド弦を張った状態で,ローフレット側がちょっと弦高が高めに感じましたので,1F上の弦高を測ってみましたら,0.15〜0.18inchくらいでした。なのでナットの溝はもう少し切ってもいいな,,と思います。

Gibson社も当時ナットの溝切りは手作業でしたでしょうから,ばらつきは当然ですよね。ネックはちょっと順反りですが,一度に調整するのははばかられますので,数日うちの工房の環境においてから,どの程度調整するか決めたいと思います。

順反りを修正して,ナット溝を下げると,全体に弦高を下げられる事になりますが,今現在の状態でも支障はないと思いますので限定的に止めたいかな。奏者によっては,ローフレットのテンションが気になるかもしれませんので,ナットはやりましょうか。

spray作業をこれで完了としました。先週仕上げていたつもりだった2本のヘッド裏のラッカーが,ちょっと足りない感じがして,それらも今日,一緒に吹きました。ラッカー:シンナーを1:3くらいの薄めのを吹きます。Flash coatというと1:4くらいにするみたいですよね。でも,今回は,5回のコートもそれほど厚くなさそうだったので,この濃度にしてみました。全体にかなり「薄め」のコートになっています。

Sprayは冬場を除けばガレージでやります。時々シャッターを開けて換気と乾燥中に記念撮影。Gunは Anest Iwata のを3種類使いました。101-134BP4は着色用,101-142BP2をクリアの仕上げ(Flash coat)に。中塗りのクリアに101−K1を使いました。K1は汎用タイプらしく,吐出量も多めに感じますので,1時間間隔で5回吹く中塗りにはちょうどいいように思います。142BP2の方がちょっと粒子が細くて揃っている感じがしますが,いちいちカップの中身を入れ替えるのが面倒で,こんなやり方になっちゃいました。道具を出せば出すほど作業の後片付け(ガンのクリーニング)が面倒といえば面倒でしょうか。

今日の作業にも玄々化学工業のLC-22クリアラッカーとシンナーを使いました。「浜二ペイント」の#1000クリアラッカーも持っているのですが,実は冬場にリペアで使った時に白化してしまい,苦手意識のあったものですから,天候の良い今日,もう一度試してみました。かなりラッカーの粘度が高いので,ラッカー:シンナーを1:3~4に希釈してみますと,何も問題は起こりませんでした。やはり室温と湿度,希釈する割合がマッチしていなかったのでしょう。ただ,非常に湿度の低い冬場に「白化」した理由は,まだピンときていません。どなたか,お分かりになりますか。

Lacquer finishの途中です。

玄々化学工業のLC-22 クリアラッカーと,例の琥珀色のヴィンテージラッカーを使いました。リターダーはなし。

奥の2本は,数日前にクリアを1回吹いてから,調色材を混ぜたのを吹いて定着にもう一度クリアを吹いてありました。今日は1時間置きに5回,クリア吹き。手前のはその前段の調色中。ところが,だんだん乾きが悪くなってきたなーと思ってましたら,湿度計の針がぐんぐん上がっていました。やっぱり台風は来てるみたいです。

15inch Archtop。

3本のサンディングがやや終了です。

ネックヒールに随分時間がかかった気がしますが,ただ暑さにやられていただけかもしれません。ネックのグリップは,手の感覚でヤスリとスクレーパーで仕上げていったのですが,不思議なことに3本ともほぼ同じ形状になりました。やっぱり手で感じてイメージすることって,そんなに種類のあるものではないのかもしれません。

なので,そのあと意識して3本別々のアレンジをして仕上げました。でも弦を張って,実際に演奏してみるまでは,どれが正解なのかはわかりませんよね。

欅のバック。

ほぼ柾目のケヤキは,こうして離れてみるとマホガニーみたいに見えますね。半日サンディングしていたら,欅の匂いが部屋中に満ちていますので,匂いでバレちゃいますけどね。ネックの形状も整えています。どちらかというと,ちょっと扁平したUネック。これはこれでいいかな。特厚のEbony指板です。暑さが遠のいて,やっと工作室に落ち着いて座っていられるようになりました。でも,来週からまた暑さが戻ってくるとか,,,。涼しいうちにサンディングを進めましょうか。

