DEEDEE9 was completed.

15 inch Archtop “DEEDEE9” 完成。

トラスロッドカバーをつけて,作業完了です。

今年もとんでもない量の「枯葉」です。

とても満足したので,落ち葉拾いでも始めますか。

M様,ネック側のストラップピンはご自分で取り付けされますか?。

アスファルト舗装の上を枯れ葉が風に吹かれて去っていく音が聞こえるくらい,とても静かな札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop archtop Bass Bubinga Chaki DEEDEE1 DEEDEE2 DEEDEE3 DEEDEE3-2 DEEDEE5 DEEDEE6 DeeDee7 DEEDEE9 DEEDEE11 Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28 Elmarit-R24 Elmarit-R 24mmF2.8 Explorer修理 Gibson Inlay Jingle Keyaki Noctilux1.0 Nylon Ply Wood model 17inch repair Semi-Acoustic Semi-hollow Summarex85mm Summaron35 SuperAngulon21-3.4 Tools Walnut White Sycamore model 17inch アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Setup 3

Pickupをセット。

木製のピックガードにSingleのKent Armstrong.

弦高は「12Fで1mm」とのご希望です。

いつもの私は2mmですので,相当低いセットアップ。

ネックはほぼ真っ直ぐにします。

ジャないと色々不味そう。

弦高を低くすればするほど「シビア」ですよね,,。

弦を外さずにブリッジを取る時は,こんな風にやってます。

柔らかい素材をボディに置いて

段ボールなんかをドンドン挟んで行くと,,

あーら不思議,ブリッジが外れました,,,って当たり前ですね(笑。

木製のサドルを作ってTune’Oと取り替えます。

ピックガードをセットする前に,ポットの位置を確認します。

案外この細いデザインのピックガードには余裕がありません。

ブリッジとの干渉を避けます。

ポットは両方とも標準サイズのCTS Special-B-250K,

キャパシタはオレンジドロップ022μFを選びました。

減衰のカーブは案外予想がつかないと思いませんか。

Aにしなかったのは「何となく」です(笑。

テールのジャックからのケーブルの先にRCAのメスをつけます。

お察しの通り,ピックガードからのケーブルにはオス。

ピックガードを取り外すときに,こうしておくといちいちハンダを取らなくてもメンテできます。

別の出力が必要になった時もアイディアが湧きそう。

今回のピックアップ,Handmadeシリーズのやつです。

グランドの他に,「7」と「11」。

テスターをあたると7KΩと11kΩでした。

スゴ!。さすが,マニアックですねぇ。

今回は7kの方を選びます。

トグルスイッチをつけて切り替えも出来そうですね。

ま,キャラはあんまり変わらないでしょうけれど。

さぁ,とうとうアンプから音が出ますよ!!。

この子の声はどんなかな。

Setup 2

弦を張りました。

組み上げて,弦を張って最初の音を聞く瞬間は,

「言葉にならない」ですよね。

なんかもう,,,いつもの事ですが感動してます(笑。

ブリッジは,サドル部分は既製品のものでセットしていきます(Tune’O Matic. StewMac)。

木製も準備。

African Blackwoodのサドル。

作業台の上の様子。

この作業の時期は,もう道具と材料でカオス状態になります(笑。

ブリッジの最終段階。

テールピースの最終段階。

テールナイロンの長さって,いつも迷います。

ある程度伸びてくると,思ってたのと違う位置まで移動しますよね。

その予想がなかなか難しいんです。

調整するためには弦を全部外さなければならないので大ごとですしね。

弦を張って,チューニングして,最初に何を弾きましょうか。

それは,,秘密です,,って程ではありません(笑。

「枯葉」。

枯葉の季節の札幌です。

Pick Guards

Pick Guardの製作。

縞黒檀でピックガードを作ります。

切り出してちょっとサンディングしたところで記念撮影。

今回採用するのは,左端とその右隣りにしましょうか。

左端は節目なし,右隣りはちょっと節ありですね。

ま,そんなに違わないんですが(笑。

ボディに乗せてみましょうか。

「節なし」はこんな感じ。

「節あり」。やっぱ,あんまり違い,わかんないですね(笑。

ちなみにセルはこんな感じ。

ボディ全体で見ると,,,

M様,どれがよろしいでしょうか?。

小雨混じりで寒い日曜日の札幌です。

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磨き完了

磨き完了。

こんな感じ。撮影したレンズ Leica Noctiluxが明るい発色って訳ではないと思うのですが,現実より赤が強いかな。

モニターの発色もありますよね。

でもあんまり写真をいじるのは嫌なので,もうちょっと「地味だ」と想像してご覧ください(笑。

Waknut Back&sideのDEEDEE9はこんな感じ。

さーて,Setupに入っていきましょ。

ブリッジ周りはサドルもまだつけてませんし,

配線の穴とかもこれからです。

塗装が終わってピカピカになってからドリルを使ったりするのは緊張するのですが,

塗装前にやってしまうと何かと支障が出たりしますので,

今回はこんな順番にしました。

テールピースはこんな感じで完成ってしましょうか。

ピックガードも作り置きはこれだけなので,

これからちょいと作りますが,

セルと木製とどちらがいいでしょうかね。

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Clear coat 3回目

いやいや,暇すぎて写真撮ってます(笑。

3回目のクリアを吹いたDEEDEE9。

よーく見ると木材の小さな染みだとかが見えてくるんですよね,クリアコートの段階で。

クリアってレンズのような働きもするんでしょうか。

塗りつぶしではないので,それぞれのレイヤーが纏まっていくんですよね。

化学変化も起きてるのかな。

それも「味」ってことにしています(笑。

こちらは3回目を終えたDEEDEE11.

