
DEEDEE7 15inch Archtop の ピックガード。
どのデザインでいきましょうか。こないだのDEEDEE5のも気に入っているのですが,もう一工夫してみようかと,サンプルを並べて考えています。
DEEDEE7 15inch Archtop の ピックガード。
どのデザインでいきましょうか。こないだのDEEDEE5のも気に入っているのですが,もう一工夫してみようかと,サンプルを並べて考えています。
4年前のDEEDEE3は左側。中央のが新作 DEEDEE5 です。
どちらも15inch body ですが,左のはSemi-Hollowでトップもほぼフラット。並べて記念撮影。穏やかな札幌です。
サーキットのセットアップ。
PickupはKent Armstrong古い奴(デッドストック)を選びました。ピックガードの固定方法はいつも迷います。トップに固定すると生音がかなり抑えられてしまいますので。ライブでガンガン使うとすれば,ボデイサイドからきっちり止めたいのですが,デザイン的には避けたい,,,。うーん,今回も同じところで立ち止まっています。
昨夜,弦を張りました。ブリッジはこんな風にオクターブ調整をした駒を書き写してEbonyで作ります。金属製のままでも悪くないかな,,と思いましたが,NutもAfrican Blackwoodで作りましたので,揃えます。
14inch semi-hollowのボディライン。
少しずつ削っては眺めて,,の繰り返し。大体はこんな感じがイメージでしたが,ウエストの辺りのラインをもう少し削りましょうか。たくさんの曲線が集まる場所は面白いですよね。大量の紙やすりが必要です。
セルロイド風のアクリル板のピックガードを仕上げました。
バインディングが気に入らなくて一度やり直しました。
テールピースはこんな感じ。一番奥のは,ちょっとあっさりしすぎかもしれません。もう少し手を入れますか。
雨の札幌です。
テールピースの製作。
パオロッサという材料は初めて使います。タンニンと鉄溶液で上のように黒く染まりますので,うまく行ったら塗装の終わった3本の15inch archtopに使うつもりです。質感が良ければいいのですが。パオロッサのこの赤い色のままオイル仕上げも考えたのですが,ちょっと締まらない感じがしました。ダメだったら縞黒檀やAfrican Blackwoodの在庫もまだあるので大丈夫ですが,チャレンジしてみます。いつものよりアウトラインをちょっと細めにしてみました。
Headの仕上げ。まだちょっとアラが見えますので,サンディング〜Buffingを繰り返します。曇り空の札幌です。
15inch Archtop のスプレー,完了。この辺りの作業になると,なんどやってもちょっと胸が一杯になっちゃいますよね。これまでは,Shellacのフレンチポリッシュのみで仕上げて来たのですが,どちらも魅力のある仕上方法ですね。この伝統的なニトロセルロースラッカー仕上も,作業にかける時間は変わらないかもしれませんね。2週間放置してからポリッシュ開始です。
その間に,テールピースなんかを作ります。途中までは手をかけていたつもりだったのですが,あれ,,数が足りない,,,。気温22℃,湿度55%。晴れ間の見えてきた札幌です。
クリアラッカーの「中塗り」完了。
気温25℃,湿度58%,Sprayにもってこいの日でした。穏やかな札幌です。