Black Walnut Binding.

テープを剥がして確認。ニカワのはみ出したところを取りながら記念写真。このカッタウェイの部分のやり方は,製作者の方々それぞれですよね。私はこんな風に奥まったところが分厚くなるカーブが好きです。でも,この部分の厚みをカバーするための幅広い材料を確保しなければなりません。今回のも建築用の内装材から切り出しました。

Fitting .

Neckの形成は,最終的にはボディと接着した後に仕上げますが,途中まではやっておきたいですよね。Cutaway側の曲線がたくさん交わるところは特に。

15inch Archtopのこの部分は指板がオーバーハングする感じになります。見た目と手触りは多分一致するはずです。もちろんそのためには,目も指先も最大限駆使して仕上げに向かいます。っていうか,頼れるのはそれだけ,,,。

Neck Joint.

ダブテイルは,手鋸で切ります。これがやっぱり一番しっくりきます。丸一日近くかかるんですけど,,(笑。今年初めてガレージで写真を撮った気がする。

雪解けの早い,最近の札幌です。

Walnut side.

sandingの途中ですが,Walnutの杢目が綺麗だったので記念撮影です。バインディングをどうしようか考えているのですが,こいつは「なし」でこのまま仕上げてしまおうか,,,と思い始めています。

一応この楽器用のネックは決めていたのですが,,同時進行中のネックをあてがってみて。

予定通り真ん中のネックを使うことにします。中央は年代物の「イタヤカエデ」。細かなFlameが入っています。カリンの薄板を挟んで,Flat sawnのCurly maple。この木目の使い方は,あまり今までやったことがなかったように思います。中央の分厚いイタヤがQuarter sawnなので,強度的には問題ないと判断しました。

Kayaki back.
物凄く硬いケヤキに当たりました。
ザクザクなんて全く削れません,,,。でもこれを超えないと次に進めません。ベビーサンダーと丸ノミを交互に使う作戦に切り替えて。
Spruce Topはこんな感じ。
まだ豆カンナの削り跡だらけですが,ザックリこんなアーチ。
今日は「晴れ」の札幌です。