The location of the soul

魂ってどこにあるんですかね?(笑。

心とか魂って,体のどこにある?問題。

脳の中に決まってんじゃん!とか,DNAとか,血液??あれ?,,ってな具合で。

どっかに「個性」とか司ってる部分ってあるんですかね,,

って,そんな難しいこと,私なんぞには分かりませんが。

ただ,今回このジョニーさんの大手術して,弦を張って最初に出てきた音,手術前と比べてどうだったと思いますか?。

「ざっくり元と同じ音」でした。

もちろん,音量はちょっと大きくなったり,,とか,前より音程が聞き取りやすいかも,,とか,ピックアップと弦との距離が正しくなったので,アンプからの出音が「ちゃんとした」とかはありますが,全く同じ年代の全く同じ工場で作られた同じモデルと比べても明らかに違う,この楽器の「声」でした。

ジョニーさんにしてみれば,「やべー,もうちょっとで死ぬとこだったぜ,,」ってくらいの大手術ですよね。

ボディから首(ネック)を一度取って,角度を変えて,フィンガーボードは作り替えて,,。

私的には,ネックジョイントって,その楽器の音のコアだと感じることが多いのですが,ネックジョイントをやりかえても,ニュアンスは変わらなかったです。

ある意味,それで「正しい」のだと思いますが。

ストラディバリの時代のヴァイオリンは,そのほとんどが今の基準より短いショートスケールのネックだったので,現存している楽器のほとんどは,ネック部分だけ「ロングスケール」になるように別の人が入れ替えているって聞いたことがあります。

ボディとヘッド(スクロール)だけは,製作者のものなのだとか,,。

じゃ,ネックって楽器の個性には関係ないんじゃね?,,

となるかもしれませんが,ご承知の通り,ネックの材質で響き方,違いますよね,,,。

じゃ,楽器の個性ってどこに???(笑。

ストラディバリのレントゲン写真ってありますよね,,でも,わかんないみたいですよね,,彼の秘密。

まぁ,今回はフィンガーボード以外は「元のまま」ですので,「当然」なのかもしれませんが,,,。

などと,リペアを終えて実際に音を出してみた「ファーストインプレッション」でした。

つまんない話ですんません,,(笑。

2 thoughts on “The location of the soul

  1. はじめまして、宮城県在住の音楽愛好家?T(73歳)と申します。
    小さい頃から音楽に親しみ、叔父からギターの手ほどきを受け、現在まで
    毎日練習に励んでおります。御サイトの更新を毎回楽しく拝見しており、
    数年前からのジョニーさんのリペアを毎回楽しみく眺めておりましたが、
    今回のネックリセット等の大手術、待ちに待った結果が「ほぼ変わらず」という
    ご感想に深く納得いたしました。
    1970年代から175・バードランドを、1990年代からL-5Wes・長野の鷲見工房製などを
    弾いております。いずれの楽器もリペアを経ても弾きやすくはなれど、個体としての
    音はまったく変わらないことに不思議と納得していたことが今回の投稿でさらに
    納得が深まりました。ありがとうございました、これからも楽しみに拝見させていただきます。

    1.  T様,私の拙いブログ,読んでいただいていてありがとうございます。メッセージ嬉しいです。いや,ホント,楽器の個性って,不思議ですよね,,。今後ともよろしくお願いいたします。 

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