ヒールキャップは,African Black Woodを使いました。

DEEDEE6 Nylon model のネックヒールの仕上げ。バインディングにBlack Walnutを使いましたので,ヒールキャップもそれに合わせました。カーブをきれいに合わせていくのは楽しい作業なのですが,こう暑くては集中力が続きません。一体全体,30℃以上の気温がこれほど続くと,全部のバランスが崩れてしまいそうに思います。とりあえず,大雑把に形を整えたところで,今日はもうビールタイムにしましょうか。

StewMac Repair Vise.

米国からの送料が高くつくので二の足を踏み続けていたこの「万力」をとうとう入手してしまいました。送料が安くなる年間プランみたいなのをStewmacが始めたのがきっかけです。台湾製と書いてありましたが,Stewmacのオリジナルなのでしょうか。他では見たことがないように思います。掴む部分の弾力が非常に理想的なようで,ほとんど傷つけたり凹ましたりせずに,こんな作業が出来るのですから,「価値あり」でした。設置には,作業台に16Φくらいのボルトを通す穴を開ける必要があります。週末にかけてネックとボディをニカワで接着しましたが,写真はその最終調整の様子です。

Neck heelを整えているところです。一番手前はやや完成。真ん中は削ってる最中。一番奥は「これから」です。CシェイプとUシェイプの中間くらいの,標準的なグリップに仕上げますが,平らな部分の多い角ばったグリップも悪くないかな,,と最近思っています。ただ,それも使い手のリクエストがあれば,,,の話ですよね。「手が疲れない」というのは,実に微妙な表現で,演奏者それぞれの感覚ですよね。割と太めが「疲れない」と感じるか,細いのが,,,,とか。ヒールは,手に違和感がないことと,ハイフレットへのアクセスのしやすさ,ですよね。ヤスリ掛けで全身粉だらけでヤバいです。

Fretting.

Steel 弦用にはStew-mac #149, カエルのナイロン弦用にはMediumの#148のフレットを使いました。Mediumの端部のタングを切るのに手こずりました。タングニッパーって,フレットの種類で別に用意されてたんでしたっけ。#149はいつも通り普通に切れてたんですが,,。今度Medium使うときは,タング取らずにやろう,,。フレットの溝にはニカワを流し込みながら打ちました。「おまじない」かもしれませんが,イントネーションが揃ってくれるようなイメージ(笑)。

bodyのサンディングもそこそこに,ネックの仕込みをしてフィンガーボードをちょんと当てがって記念撮影です。まだネックは接着してません。ギュッとはめ込んだだけです。エクステンションもこれからです。24Fの楽器は,ピックアップの位置がそれによってブリッジ側へ必然的に寄ってしまうので,それがちょっと引っかかります。20Fでやめておけば,それだけネック寄りのピッキングが楽になりますから,ジャズ寄りの演奏に向きますよね。けれど,今回のボディサイズが14inchですので,22Fまで打とうか,,迷っているところです。どーしよーかなー。

Makitaのルーターで周囲を切りました。バック側のアールの感じはまだ完全にイメージ出来てないのですが,まずは切ってみます。パネルのあたりの曲線をどんな風につなげていくか,考え考えやってます。もうちょっと大きいアールにしたいな。肩のあたりは逆にアールを切るのを途中でやめています。そのあたりもハンドカーブします。

14inch Semi-hollowのバックパネルを仮止めしたのは,ボディ周囲のアールを取るのに使うルーターを安全に使うためです。角度が微妙に合わなくなると,とんでもない事になりそうなので,安全対策です。とはいえ,今回は複数のアールを使い分けてみようと思っているので,そのイメトレ中。さてどんな風になるかな。マイクロビスは#1のプラスで回します。この手の作業に電動ドライバーは恐ろしくて使えません。

段々最終組立に向けて,いろいろなパーツの仕上げに入っています。ただでさえ狭い工作室なので,1本ずつの作業が精一杯なのですが,Fingerboardのカットが終わったので記念撮影です。

side Position Marks.

