tail piece

テールピースのデザイン。

厚さ13mmのジリコテをこんな形に切り出しました。木製のテールピースを作り始めた頃は,もっと厚い材料から切り出していましたが,続けているうちに素材はどんどん薄いものになってきました。

3D方向の自由度は減りますが,印象は少しずつ垢抜けていくような気がします。

気のせいかもしれませんが(笑。

削っていってみて,これを使うかは決めるつもりです。

初めてのシェイプは,削っていって初めて見えてくるってこともあります。

ある意味,行き当たりばったりに削ります。

ぼんやりしたイメージが,実像を結ぶまで。

Meguiar’s Mirror Glaze#7

最後の磨き。

Meguiar’sの Mirror Glaze #7で磨きました。

このくらいでいいかな。

ダブルアクションのポリッシャーとかがあれば,もっともっとキラキラになるんでしょうかね。いや,根性があれば,手磨きでもさらに上があるんでしょう。

ちょっと保留して,ハードウェアの準備に入りましょうか。

良い日差しの札幌です。

Buffin’ and Buffin’

「磨き」は,その専門家がいるくらい,奥が深い分野ですよね。

ニトロセルロースラッカーの厚みは,多分すごく薄い部類でしょうから,無理な事も出来ません。要は手探りでやり続けるだけ。

今現在,こんな感じです。小さな気泡のようなアラが目立つので,行ったり来たりの連続です。

実際,ゴールは「気が済むところ」なので,ますますわからなくなるのですが,考えてみれば,それは「磨き」だけの話ではないですよね。製作の全部がつまりは「気が済む」ところの見つけ方なんでしょうね,,などと綿ぼこりでヒドイことになっている狭い工作室で思ったりしています。

コロナの感染者0の日も時々あるようになった,曇り空の札幌です。

Buffing

Buffing.

とうとう最後の仕上げです。ずっとShellacだけで仕上げをしてきたので,「水研ぎ」の手加減がまだピンと来てないんですが,今回のテーマは「ピカピカ」。

ま,チャレンジしないと,Next stepへ進めませんよね。Bufferだけで最後まで突進するのではなく,「水研ぎ」と併用してみます。

みなさん,「水研ぎ」にどれだけ時間をかけてるんでしょ。

2 weeks

クリアを吹いてから2週間経ちました。

ボディの最終仕上げに入って行きましょうか。どこまで行けるかな。ああ,でもその前にフレットのレベリングをしておきましょ。

帰宅してから,いそいそ指板のマスキング。って,もう夕方じゃないですか。

まぁこの作業は自然光でなくてもいけますので,慌てなくてもいいんです。ストレートなアルミの角パイプにサンディングペーパーを貼ったもので,まずはフラットにして,ダイヤモンド砥石でさらに整えて,フレット用のヤスリで仕上げます。

さらにドレメルルータでコンパウンド仕上しました。

明日から「緊急事態宣言解除?」が聞こえてきた,曇り空の札幌です。

In the middle of spraying

中塗り吹付の様子。

裏ブタの色具合も合わせて。キャビティの内部のエボニーの柄が綺麗です。

浜二ペイントのクリアラッカー#1000は,乾燥が早い感じですね。

ラッカーとシンナーの比率を1:2.5くらいにすると,僕には扱いやすいようです。

気持ちシンナー多め。

セラックのフレンチポリッシュの場合,仕上げに近づくに従ってアルコールの量を増やしていくと思うんですけど(主に光沢を出すため?),ニトロセルロースラッカーのSprayの場合って,みなさん最後まで同じ濃度でやりますか?。

もしかして,この後2日ほど放置してサンディングの後に吹く最後の1回は,フラッシュコート(1:4)の方が綺麗に行くんでしょうかね,,,。ちょっと思いついちゃいました。急に強い日差しが差し込んできたので,記念撮影です。

静まり返ったような,札幌です。

塗装開始

14inch Semi-Hollowの塗装開始。

1回目のウッドサンディングシーラーを吹いただけなのですが,なんでしょう,,この仕上がった感。いえいえ,これからです。写真になると騙されてしまいますね。

でも,この杢目の激しさに,作っている本人が一番驚いているかもしれません。

いや,こんなFlameが出るとは思ってなかっただけなんですが。

使ったのはニトロセルロース系のサンディングシーラーですが,実は自分の楽器の塗装に初めて使いました。

これまでにかなりいろんなものに吹き付けたりして実験してたのですが,Flame Mapleに吹いたのはこれが最初。サンディングして下塗りが出来たら着色するかどうか,また考えましょうか。断然イメージが湧いてきました。

セラックのフレンチポリッシュも,一番最初に塗るとき杢目が浮き上がってきたりして,感動しますよね。

ちょっとハイになっちゃいました。

Gold Plated

リペア中のExplorerの金メッキのパーツを,ヒマヒマ磨いています。

アルコール,シンナー,スペースショット(っていう洗剤),どれもベタベタして酷いことになっているパーツをきれいにする決定打にはなりません。

結局,ホームセンターで売られている「金メッキ磨き用クロス」が一番綺麗になりました。ただ,ちょっと金色の色が薄くなりますよね。ベタベタのそのままと,どっちが質感が良いでしょうか。やっぱりちょっとキラッとしてる方が好みかな。「stay home」に飽き飽きでいらっしゃる方には「金メッキ磨き用クロス」,オススメです(笑。

14inch Semi-hollowの塗装の準備は,しばらく中断してましたが,端材を使って調子を見ていました。

着色せずにウッドサンディングシーラーを塗ってちょいとペーパーを掛けたのがこんな感じ。Mapleの種類によって,クリアを塗っただけでこんなに赤くなるのもあるんですよね。真っ白のままのはEuropeanに多いですかね。今回のは「赤みが差す」方でしたので,このまま行こうかな,,と。

スーパーマーケット以外に人がいないように感じる日曜日の札幌です。