丸ノミ

引退した大工さんのノミ。

お寺の仕事もしていた大工さんだったので,こんな見慣れないノミもありました。道具って,持ち主を失うとなんだか輝きが消える気のする時,ないですか。不思議です。やっぱり使ってあげなければなりませんよね。今日から大切に使わせてもらいます。

1寸四分の内丸鑿は持っていませんでしたので,まずはこれから。いやーちょいと砥いで削り始めたら,,こりゃいいわ!。感謝です。無銘の鑿ですが,彫刻刀などが専門の鍛冶屋さんだったんでしょうかね。そんなことは関係なく,これは切れます。

右端に写っている三ツ裏のは,刃先が丸くなっているダメ切りのような鑿。元々からこうだったのか,大工さんが先を丸く加工したのかは不明です。今度会う事があったら聞いてみたいです。外丸の二分くらいのは,鎬の角度がかなり鋭角のものもありました。虹梁の彫刻などに使ったんでしょうかね。どんな場面で出番になるのか,今はまだわかりませんが,きちんと砥いでおきましょう。

Kluson

DEEDEE7の糸巻きは,Klusonのブラックにしました。こんな感じ。ヘッドストックのデザインは,以前から同じですが,インレイのデザインは新たなものにしてみました。これを取り付ける頃になると,「ああ,出来たな」という気持ちになって来ますよね。塗装を傷つけないように,慎重に作業します。

Buffing

仕上げのバッフィングをしています。

これはこれで猛烈な「綿ゴミ」が舞い散りますのでマスク必須ですが,よりによって今日は30℃超えの札幌です。マスクの中も外も汗まみれになりました。暗くなる前に掃除しましょうか。

Bufferの届かないところなどは,手作業で磨きます。

Colourful Tapes

養生する紙テープ。いろんな幅のがあれば便利なのですが,とうとうこんなことに。

Stewmacの新作のTape deck(黄色いテープ),いいのですが,これまで使ってきたシーリング用のマスキングテープも捨て難い,,,ということで,シマヘビのようになっちゃっていますが,確実にスピードアップにつながっていると思います。

Guitar Repair Vise

Stew-MacのGuitar Repair Vise.

要するに,「万力」です。いつか手に入れよう,,と思い始めて10年以上。

とうとう先日手に入れてしまいました。これが,,スゴい。一体これなしに今までよくやってたなー,というくらい,便利な代物です。こんな角度で固定して,作業ができるって,ホント信じられません。製作されてる方々,「イマサラー?」,,ですよね,,,。

Fretting

フレットを打つ準備。

まずはスチール弦の方から。いわゆるジャンボフレットです。Gibsonサイズでしょうか。タングカッターは,大きなルーペを使った方が良いことに気づきました。視力がまた落ちてきたのかな,,。あるものは何でも利用しましょ。