透明のアクリル板の端材でこんなテンプレートを作ってポジションマークの下穴を開けています。指板の厚みによって開けたい高さって変わりますよね。

ちょっとした角度の違いでずれて見えてしまう実は難しい作業だと思っています。いつもの白いマークを入れました。

カエルのインレイの配置を決めているところ。このヘッドの形にカエルを入れたことがないので,Tunerを仮に取り付けて位置を確認します。ヘッドが小さめのせいか,カエルが大きく見えます。これはこれでいいかな。

Gotohのマグナムロック付きのは,今回初めて採用します。シャフトの長さは標準の20mm。下穴は10mmジャストです。

今朝は,ノミを研ぐことにしました。普段は天然砥石を主に使っています。中山や,どこの山かわからない巣板のお気に入りがあります。ですが中砥(#1000)はシャプトン「刃の黒幕」を使ってきました。

 それでシャプトンの違う番手も使ってみようと入手はしていたのですが,なんだかんだ言ってちゃんと試していませんでしたので,今朝はそれらを並べて使ってみています。

手元にいつも置いている8分の左市弘の刃先の欠けが気になってましたので,これを実験台に。いつもの#1000から初めて調子を見て,二つ番手を下げたところから研ぎ直しました。さすがに#120までは下げませんでしたが,#220から#12000まで表を研ぎました。裏はいつもの中山。

「キラッキラ」になるのは好みの分かれるところと思いますが,これはこれで新鮮な感じがしました。ただ,,8種類を順に上げていく作業は,測ったわけではありませんが,慣れた天然砥石を使った方が早いかもしれませんね。これも慣れなんでしょうから,シャプトンが悪いわけではありません。

あっという間に午後になってしまいましたね。

真珠貝(Mother of Pearl)に切り出したカエルのボディの紙をノリで貼ります。過去に使った小さな端材にもこうして張り込んで,ジュエリーソーで切り出していきました。4匹分を切り出すのに,段取りも入れたら4時間はかかってるんじゃないでしょうか。いやいや目もショボショボになりました。

1.5mm厚の真珠貝は,以前はStew-Macなどからも買えたのですが,今は輸出禁止になってしまったので,国内で求めます。また値段,上がってるんでしょうかね,,,。

ヘッドの「耳」をつけたのは一昨日でしたか。set Neckの仕口を鉛筆で描いていきます。スケール,取付角度,弦のボディとの離れ具合,ブリッジ部分の高さのチェック,,,,。いろんなところを1本ずつ考えて線を入れます。実際に切ってしまってからだと取り返しが付かないことにもなりかねないので,慎重にチェックします。

手前が14inch, その他はすべて15inch Archtop.サウンドホールのデザインとボディの厚みは変えてます。トップのスプルースは共通ですが,Back&sideもバラバラ。ああ,やっと記念撮影できました。

15inch Archtop “DEEDEE Model 7”

ニカワで接着したパラレルブレイシングを整形しているところ。お寺の棚板だった古いスプルースを切り出してブレイシングにしました。サイズはW12mm,H29mm。ちょっと太めですが,前々回だったかの,15inchに使ったサイズを採用しました。コンプ感というか,鳴りの感じが好きだったのでもう一度。でも〜「勝利の方程式」はまだない,,って部分ですよね,この辺り。ブレイシングの寸法一つとっても。古い楽器のそれを観察しても,ばらつきが大きすぎて,サイズ(幅と高さ),木取り,形状(弾丸型がいいのか,大手メーカーのように切ったまんまに角ばっていてもいいのか,とか),,,。少なくとも僕はまだ納得のいく寸法の「法則」を見つけていません。っていうか,いつか見つかるんでしょうかね。心に叶う落とし所を探して「完了」にしています。

14inch Semi Acoustic.

