Grip

Explorerのグリップ。

Stewmacの’59LPのテンプレートをあててみると,,あれ,このテンプレ,細すぎない??。でも、、そういえば昔触った50年代のES175のネックも異常に細かったなー、、これでいいのかと思ったなー、、。はて,せっかくだから試しにこれに合わせましょうか,,うーん。

どうしようかな。

誰か,’59 original Burstの寸法取らせてもらえませんか。

2mm

Rosewood Fingerboard.

アールを取ったのでフレットの溝の深さもきちんと調整しました。溝の深さは2mm。

きちんとR12になるように手鋸で切り直します。

それにしても,このRosewood,ブラジリアン??って感じの色ですよね,多分違うと思いますが(笑。でもひょっとして,,,。

Neck Shape

ネックの削り開始。

なんだかベルトサンダーは使いたくなくて,カエルみたいな形のこのカンナで削り始めました。

角をザッと落として完成をイメージします。あとは,ヤスリやスクレーパーで整えていく感じです。

ヘッド側の曲線はこんな感じかな。

これをスムーズな曲面に仕上げて行きます。そういえば,ヘッドの裏の仕上げはどうしましょうか。

完コピを目指したわけじゃないんですが,何となく似てきましたかね。

無心に削り続けていると,心がリラックスしている自分に気づきます。

コロナや,米国のデモのニュースなどって,きっと知らず知らずのうちに結構なストレス源になってますよね。ただの情報ってんではなく,それらに実際に僕らの日常が作り変えられてしまってるんですから。

といって,ネックばかり削ってるわけには行かないですよね,残念(笑。

日曜日を工作室で過ごすのは1ヶ月ぶり。

「焦っても仕方ない」と友からメール。なんだか焦ってる自分に気づかされました。

それでも日差しの穏やかな札幌です。

21mm

21mm.

Explorerのナット付近のネックの厚みです。

ノギスでの実測ですので,大まかですが,3F辺りまでは同じで,8Fで22mm, 14Fが24mmといった感じです。ネックの中央部分の指板上部からの厚み。Gibsonは色んなモデルのネックを採寸していますが,まぁまぁこんな感じなんじゃないでしょうか。もちろんそれぞれ微妙に違いますが。厚みを整えてから丸くしていきます。

r 12.

Fingerboardのラディウスは,R 12inch でした。

どれも完全な円弧ではありませんから目安です。

これもオリジナルに合わせて行きましょうか。

ベルトサンダーを使わず,木工ヤスリで厚みを整えました。ここら辺はその時の気分です。

まぁ,どっちにしても平面出しは最後は手ですよね。

緊急事態宣言が解除された札幌です。

Acetone

アセトン。

Rosewoodの指板を接着する前の脱脂はアセトンを使います。

ボロ切れが小山になるほど拭きましたが,結構しつこかったです。先人の知恵をお借りして,接着剤が入るように傷もつけました。

ゴシゴシ拭きながら,以前の失敗を思い出しました。

一度だけリグナムバイタを指板に使ったことがあったのですが,数年後にオーナーから「畳の上でギター倒しちゃったんだけど,その時指板が取れちゃって,,,」と修理に持ち込まれた事がありました。「え!!!」。

ネック自体は無事でよかったのですが,リグナムバイタ,ほんとに綺麗に剥がれちゃってました。もうそりゃ,めっちゃ焦りましたとも!。

んで,それっきりリグナムバイタを指板に使うのはやめましたが(笑,あれ,Rosewood以上に脂分のある木材なので,もっとしつこく脱脂すべきだったんだとその時反省しました。もちろん再取付前にはアルコール,シンナー,アセトン,考えられる限り手持ちの材料で脱脂してから元に戻しましたが,あれから「取れた!」と帰ってきてませんので,大丈夫だったようです。よかった,,,。

若かりし頃のJohn Scofieldさんが,指板を張り替えた古いES-335を使ってたことありますよね。

バインディングのない,エボニーのFingerboardの335.

それ見てティーンエイジャーの私,衝撃を受けたんです。

もちろんその時は自分が楽器を作るようになるとは知らなかったんですが(笑,それ以来,ギターの指板もヴァイオリンのように張替えが効くようにすべきなんだな,,と思うようになったみたいです。

それにしても,指板を張り替えてまで,使ってもらえる楽器は幸せですよね。

なので,今回もニカワで貼りましょうか。

Peg holes

日暮れまでには,まだ時間があるはずなのに,まるでもう陽が落ちかけているような暗さです。

スタンドライト総動員でペグの穴を開けました。

ヘッドプレートにはもちろん,元の穴が開いてますからズレないように慎重に,,。

もうちょっと大きいちゃんとしたボール盤があったら,もっと精度が,,,

といつも思いますが,このチビッコでなんとかしましょう。

ついていたTunerはmade in Japanと書いてありますがメーカー名はなし。

飲み込む部分の直径は9.88mm(ノギスにて)。

10.0mmのドリルビットでぴったりです。

うまくいきました。

Banana Head

Explorer’s head.

こういうの,バナナヘッドって言うんですよね。

フェイスの,失われたナット側部分を作りました。オリジナルはプラスチックなのですが,同じ素材は持ってませんでしたので,まず厚みを調整するためにエボニーの薄板を貼り,その上にファイバーベニヤをきっちり合わせて貼りました。この素材はGibsonなどのフェイスに使われてますよね。

ぴったり合わせたと言っても,今回は異素材どうしの組み合わせ,,。あらまー。

こういう部分のリペアって,難易度高いですよね,,。って

え?,,そう,思ってるの,もしかして僕だけですか?。

雨の札幌です。

Set neck

ヘッドの仕様が決まったので,今度はセットネック。

Gibson社の言うところの「Deep Joint」ってやつなんですね。Gibsonはこれを作る時,ゴロンと接着してから,Pickupの形にザグるんでしょうかね。

ま,ザグってるのに合わせればいいので,どっちでもいいんですが。

ざっと合わせてセンターラインの確認。

Deep Jointの修理も初めてです。

微調整のマージンを残して,,ネックの取付角も確認。ま,こんな感じですかね。

Boiled Head

茹でたExplorer

.樹脂製のヘッドプレートを変形させずに剥がす方法を考えてました。

ふと「茹でればいんじゃね?」。

洗面器にヘッドを入れてヤカンから熱湯を注いで,,ってみればわかりますか(笑。

10分ほど泳がせてからスクレーパーを慎重に突っ込んだら,見事に外れました。

いやー,ギターのヘッドを茹でたのは初めてです,,って,我ながらちょっと呆れました。

あー,面白かった(笑。

カケラの足りない部分をどうするかは別として,とりあえずこれを使うことに決めました。

これ,「修理」っていうより「改造」に近いですかね。

でも,ヴァイオリン族もネック平気で交換してますよね,ヘッドだけ元のをつけて。

ま,元のネックがヘッドが取れただけじゃないくて,全体に割れちゃってたんで,交換しないと楽器になりませんので,まぁこれもリペアってことにしていいですか(笑。

Headstock

Explorerのヘッド。

このモデル,エッジの部分の処理が面白いんですね。木口が面に対して直角ではないんですね,,,ってわかりにくいですね。確かFirebirdもこんな処理だったような,,,。

いえ,大したことじゃないのでいいんです(笑。

新しいフィンガーボードはRosewood(多分Indian Rosewood)で作りました。

元々のもそうだと思うんですが,こっちは真っ黒に近いですね。日焼け(酸化?)したんでしょうけど。

アールを取るのに削ったら,きっと赤い木目も現れると思います。

さて,ヘッドプレート,どうしようかな,,。