
GWも明日で終わりですね。
作業もひと段落したので,気になっていた刃物の研ぎをします。
ここのところずっと製作を進めてましたが,刃物の研ぎは「後回し」にしてきたのが「嫌な感じ」だったんです。
研ぎ澄ました刃物を頼りに「スーっ」と切るのが理想ですよね。
ネックジョイントなんかの時には,特にその「切れ」に頼りますよね。
二組の組ノミの他に,小さなカンナなどをどんどん研いでいきます。
所詮楽器作りですから,それほど荒っぽい使い方をする訳でもないので,「キレを戻す」作業が大半です。
なので実際「ジャンジャン進む」感じです。
戻っても#1000(中砥)なので,楽なものでした。
+
天然砥石が好きです。
でも,片付ながら記憶にないのが3つほど出てきました。
ああ,そうか。
引退した大工さんの道具箱から頂戴したものだったんですね。
メーカー製の砥石と違って,天然砥石は#***とか,番手が書いてあるわけではないですから,
実際に使ってみなければ,見た目だけではその性能がわからないですよね。
この写真の右端の砥石は,特に正体不明でした。
見た目は柔らかそうなのに,硬質。
キラキラ系ではないですが,不思議な仕上砥でした。

「組ノミ」と言っても,下の箱は製作者もバラバラ。
私的アラカルト10本組です。
「左市弘リスペクト」なので,
上のタガヤサン柄の10本組もそうですが,このバラバラの中にも3本入ってます。
そのほかは「田斎」3本,左久作1本。
見た目でわかりますか?。
丸ノミの箱を出す前に夕日が沈んでしまいましたので,今日はここまでにしましょ。
あ,小刀忘れてた,,,(笑。