外が暗いのもありますが,養生のロールカーテンを下ろしてるので,

人工光下での撮影になっちゃうと,色の感じはやはり実物とは違いますね。

こちらは着色少なめなので,木目はさらに良く見えるかな。

こっちの4回目はあの褐色に変色したVintageラッカーを使いましょうか。

Neck color

Neckの色の調整をリクエストされました。

「グラデーションなしで」。

なるほど〜,,

でも,調色したラッカーは既に使い切ってましたので,同じ色を作ります。

ん〜,

こんな感じだったよな,,,。ってなことで,昨夜までに色は入れましたので,今日はとうとうクリアコートです。

みなさん,いろんなやり方をされてますよね。

着色後の目止めに吹いた1回のクリアは,サンディングせずに一晩おいてから,クリア5回程度,,,としています。

確かBenedettoさんの「教え」だったような。クリアは浜二ペイントのを使います。

ラッカーシンナーも同社のものを真面目に使います。

メーカーでシンナーの匂いも違いますよね。

ホームセンターのものとは明らかに違う「匂い」。

乾燥が早い感じがします。

浜二ペイントのクリアラッカーは,ビンに移して希釈しても「ちょっと黄色い」。

ネック裏はこんな感じ。外は雨ですが,リターダーは入れなくても問題ない札幌です。

着色後

DEEDEE9は「赤系のヴァイオリンのような色」とのリクエストでした。

「え!!」(笑。

とりあえず,スプルースのままの色,,ではない,,(笑。

M様,こんな感じでは如何でしょうか。

DEEDEE11の方は,もうちょっと「黄」に寄せました。

これでも私の「いつも」よりはずっと「着色」してます。

色は,写真だとちょっと原色が強調されてますかね,,。

もうちょっと落ち着いてるんですが,。

でも本当に「塗り立て」。

乾燥が進むと不思議と色は落ち着いて行きますよね。

Mapleバックの方は,写真ほど「サンバースト」でもないんですがね,,。

中央の黄色が写真だと随分目立つなぁ。

手で触れるほどに乾燥したところで,直ぐに記念撮影しましたので。

ステインを混ぜたラッカーで着色後,1回クリアを吹いたところです。

これから2日ほど乾燥させて,サンディング。

その後仕上げのクリアを5回くらいですか。

まだまだ仕上がりまではかかりますね。

その「仕上げのクリア」に茶褐色に変色した「オールドラッカー」も使うつもりです。

「赤」や「黄」がさらにちょっとだけ抑えられる感じになると思います。

さぁて,スプレーガンの掃除でもしましょうか。

サンジングシーラー

浜二ペイント「サンジングシーラーNo.750」。

なぜか「サンディング」じゃないんですね。

ラッカー系のシーラーです。

下地から全部ニトロセルロース系で行きます。

っていうか,水性とか,使ったことないので(笑。

1回吹いただけで,杢目がグッと出てきて,気分も「グッと」上がります。

Good!(笑。

Neck size

さぁ,今日から塗装を開始しよう!と張り切ってマスキングを始めたのですが,,

おや,ちょっと待て,,,。ネックシェイプ,最終調整してないじゃないの!!(笑。

「太めですね」と言われる事が多いので,

今回はちゃんと数値を当たろうと思ってたんですが,

また手の感覚で削ったままになっていました。

DEEDEE11は,これまで計測してきたオールドギブソンに合わせようと思っていたのを思い出しました(笑。

ナット幅43mmってのは,よく聞く数字ですが,んじゃネックの厚みは?。

あんまり数値見ないですよね。これまでにリペアの時などに測っていた数値は,

ばらつきはあるものの,ギブソンで1F付近は21.7mmくらい,10Fあたりで25mmってのが多いように思います。

なので,DEEDEE11はこの厚みで。

ところが,DEEDEE9の方は

「ナット幅44~45mmくらいで」とオーダーいただいてました。

「んじゃ,厚みは??」。

「がっしりした感じ」とのお言葉もありましたので,

1Fあたりを22.5mmくらいとしました。

比較的新しい年代のMartinのネックがこのあたりの厚みでしたので。

M様,いかがでしょうか。

って,こればっかりは握ってみないとわからないかもしれませんよね,,,。

スクレーパーで仕上げたら,木目が浮き上がってきました。

今度こそ,塗装前夜の札幌です。