14inchにもfホールを切りました。裏から見たらこんな感じ。言ってみればフラットトップなんですよね。いつものアーチの曲面上から垂直な切り口を見せるのと違って,随分やりやすかったですが,硬くて手が痛くなりました。

14inch Semi-Hollow. どんなセンターブロックにしようか,あるいはブレイシングにしてしまおうかと,ずっと考えていました。トップもフラットなメイプルですので,いわゆる「ハコモノ」とはちょいと違う構造にしたかった,というのもあります。ただ,ES-335のようなセンターブロックにしてしまうと,ほぼソリッドボディになってしまうのもちょっと違うかな,と。で,思いついたのは,パラレルブレイシングをボディバックまでつなげてしまおう,ということでこんな感じ。ヴァイオリン族のトーンバーの位置にぶっといのを,トレブル側に細いのを配置します。

この「ブレイシングもどき」に使ったのは「ラオスヒノキ」です。10年以上もストックしてきて,初めて楽器に使ってみます。なぜ今まで使わなかったかというと,実に割れの入りやすい,言い換えると,いつまでたっても安定しない材料だったからです。「ヒノキ」という呼び名とは異なり非常に脂分の多い樹種で,冬目の脂の多いあたりから「ピキっ」といつの間にか割れが入ってしまうのです。こんな目立たない部分にも,使うのを随分迷いましたが,「実験機」なので実験してみます。割れそうな気配のある部分を排して,いいところを選んだつもりですが。トップとバックに挟まれてストレスのかかる部分ではないので,大丈夫でしょう。割と軽いのがもう一つの理由です。他にはない独特の香りがあります。噂では,この材料も輸出禁止になっていて,入ってきていないようですね。

この「ラオスヒノキ」,でかいフリックも持っているのですが,さて安定する日は来るんでしょうか。

昼過ぎにニカワで接着したKeyakiのバックとサイド,夜中になってクランプを撮りました。周囲のはみ出した部分もトリマーで飛ばして記念撮影。いやいや,この時間にトリマーはないでしょ?!な午後10時。なぜか苦手な春。「取り越し苦労」「杞憂」が大量発生する季節だと思いませんか。僕にとっては花粉よりヤバいと思うんですけど,,,。それらも一緒にトリマーで飛ばしましょう。

バインディングの接着の翌日。

一晩おいて黄色いテープを剥がしたところ。はみ出したニカワが汚いですが,こんな感じです。バインディングの高いところはミニカンナで平らにして,あとはサンディングです。まぁまぁうまく付いたみたいですね。僕にとってはこの工程が最高難度かもしれません。ニカワを使ったのでミスっていたらやり直しも出来るのですが,やりたくはない!ですよね,,。埃まみれのサンディングが終わったら,やっとネックジョイントですね。

黄色いテープはStewmacから購入したもの。別にホームセンターのマスキングテープでも大丈夫なんですが,なんとなくこいつはちょっと引っ張る力を強くしても大丈夫のようで,使ってしまいます。さらにゴム紐でグルグル巻きにしたいのですが,肝心のゴムがどこかへ行ってしまって,,,。はい,探します。

変な箱に入れたのが間違いでした。でも,見つけましたよ。色が一緒なのがヒントだったのかな,,って全然関係ないですね。

BlackWalnutのバインディングを廻すことに決めて,その溝を切りました。Jigに取付たトリマーの悲鳴のような音は,何度聞いてもエマージェンシーに感じて緊張します。でもそのおかげで手を切らずに済んでいるのかもしれませんね。  Stew-MacのTrimming用Jigを使っています。トリマーはMakitaのもの。冬の寒さに負けて,すっかりトリマーを室内で使うようになってしまいました。でも,照明器具がたくさんあるので,作業は格段に楽です。後片付けさえなければ(笑。

Guitar Case.  ギターは製作してもケースは市販のものを求めます。一度作ったこともあるのですが,要領をえなかったからか,随分手間がかかりましたので,それ以来自作はちょっとやめています。ワンオフで特注すると高くつくので,常に製作中のサイズが入るケースを探しています。ピアノの下のストックから,ボディの薄いこのDEEDEE5にぴったりのを見つけました。これは元々は何のモデル用だったんでしょうね。でも,ゆくゆくはケースを作ってくれるところと提携したいです。

