Shipment Weight : 104.602

Body用の材料が入ってきました。

また「セール特価!」のメールに「釣られ」ました(笑。

米国から10枚で50kgの荷物が2週間もかからないで届くなんて予想外でした。

妙に早いなぁと思って伝票を見たら,「オーバーサイズフィー$100」。

あらぁーそういう事ね,,(笑。

これだけの量が届くのは,3〜4年前にCurly Mapleを「大人買い」した時以来ですかね。

Korina,

Swamp Ash,

Black Limba,

Alder,

Basswood,

どれがどれだかお分かりになりますか?(笑。

夕暮れの暗い光での撮影でしたので,コントラストが足りなくてわからないかもしれないですね。

この5種類,私,実は今まで一度も使ったことのない材種ばかりなんです。

主にソリッドギターに使われてる有名なものばかりですよね。

でも,Archtopにこれらが使われているのを,私は見たことがありません。

なので,「使ってみようかな」と(笑。

(でも,ソリッドは作らないと思いますが,,(笑。)

これら,ソリッド用に売られている木材は,伝統的なArchtop guitarには「寸足らずなので使えなかった,,」ということもあるのですが,

今回のような14インチだったら,「ギリ使えるかな,,」のサイズだったので,セールに乗りました。

使ったことがない,,ということは,触ったこともない訳で,

興味深々です(笑。

(どれが一番重いんだろ,,ブツブツ,,置き場所作る暇もなかったよな,,ブツブツ,,ソリッド用は分厚いな,,,ブツブツ)

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 マルカ正本山 左市弘

Polishing by hand.

「零号機」のポリッシュ開始。

「水研ぎ」から始めます。

小さなアールのエッジが多いので,気を使います。

これはじっくり構えてやらないとヤバいヤツじゃん,,(笑。

どう考えても,大量生産には向かない設計っすね,,,って,

そんな気はさらさらないのですが,

工場生産用の設計を最近間近に見てるので,どこか目が影響を受けちゃってますね,,(笑。

せっかくキラキラしてたのをわざわざサンドペーパーで落としたので,

艶消しになったところで「記念撮影」,です。

Pickup Cavity.

pickup用の穴あけ。

いつものテンプレートを使います。

ただし,Stewmacのこの綺麗なアクリルのテンプレート,ちょっとサイズが大きめなので,

一回り小さくしたい時は,9,5mmのビットに12.7mmのベアリングをつけて使います。

その後の深いところは1/8inchの小さなコロ付ビットで。

Bare Knuckleのハンバッキングがピッタンコでした。

うまくいきました。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 マルカ正本山 左市弘

10 years ago.

10年前。

朝,起きてすぐに,以前取った寸法を確認しようと,ノートのページを捲りました。

1965年製のES-335のネックのデータをひょいと見ると,10年前の日付。

友が快く採寸させてくれたものです。え,あれから10年?。

ページを探した,Prototype初号機までの記録で全ページが埋まったオレンジのノートも,

描き始めたのは「10年前」。

あれ?。

「弐号機」のヘッドの「耳」に使う材料を漁ったら,,カットした日付が「10年前」。

おいおい,,(笑。

10年前って言われても,何があったのか俄かには思い出せもしないですが,確かに「何か」はしていたようです,,(笑。

「耳」を切り出して,クランプ。

この木製のクランプ,私の目には「うさぎ」にしか見えないんですが,どなたもそんなふうには呼んでないですよね,,(笑。

「これはウサギさんに頼もう,,」

独り言を言いながら接着完了。

ネックエクステンション。

ネックのCurlyの雰囲気に合った端材を探しました。

ま,ほとんど見えないと思いますが。

さて,次は,,っと。

なぜか今日は,また別の「10年前」が出てくるような,微かな予感がします。

なぜなのかは,わかりませんが,,(笑。

5 more millimeters.

あと5ミリ。

ネックとボディのダブテイルジョイント,もうちょっとのところで一旦角度を確認します。

この道具,今マイブーム(笑。

はい,角度はいい感じですね。このまま進めます。

写真が急にメカっぽいんですよぉ,なんかかっこいいっす(笑。

ところが,,,

ネックの両サイドをラフに切ろうとしたら,小型のバンドソーの刃が外れました。

切れたんじゃなくて「外れる」なんて,初めてのことで驚いたのですが,事態は深刻みたいでした。

内部のプーリーのゴムが擦り減ってしまってるみたいで,何度掛け直しても「バン!」とハズレます,,,。

近所のホームセンターの閉店セールで入手したのは多分20年くらい前,,。

ああ,ダメかも,,。

ガレージの中型ので何とかなりましたが,ちょっとショックな夕暮れです。

in case of Gibson L5-CES.

