ProtoType

さぁ,アーチは何となく見えたので,構成を考えます。

ピックアップは,スタンダードなGibsonスタイルのハムバッキング1発にしようかな。

「零号機」は,サウンドホールを開けてみましょうか。

22F仕様がいいかな。

フロント1発なので,どの辺りの振幅を拾うかって,重要ですよね,,。

(ポールピースの位置は,ここだから,エスカッションの厚みを考えると,ブツブツ,,(笑。))

ボディと弦の間隔は,,ネックの取り付け角度,,,だから,内部の空間は,,

うーん,また迷い始めました(笑。

サンディングを進めながら,もうちょっと考えましょうか。

(この「Bare Knuckle」,どんな音がするんだろ,,そういえば試しに,,と思って中古品を入手した事も忘れてた,,,零号機に載せてみようかな,,ブツブツ,,(笑))

Gibson JohnnySmith Pickup

Gibson JohnnySmith Pickupのリペアです。

ジャンク品として入手したままになっておりましたので,使えるようにしていきます。入手時点ではポールピース欠品,シールドはこのように緑青色。ケースのハンダは綺麗に外されていた状態でした。幸いコイルは切れていなかったので,使えそうです。

ポールピースのオリジナルなんてそれ単体で売られているのを見たこともありませんので,試しにStew-Macのミニハム用のものを入手してみましたら,ネジ径まで「ぴったり!」。これを使いましょう。ボビンの色や形状から,このピックアップは64年頃から70年頃のものに思います(それぞれの年代のものと比べてみました)。

(ピックガードについているのは1972年製)

ポールピースは,径は「ぴったり」,とはいえ,長さは「長すぎ」ましたので,8mmほど切って裏のプレートからはみ出ないようにします。取り付ける個体は,多分「元起き」をリペアした人が,エクステンション部分のフィンガーボードを削って(!)無理無理演奏可能にしたらしく,ネックマウントの部分で高さ方向に余裕が全くありません。多分これもギリギリ,,,。ですので,裏のプレートからポールピースをはみ出させる余裕は「ゼロ」でした。ま,もともとオリジナルもそうなってますよね。

ワイヤーを新しいものに交換したほうが良いか,しばらく考えましたが,ショートしてませんでしたので,緑に染まったオリジナルのをそのまま使うことにしました。カッチンコッチンの,最近の製品には見ないワイヤーです。

1968年製のJohnnysmithモデルに装着完了。やっぱり楽器とパーツの年代は合っていた方が気持ちいいですね,,,って,気がつく人,そんなにいないかな,,,。

カバーのメッキは,こんな風に入手した時からペーパー掛けされたような見た目でしたが,そんなに変じゃないですかね。ちなみに抵抗値はアナログテスターなんでアバウトですが5.8KΩくらいでした。

良い音!。ハッピーです。