Head-Loss Explorer

こいつのRepairも始めます。

ヘッドがもぎ取れているだけではなく,ネックもご覧のようにやられています。完全に逝っちゃってますねー。マホガニーのネックですが,えぐり取られたようになっている傷はフィンガーボードまで通っていて、そのカケラも失っています。これは,,ネックを作り直すことにします。セットネックを外す練習になりますね。

Orville by Gibsonとヘッドストックにあります。これは日本製なんでしょうかね。Explorerのリペア用のヘッドプレートは持ってませんし,時々見かけるのはGibsonロゴですよね。あれを,これに使うとパテント的に問題あるんでしょうかね。そういえば,Les Paulのヘッドプレートはどこかにあったな,,,。Orvilleを書き足してあれを使いましょうか。とにかくネックを外してから考えましょう。

予報が外れて晴れ間の見える札幌です。ただし,外はマイナス8度くらい。工作室はめちゃ寒いです。

午後,ボディに乗っている部分のフィンガーボードをアイロンで加熱して,ネック外し開始。ところが!!,この後衝撃の事実が明らかになります。

え??

ええ?!?

ボディの座繰りからもヒートスティックなんぞで接着剤を緩めたので,「グイッ」と力を入れたら,,,,「バキ!!」と一気に外れた,,,んじゃなくて奥で折れました。なんと,見えないセットネックの奥のところで「ビス止め」してありました。なんでや、、。

あらー,これはわからないわ,,。フィンガーボードをすっかり外していたら見えたんでしょうかね。いやーそこまでせんかった,,,。ま、どうせこのネックは使うつもりはありませんでしたので,ショックではないんですが,見えないところのビスには驚きました。いや,,いい経験になります(笑。

なので,ネックジョイント部分を綺麗にして,撤去完了。ボディ側には損傷なし。

さて,新しいネックはどんなのにしましょうか。マホガニーでやるのはちょっとつまらないかな,,。