
旧「札幌市民会館」能舞台の床材。
この日焼けと汚れ,さらに釘穴のある古い材料は,能舞台の床材だったものです。
30年以上前,当時の「札幌市民会館」の可搬式の大道具だった「能舞台」の作り替えをした大工さんからもらいました。
当時は,能舞台っていうと「檜舞台っていうんだから,ヒノキなのか??」と職人さんたちと騒ぎました(笑。そうとは限らないみたいですよね。
でもその時は知りませんので,端部を切って見たり,匂いを嗅いだり。
で,その壊れた古い能舞台の床板は,その時すでに何度も修理をされていたようで,松とヒノキが混じっていたようでした。
学生時代に学校の行事でまさにそこで能を見た記憶がありますが,その思い出深い札幌市民会館は,何年も前にすでに取り壊されてもうありません。
で,
これを今回のSemi-HollowのTopに使おうと閃きました(なんでだろ,笑。
まさかその数十年後に,それを使って自分がギターを作るなんて,想像すらしてませんでしたが(笑。
以前にもこの「能舞台」はTopに使った事がありますので,新しい試みではありませんが,すっかり忘れてました(笑。
まだ数本分在庫がありましたので,引っ張り出して来ました。
アコースティック感を出したいな,,と。

これで,ボディの材料の選定は完了。
ボディの座繰りも考え中。
フリーハンドで直接書いたり消したり。
もうちょっと練りましょうか。