Repair 完了で記念写真。

Bridge PinをWaverlyのEbony製のに替えて。

J-200は木材の種類も色々なので作られているようですが,これはNeck,Side.Back共にうっすらCurly Maple製ですね。焼けたブロンドは上品です。さっき弦を張ったので,しばらく様子を見たら本当に完成ですね。

Bridge Pin hole Reamer.

こいつの到着を待っていたので,弦を張るのがちょっと遅くなっちゃってたのですが,待って正解。Stewmac. 素晴らしい切れ味。見た目も美しいです。

札幌はすっかり枯れ葉だらけです。

 

進行中&進行中&,,,。

思いつくまま,思いついた事を,手当たり次第やってみたら,,,だんだん足の踏み場も無くなってきました。手前真ん中はDimauro。 Plywoodのアーチ材に合わせてみたら,,いい感じじゃないですか,,などと,さらに進行中が増殖中。J-200のリペアでFlat topの情報収集をしています。

Arch top.

写真ではわかりづらいかも,,ですが,トップのアーチはこんな感じ。奥のぼやけているのはBack の European Curly Maple.  これが想像以上に硬くて,,,手が痛いですが,あえてノミとカンナでやってます。なんとなく,その方がいいような予感がして,,,。

午後のテーブル。

さて,どこから行きましょ。

+

 

 

 

正体不明汚染物質。1968 Gibson.

楽器全体を覆うベトベト。素手で触るのをためらうくらいの汚染。「oldっぽくていいじゃん」のレベルを遥かに超えていました。

水,酢,酢+食塩,重曹水,レモンオイル,オレンジ洗剤,,,。思いつく限りを尽くしても取れませんでしたが,恐る恐る試したコンパウンドでどうにか取れることがわかりました。今回使っているのは,チューブ入りのホルツ マイクロコンパウンド。それでも一度に取れるのは3cm平方くらい。指がつりそう。コツコツやって,とうとうあと20cm平方(笑。

最初は,どこかの厨房のレンジのそばにでも吊るしてあったんじゃないか,と疑っていましたが,どうもただの油じゃない。ラッカー自体の変質も含まれているのかな,と。

組成分析,誰かしてくれないかな。

 

side crack. Gibson 1968

色々考えて,この隙間から接着剤を流し込む事に決めました。当初はプラスチックバインディングをこの部分だけ剥がすつもりだったのですが,パレットナイフが下まで通ったので,方針を変えました。

長いクランプとボディに当てるジグを準備して,,,。

さて,うまく行きますかどうか。