
Morris.
果樹園をやっている知人から,家人を通してSOS.
って,大袈裟ですが。
その果樹園では,海外からの「研修生」をたくさん受け入れているのですが,
そのうちの一人から,寮にあった壊れたギターを「弾きたい!」と言われたんだけど「どうにかならないか?」って事でした。
仁木町からわざわざ札幌まで運ばれてきました。
そりゃ,「どうにか」しなきゃなりませんよね!(笑。
症状は,ペグのツマミが一つ欠落,ブッシュも一つなし,ネック順反り。
でも予想よりずっと「まとも」でした。
このMorrisのトラスロッドは,なんとか演奏可能なくらいまでネックの反りを修正出来ました。
付いていたペグは,廉価な「ノーブランド」グレード。
ダメなのだけを取り替える訳には行きませんので,もちろん全部取り替えます。
Schallerのビンテージスタイルのオープンバックを選びました。
これってマーチンタイプのクラシカルなスタンダードですよね。
運よくワンセット持っていました。

ナットも取り替えます。
多分前オーナーが自分で付け替えたものかなーという様子。
今日中に届けたいと思って頑張りました。
時間があったらもうちょっと追い込みたかったんですが,,。
タイムトライアルは苦手ですが,母国を遠く離れて北海道までやってきた若者に,早く届けてあげたくて,お昼には車に積み込みました。
なので,今日予定していた作業は全部中止です(笑。
気分は「青年海外協力隊」(笑。
もちろん交換用の弦をワンセットとクリップチューナーも一緒に届けましたよ。
喜んでくれたらいいな,,寂しさを和らげられたらいいな。
音楽にはその力がありますよね。