Celluloid Pickguard.

勝手に自己崩壊していくセルロイド。

どうにも止めようがないようです。

チャッピー(Chat GPT(笑))に聞いても,

「レプリカのピックガードを製作してもらって本物は保管」とか冷たいお返事。

でも,さらに突っ込んで聞いてみると,渋々(笑)教えてくれたのがこれ。

「Renaissance Micro-Crystalline Wax Polish」。

なんでも大英博物館が収蔵品の「象牙・木材・金属などの複合工芸品の保護」を目的に開発したワックスなのだとか,,,。

こんなものがこの世に存在していることを初めて知りました。

薄ーく塗って,3分くらいで乾いたら拭き取って完了。

なんか,この写真コラージュしたみたいにWaxが浮き上がって見えますね,,何でだろ,,(笑。

(高かったからかな,,,ブツブツ,,)

今年は札幌でも高温多湿な日が続いていたので,セルロイドの表面が「結露」でもしたみたいに曇っていて,心配してたんです。

これで様子を見ることにします。

チャッピーによると,「半年から1年に1回」塗ればいいそうな,,,。

でも,チャッピーは時々「とんでもない嘘」をつくので,半信半疑ですが,,(笑。

さて,次は,,っと。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Alembic Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

in case of Gibson.

gibsonの場合。

「L5Sのネック」で思い出しました,,

うちにその頃のGibson,あったよな,,と(笑。

私の部屋に,そんなにたくさん楽器があるわけじゃ決してないのですが,

フラットトップの事を思い出すことがないので「あっ!」となりました。

このヘッドのサイズ感,

まさにL5Sの時代の感じですよね。

楽器は「J200 Artist」。

何年かぶりにケースから出しました。

(またカビ臭いな,,ブツブツ,,)

ArchtopとFlat Topですから,比べても仕方ないのですが,指板のRがどうだったか確かめたかったんです。

時代考証も大事かな,,とか。

記憶に間違いはなくて,r9.5でした。

ちょっと待ってよ,,

じゃ,92年のL5CESは?。

r 9.5。

なるほどぉ,,

じゃ,弐号機もr9.5にしますか。

同じ年代とはいえ,70年代のこのJ200のネックは「細くて狭い」ヤツでしたので,

90年代のL5のネックの厚みなんかを確認して参考にします。

ネックジョイントの位置がそもそも全然違いますので,コピーは効きません。

ラーメン屋さんで,常連っぽい人が「麺固め,味濃いめ」とか,頼むじゃないですか。

その要領で言えば,「ネック薄め,アール強め」って感じでしょうか(笑。

「薄め」って言っても,「私的標準よりも,ちょっとだけ」って感じですけどね。

ヘッドの付け根の「ボリュート」は今回取りやめ。

17Fジョイントなので,ただでさえ頭が重く感じられそうですので,ちょっとでも軽量化してみます。

さて,次は,,っと。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Alembic Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

in case of Gibson L5-CES.

Gibson L5の場合。

「弐号機」のネックのシェイプについて,L5Sのネックなら「どうよ」とのコメントを頂きました。

L5Sは残念ながら弾いたこともなければ,触ったことすらないので,

手持ちのL5-CESを叩き台に,比較検討することに,,,。

(いやぁ,ぜひ弾いてみたいです,L5S。どなたか,3日間だけ貸してください(笑。)

JohnnySmithの60’sのネックから取った「型」を当ててみます。

底面のアールに極めて近いのは,Johnnyの3FあたりがL5の1F,9Fのが4Fにフィットしました。

ネック幅はそれぞれもちろん違いますが,シェイプとしてはこんな感じになりそうですね。

思ってたより太いっすね,,。

1992年製のこのL5のネックが,70年代前半に作られたL5Sのネックと「どうなのか」は謎ですが,,,(笑。

最近読んだ,スティーブ ルカサーさんのインタビューで,彼は

「今でも,理想のシェイプのネックのギターを探している」と,,,

って,あなた!,今までどんだけの種類のギター弾いてきたの!?,,,

で,その中には「なかった」のね,,理想,,,(笑。

「ネック沼」は,思ってたよりずっと深そうです,,,。

in case of LesPaul standard,

レスポールスタンダードの場合。

「弐号機」をサンディングしていて,「ハタ」と気が付いてしまいました。

「なぜレスポールスタンダードのネックのヒールは,ボディバックの平面に「揃っていないのか」」(笑。

「なぜエバンスに頼まなかったのか」

じゃないですが,考えてみたこともありませんでした,

今の今まで。

「そういうデザインだったんだろうな」としか。

写真の下のボディはTokai製のレスポールスタンダードの「作りかけ」Bodyですが,

これはGibsonのそれを「完コピ」してあるそうですので,本家もこんな感じでしょう。

バック材の角を綺麗にトリマーでアールに落としてありますよね,,

「ネックのヒールの部分まで,,」。

つまり,ボディのバック側の周囲の角をアールに落とすのに,「全周」トリマーで回れるから,,というのが理由だったんじゃ,,,

という仮説です(笑。

ボディの角が落としてあるので,ネックのヒールは,当然そのアールよりも引っ込んでなければ納まりません。

デザインからではなく,工場で大量に生産するための「工夫」だったのではないでしょうかね,,,。

って,「いまさらぁ?」ってツッコミました?(笑。

さて,探偵ごっこはやめて,この弐号機の「角」は,どうしましょうかね,,,(笑。

Guitar Strings

メインに使う弦を決めかねています。

ダダリオの011〜050のフラットワウンドを長年メインに使ってきたので,「いろんな弦」を試さずに来ました。

まとめ買いしたロットが,たまたまなのか「ハズレ」が多くてゲンナリしたことをきっかけに,宗旨替えすることにしたのですが,メインにどれを使うか,まだ決まってないんです。

