inside

裏側の削り出し。

厚みを知るために,ボール盤のドリル刃で穴だらけにしたりとか,製作者はいろんな知恵を使って裏側を削ってますよね。

私のやり方は,シンプルにノミとカンナで削ります。

大体の厚みを指で感じながら,「お!」っていうちょっと手前でマークしていきます。

丸と三角でフザケテるみたいですが,本人は真剣です(笑。

表側のアーチを意識すれば,そんなに難しくはないです。慣れるまではやっぱり超ドキドキでしたけど。

かのBenedettoの本には,トップの厚みをXブレイシングとパラレルブレイシングとを分けて書いてあります。

Xブレイシングの場合は,ネックとテールを結ぶ縦方向の応力に対する耐力が不足気味になるので,その部分の厚みを増せ,と書かれています(Benedettoは6.35mmとしています)。逆にパラレルブレイシングの場合はボディ中心部の円形に描いたあたりを逆に薄くしています。

Benedettoのアーチトップのあの軽やかな生音は,バック材の薄さだけではなく,トップの厚みの調整から来ているのかもしれませんね。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop archtop Bass Bubinga Chaki DEEDEE1 DEEDEE2 DEEDEE3 DEEDEE3-2 DEEDEE5 DEEDEE6 DeeDee7 DEEDEE9 DEEDEE11 Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28 Elmarit-R24 Elmarit-R 24mmF2.8 Explorer修理 Gibson Inlay Jingle Keyaki Noctilux1.0 Nylon Ply Wood model 17inch repair Semi-Acoustic Semi-hollow Summarex85mm Summaron35 SuperAngulon21-3.4 Tools Walnut White Sycamore model 17inch アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

午前中はミゾレだったのに,すっかり晴れた札幌です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です