午後のテーブル。

さて,どこから行きましょ。

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正体不明汚染物質。1968 Gibson.

楽器全体を覆うベトベト。素手で触るのをためらうくらいの汚染。「oldっぽくていいじゃん」のレベルを遥かに超えていました。

水,酢,酢+食塩,重曹水,レモンオイル,オレンジ洗剤,,,。思いつく限りを尽くしても取れませんでしたが,恐る恐る試したコンパウンドでどうにか取れることがわかりました。今回使っているのは,チューブ入りのホルツ マイクロコンパウンド。それでも一度に取れるのは3cm平方くらい。指がつりそう。コツコツやって,とうとうあと20cm平方(笑。

最初は,どこかの厨房のレンジのそばにでも吊るしてあったんじゃないか,と疑っていましたが,どうもただの油じゃない。ラッカー自体の変質も含まれているのかな,と。

組成分析,誰かしてくれないかな。

 

side crack. Gibson 1968

色々考えて,この隙間から接着剤を流し込む事に決めました。当初はプラスチックバインディングをこの部分だけ剥がすつもりだったのですが,パレットナイフが下まで通ったので,方針を変えました。

長いクランプとボディに当てるジグを準備して,,,。

さて,うまく行きますかどうか。

Crack.

sideの割れた部分。内部のライニングから剥離しただけではなく,割れも入っちゃってます。白いバインディングは伸びて浮いてます。

この部分だけでリペア出来ないか,検討中。

うーん。

 

壊れた楽器の修理。

とんでもないのがやってきました。

Top割れ,sideも一部剥がれ変形,Binding欠損,そしてものすごい汚れ,,,でも幸いネックは全く正常。そして太っとい音,,,。

はて,,どこから手をつけたらいいものか,,。

ここまでのは初めてです。

まずはジックリ観察,,。

 

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Pick Guard for Yamaha AE-2000.

頼まれたので,透明なアクリル板から切り出してみました。

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オリジナルは,もう崩壊寸前です。

1980年頃のものなのですが。