Gibson L5の場合。

「弐号機」のネックのシェイプについて,L5Sのネックなら「どうよ」とのコメントを頂きました。

L5Sは残念ながら弾いたこともなければ,触ったことすらないので,

手持ちのL5-CESを叩き台に,比較検討することに,,,。

(いやぁ,ぜひ弾いてみたいです,L5S。どなたか,3日間だけ貸してください(笑。)

JohnnySmithの60’sのネックから取った「型」を当ててみます。

底面のアールに極めて近いのは,Johnnyの3FあたりがL5の1F,9Fのが4Fにフィットしました。

ネック幅はそれぞれもちろん違いますが,シェイプとしてはこんな感じになりそうですね。

思ってたより太いっすね,,。

1992年製のこのL5のネックが,70年代前半に作られたL5Sのネックと「どうなのか」は謎ですが,,,(笑。

最近読んだ,スティーブ ルカサーさんのインタビューで,彼は

「今でも,理想のシェイプのネックのギターを探している」と,,,

って,あなた!,今までどんだけの種類のギター弾いてきたの!?,,,

で,その中には「なかった」のね,,理想,,,(笑。

「ネック沼」は,思ってたよりずっと深そうです,,,。

in case of Fender Telecaster.

Fenderの場合。

ここのところ,休日ってものがなかったので,せめてがんばった「自分へのご褒美」に,弦の張り替えをさせてあげます(笑。

ちょうど,Prototype弐号機のネックジョイントをやってるとこなので,

「別物」のをみてみます。

デタッチャブルネックのチルト機構は,3点留めのものしか知りませんでした。

なので,バラしてみました。

なるほどぉ,こうなってるんですね。

チルト用のイモネジは,6角レンチで調整するようになってます。

ボディの材料は,この塗装のない部分を見ると「アッシュ」っぽいんじゃないでしょうかね,,なんとなく。

もう一つの「謎」。

アームの本体がこれ。

ま,ネットで調べて「なるほどぉ」とわかってはいたんですが(笑,

「Free Flight」って名称の,本家本元Fender社のオリジナルだそうです。

一時だけ採用されて,すぐ「なくなっちゃった」らしいです(笑。

どうりで「Fender初心者」の私が知らない訳です。

スプリングは最初から3本なんですね。

Stratocasterのとは,元から設計が違うんですね。

Tunerは,近代的な方のが付いてましたが,ナットが全部緩んでいましたので,締めます。

(なんかパッとしない感じがしたのは,このせいだったのかな,,)

010〜046の普通のラウンドワウンドを張ります。

011以下の弦なんて,一体何年ぶりの事でしょ。

うーん,新鮮だ,,,(笑。

009からの弦を張った方がさらに新鮮だったのかな,,。

いい気晴らしにはなりました,,,って,

ちょっと普通過ぎましたね,,どこか壊れてないとつまらないっす(笑。

Starting the neck joint.

ネックジョイントの開始。

また「先っぽ」を入れたところで記念撮影(笑。

子供の頃,飛行機のプラスチックモデルを組む時,

なんといっても胴体と翼を接着するときが一番「大興奮」したことを思い出します。

つまり,今も「7歳児」とほとんど変わってないってことです(笑。

正面から見たところ。

本当に「先っぽ」しか入ってないのですが,

正面から見ると「もうできた」みたいで,また「興奮」します(笑。

(やっぱりアホなのかな,,,ブツブツ,,)

すっかり嬉しくなった撮影,終了。

はい,冷静になって,取付角などをもう一度検証しましょう,そうしましょう。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 マルカ正本山 左市弘

Preparing the neck joint.

ネックジョイントの準備をして行きます。

余計な部分を切ったり,

接続面をカキっと綺麗にしたり,,。

多少面倒でも,ここら辺を「凛」としておくと,後の作業が楽だったりしますよね。

って,経験から学びました,,(笑。

墨線を入れ終わったところで「記念撮影」。

微妙な厚さのエクステンションなので,組み込む順番を考えます。

っていうか,ヘッドとフィンガーボードを仕上げて行かないと,,ですね。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 マルカ正本山 左市弘

Neck Alignment.

ネック角。

headに「耳」も付いていないネックと,幅を落としてもいないフィンガーボードですが,

ネックの取付角を決めるのに,こないだのBenedettoのジグを早速使います。

今回のエクステンションの厚みは,

一般的なアーチトップと,ES-335みたいにボディに指板が乗ってる感じの「中間くらい」にしたいな,,と。

そうすると,ネック仕込み角は,大体87°くらいになるみたいです。

60年代のES-335が86.5°くらいだったと,ノートに記録があるので,「だいたい合ってる(笑」計画です。

このジグ,こんな風にも使えるんだ,,。

結構はっきりしたCurlyのMapleネック,

角度を合わせてジョイント部分の仕口を作っていきます。

雪が溶けて,随分陽の長くなってきた札幌です。