Vintage Parts

これ,なんだかお分かりになりますか。上の切れっ端は,Gibson Johnny SmithーDのピックガードの先っぽの「切れっ端」です。多分1960年代のもの。白い線のない,のっぺらぼうのノブ。ポットの細い軸が特徴です。この状態で米国のオークションに出てました。

いやはや,こんなのを売りに出すってすごいですが,入手した僕も相当ですよね,,。オリジナルの修理の時が出番でしょうが,一体それは何時なのか,,,(笑。

下のノブは,何に使われていたものなのか,さっぱりわかりませんが,古い無線機か,FairChildの時代のスタジオ機器のような雰囲気ですよね。これも米国で「ベークライト製」と書かれてありました。かなりシッカリした作り。

ギターに使うには,ちょっと大きすぎる気もしますが,案外洒落て見えるかもしれません。

DEEDEE3 Repair

4年前に製作した「実験機」DEEDEE3 Semi-Hollow.

なんと木製(Bocote)のテールピースが「割れた」と,戻ってきました。ライブなどでガンガン使ってくれていたのですが,まさかここがこうなるとは予想もしてませんでした。早速新しいテールピースを作ります。今度のはZiricoteと真鍮製。

さ,弦を張ってみましょ。

DEEDEE Model 5

サーキットのセットアップ。

PickupはKent Armstrong古い奴(デッドストック)を選びました。ピックガードの固定方法はいつも迷います。トップに固定すると生音がかなり抑えられてしまいますので。ライブでガンガン使うとすれば,ボデイサイドからきっちり止めたいのですが,デザイン的には避けたい,,,。うーん,今回も同じところで立ち止まっています。

PickGuard Bracket

Pick guardを留めるためのブラケットをアクリル材で作りました。以前は真鍮でやっていたのですが,今回はピックガード自体もアクリルなので,この方が接着性が良いと思い決めました。

でも,ここ,微妙な角度の調整が必要な部分なんですよね。

Pao Rosa

テールピースの製作。

パオロッサという材料は初めて使います。タンニンと鉄溶液で上のように黒く染まりますので,うまく行ったら塗装の終わった3本の15inch archtopに使うつもりです。質感が良ければいいのですが。パオロッサのこの赤い色のままオイル仕上げも考えたのですが,ちょっと締まらない感じがしました。ダメだったら縞黒檀やAfrican Blackwoodの在庫もまだあるので大丈夫ですが,チャレンジしてみます。いつものよりアウトラインをちょっと細めにしてみました。