Extensionを取り付ける部分のカットは,今まで色々な方法を試してきました。もちろん手鋸とノミから始まって,ルーターを使う方法が最近でしたが,今回はこの方法。トリマーをこの赤いアームに取付て,ガイドはそこらへんの木片をクランプして。案外うまくいきました。集塵機能のないこれらの道具を室内で使うのに抵抗感があって(掃除が大変!!)なるべくガレージでやってきたのですが,だんだんそれも億劫になってきて,こんな方法を編み出しました。赤いアーム,精度はイマイチなのですが,片手で使うときの安心感がいいです。ホームセンターで手に入れたので,正式な商品名がわからないんですが,,。

Neck Joint.

ダブテイルを手鋸で切って,チョークフィットしました。最後の追い込みを残して完了です。ここまでやっておいてから,ネックのExtentionとフィンガーボードを作ります。やっと楽器の形が見えてきました。


正面から見たところ。いい感じです。膠を準備しましょうか。

Center Lineを確認するための定規を製作しました。
製作と言ってもポリカーボネートの大きな板(3ミリ厚)からネックの幅に切り出して,真ん中にカッターで切れ目を入れただけなのですが。

これまではステンレス製の定規(既製品)を手で当てて何度も確認する,,というやり方でしたが,こういう透明のものがあれば,作業が楽になるんじゃ,,,,という目論見です。いろんな方の製作現場の写真には,こんなようなものが登場しているのを何度も目にしていたのに,億劫で作ってませんでした。

春っぽい日差しが,ちょっとだけ僕に「やる気」を起こさせてくれたみたいです。

古いクリアラッカーの缶から出てきたのは,こんな真っ黒に見える液体。でも丁度いいアンバーな色でした。もしかしたら,これは超ラッキーなことかもしれません。

これまで製作してきたNeckは,ほどんどはこのようなQuarter Sawnにして木材を使ってきました。今回の下の写真のモデル( DeeDee 5 ) には5プライのうちの外側をFlat sawnの材料で組みました。たまたまそういう材料を手に取ったということなのですが,Flameの見え方が綺麗だったから,,,というのが最大の理由でしょうか。まぁやってみましょう。

Sanding,,sanding,,sanding,,,.

どうしてヤスリ掛けって億劫なんでしょ。「ヤスリ掛けが大好き!!」っていう製作家,そういえば聞いたことがないかもしれません。まずはサイドから。綺麗に仕上がっていく様子を見られるのは,それはそれで嬉しい場面もあるのですが,マスクも息苦しいし,周囲は粉だらけ,,。使っているのは,3Mの糊付きの#100のサンディングペーパーです。いろんなものに貼り付けてヤスリ掛けが出来るので重宝してます。これがなかったら,相当厄介ですよね。頑張りまーす。

***Summicron-R 50mmF2.0***

同時進行が5本を超えると,それぞれの楽器に採用しようとしていたパーツがごちゃ混ぜになってきました。ヘッドのデザインからTunerを考えていたはずなのに,「あれ,,これだっけ?」。ピックアップ,Tuner, Finger board,,,6本分ちゃんとあるんでしょうか(謎。探します。



Kayaki Back Model のサウンドホール。
トラディショナルなFホールにしましょうかね。
ちょっと細身のがいいかな。
透明のテンプレートが重なり合うと,なんだか夢の中のような感じになりますよね。





X bracingの仕上げ。

割れ止めも付けなればなりませんね。

冬場は加湿器をフルに使っているのですが,油断するとすぐに40%を切ってしまいます。

30%を切るとBodyが割れますから,真剣です。

2019.1.4

Shellac 30g + Sandarac 10g + 無水アルコール 200cc.
多分これでちょっと濃い目のShellacの出来上がりです。一晩おけば溶けます。