Repair Finished!

Explorerの修理完了。

ま,出来てしまったら「普通」ですね(笑。ちょっとだけ違うのは,,,

ネックの裏側はちょっと「普通」ではない感じもちょっとだけ,,。

ヘッドはこんな感じ。ま,普通です。

横から見ると,こんな感じ。

ヘッドの裏側。

保証書代わりに,元のヘッドをぶら下げる,,っていうのはどうでしょう?(笑。

案外良いかも,,,。

ってなことで,Orville by Gibson Explorerのリペア完了です。

Setup

Explorerのセットアップ。

とうとう弦を張りました。その前にサーキットの半田付けをしたらば,,。

トグルスイッチが壊れているのはわかっていたのですが,ピックアップの結線を済ませて,アンプに繋いだら,,,リアが無音。あれー?!,,

テスターはかけていたので問題ないと思ってたんですが,,,,。

ピックアップは生きていましたから,サーキットのどこかに問題があるはず,,,,。結果,リアのボリュームポットが死んでいたようです。テスターじゃわからないんですかね,,,。

新品の500KΩBにチェンジしたら,普通に出力されました。

なんだったんだろ,,,(笑。

ナットはオイル漬けの牛骨を使いました。

さ,微調整は後にして,ちょいと弾いてみましょうか!。

Curly Maple neck

bodyの養生を取り除いたところ。

ボディとの色のバランスをどうしても見たかったので,我慢できずにとってしまいました。

元の色に合わせる気が全然なかったのでこんな感じ。赤い成分は退色しやすいので,数年後似てくるかもしれません(笑。

手触りがスムースにつながるように,,っていうのが異素材で合わせる難関に思うのですが,最後のクリアはボディ側にもちょっと乗せました。剥がれてきちゃうんでしょうかね。最後のコンパウンドの頃には,ほとんど残っていない予定なので,大丈夫でしょう。

ま,実験です。

ちょっと乾燥時間を取って,忘れた頃に磨きに入るつもりです。

Finish

ラッカーフィニッシュ。

着色には,以前にも使ったヴィンテージラッカー(年代不明の古い缶から出てきた謎の茶色に変色したニトロセルロースラッカー)を使いました。

これ,ホント全く調色なしでこんな色になるんです。

不思議だ(笑。

昨夜,これも同じラッカー系のサンディングシーラーを吹いておきましたので,#400のサンディングペーパーで下地を整えてから,着色。

さらに2〜3回普通のクリアを吹いたのがこの写真。もういいかな,,。

Spray

いつも作業している場所を,ロールスクリーンと包装紙で囲って「簡易スプレーブース」にしています。

いやー,めっちゃ狭いので,塗装中の楽器の置き場所に困ります。

でも,まぁ何とかなるでしょう。

Explorer,デカいな(笑。

ネックのみの塗装なので,ボディを紙で養生したら,妙にオシャレに見えるのは僕だけでしょうか。

heel cap

オリジナルにはありませんが,EbonyのHeel Capを付けました。

Archtopでは当たり前の仕様も,ソリッドではあまり一般的ではない部分ってありますよね。

ここもその一つでしょうか。

Archtopが標準の私的には,これがあると妙に落ち着きます(笑。ちょっと迷ったんですが,やっぱり付けちゃいました。

これからネックの塗装の準備をします。

元々のOrvilleの塗装は,多分ウレタン。ジョイント部分の塗装が微妙に重なる1〜2mmほどの部分がどうなるのか,注目しています。オリジナルもここに段差がありますよね。ネックの塗装はニトロセルロースラッカーを使うつもり。

さ,どうなりますかね。

朝から曇り空の札幌です。

Gold Parts

Explorerのset upはまだ先ですが,パーツを出してみました。

金メッキのパーツ,こんな感じでしょうか。

あんまりピカピカで使用感のないのも味がない感じになりそうで,このへんでやめてます。

ホワイトのピックガード,前オーナーが小さなシールをたくさん貼ったので,シールは取れても微妙にそれが日焼けとして残ってます。

あらー,これはどうしましょうか。

焼けるような夕日が,工作室に差し込んできて,さすがに暑いです。なのでピックガードを窓辺に置きました。、焼けないですよね、すぐには(笑。

Hide glue

ニカワ。

Explorerのネックを接着しました。

ある程度までフレットを仕上げて,と思ってたので,ちょいと時間がかかりました。

水で濡らしただけでジョイントがキツく感じるくらいでしたので,ニカワもいつもより気持ち水分多めにしましたが,オマジナイ代わりにいつもの OX Glueも数粒入れて。

うまく付いてくれたかな。

フレットといえば,最近フレットベンダーを使い始めました。これまでは1本ずつ切り離してから,2本のペンチでぐいっと曲げてから打ち込んでいましたが,フレットベンダーを使うとその作業が省略できますし,しかもアールが整っているので,作業もちょっとだけ精密になる気がします。

でも,随分長い間,それ専用の工具を持つことに,抵抗を感じていました。

「何もそこまで,,,」というのと,「ちょっと時間がかかるだけなんだから,手作業でいいじゃん」という気持ち。

それと値段,「高いよな」。

自作されている方も多いですよね。

使ってみて思うのは,精密な組み上げという点では,フレットベンダーは「あり」だな,です。

夏日の続いている札幌です。

Black

Black head.

エアブラシで,ヘッドの黒を補修しました。まぁまぁかな,,。1回目のクリアはやはり普通のガンで吹きました。濃度の問題か,エアブラシではこの面積は荷が重いようです。って,僕が下手くそなだけかも,です。

新しいメガネが出来たので,お昼に受け取りに行きました。

おお!,近くも遠くも見え方が違う!!。

老眼も乱視も2段階ほど進んでいたらしく,いきなり世界がクリアー!。

ああ,今までのメガネだと,これが見えてなかったのか!という発見の連続です。

嬉しくて,帰宅してから何かしたくて,フレットを打つことにしました。ニカワも新しく溶かして,溝に流し込んで。

朝はどんよりしていたのに,すっかり良い天気(と良い気分)の札幌です。

Grip

Explorerのグリップ。

Stewmacの’59LPのテンプレートをあててみると,,あれ,このテンプレ,細すぎない??。でも、、そういえば昔触った50年代のES175のネックも異常に細かったなー、、これでいいのかと思ったなー、、。はて,せっかくだから試しにこれに合わせましょうか,,うーん。

どうしようかな。

誰か,’59 original Burstの寸法取らせてもらえませんか。