とりあえず,先日まで手がけていた数本の17インチのArchtopには,Thmastikの011〜047のフラットワウンドを使いましたが,

ダダリオに比べると,ちょっと張りが柔らかい感じがしてました。

なので,一段太い012〜050のセットを使ってみることに。

とりあえず,私のリファレンスのJohnnySmithに張ってみます。

Thomastikはプレーン弦も張りが柔らかな感じがしませんか?。

気のせいかな(笑。

しばらく弾いてみましょ。

ところで,問題は現在製作中の「Prototype」には,どんな弦を使うべきなのか,,ってとこです。

在庫の弦と,今Jingleさんで買ってきたダダリオの011〜049のラウンドワウンドを並べて。

ダダリオのフラットワウンド,他のロットを買ってみる,,と言うのも捨てきれませんが,,,(笑。

さぁて,どれを張ってみましょうかね。

他におすすめ,ありますか?。

木製ブリッジ

Johnnyさん,番外編。

オリジナルと思われる,エボニーのブリッジですが,多分,長年に渡り調整するために「削られて削られて」こんなに背が低くなってました(装着中の方)。

弦の上のは,今回作ったものです。

音に影響があるかは分かりませんが,本来の高さの2/3くらいしか残ってませんので,一応取り替えてみます。

オリジナルの黒檀は本当に真っ黒。

良い材料使ってますねー。

私が作ったのはAfricanBlackwoodですが,若干茶色に傾いてますよね。

オイルが落ち着いたら,ずいぶん黒くなりましたが。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Alembic Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

“Blonde” Tutorial Colors.

setupを終えたジョニーさんの修復の,練習も兼ねて同時進行してきた17inchの製作,

せっかくだから「Blonde」カラーの練習もします。

右端は60年近く前のGibosnのブロンド。

思えば40年くらい,片時も離れず一緒にいてくれました。

心からのリスペクトを込めて。

楽器の製作を20年以上やってきて,一度もやったことなかったのは不思議です。

原点に一度戻ってみます。オリジナリティ0%(笑。

日焼けと汚れでこんな色になったんでしょうけど,近い色になりましたか?。

もうちょっとよく見てから,カラーを足すか,判断しましょう,そうしましょう。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Alembic Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Repair completed

リペア完了。

Gibson JohnnySmith model 1965/8.

ピックガードはデッドストックのオリジナルですが,やはりちょっとセルロイドの崩壊が始まってきちゃってます(中央のもの。左は私の作ったもの)。ボリュームポットは新しいものですが,ミニジャックや受けの金物はオリジナル。

ここはスチール製なので錆を落とします。

Vintageの楽器にありがちの,ボディの汚れ,,,,。

これって汚れなんでしょうかね,,,タバコのヤニにしてはしつこすぎます。

Holtsの車用のコンパウンド「7ミクロン」を使って磨きましたが,,,,

ごらんのようにパフがまっ茶色に,,。

あまり光らせるのも「ん〜」なので,1ミクロンや0.2ミクロンはほとんど使いませんでした。

ピックアップは,例の「最初期」のポールピースのないオリジナルです。

この楽器は1965・8のJohnnySmith-Dなので,

本来は2ピックアップの楽器だったはずですが,

崩壊したピックガードの残骸以外は残ってませんでしたので,

ストックしてあったシングルピックアップ仕様のオリジナルパーツで「復旧」しました。

ボリュームポット以外はほぼオリジナルと思います。

出来栄え,どうでしょうか?。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Alembic Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Sealfast

Kluson Sealfast.

Johnnyさんのセットアップを開始します。

ナットの作り替えの前に糸巻きを元に戻します。

KlusonのSealfastです。

古いストックが混ざってしまって「あれ,どれがついてたんだっけ,,,(笑。

同じ時代のものばかりですので,綺麗なのを選びましょうか。

左のが「復刻版の新品」。

真ん中がいい感じ,右端のはメッキが奇妙な感じに凹凸になっていて,これはこれでいいのかもしれませんが,今回は真ん中を採用します。

「金メッキ用クロス」というのがホームセンターで売ってまして,

何故か本当に金メッキが綺麗になる気がします。

なので,これで磨いて,,,

元に戻します。

Retouching

またヒールキャップを忘れてます。なんでだろ,,(笑。

塗装のレタッチも一緒に。

オリジナルのヒールキャップを戻しました。

微妙に擦り合わせしてから接着します。

さぁて,レタッチ。

地道にのんびり行きます。

新品同様にしては面白くないので,ある程度まで(笑。