
ラッカーシンナーを使った塗装面のリペア。
ニトロセルロースラッカー仕上の楽器は,ウェザーチェックと呼ばれる細かなクラックが入ることがありますよね。
ラッカーシンナーを使ってリペアする方法があると聞いて,実際に試してみました。
上の写真のボディの端にごっそり細かなクラックがあります。所々,押しつぶされて白濁したようなところもあります。そこに面相筆で「ラッカーシンナー」をクラックに沿って「ほそーく」塗ります。

クラック自体がなくなるほどではありませんが,ある程度目立たなくなりました。
シンナーが「スーッ」と吸収されるのには驚きました。それもクラック以外のラッカー面でもシンナーを吸収して,跡も残りません。
「当たり」で押しつぶされて,結晶のようになった部分は,特にシンナーによって透明化する部分もありました。その部分は10回以上は塗りましたが,塗装面がシンナーで侵されてグニャグニャになったりもしませんでした。さすがに指で触ったりもしませんでしたが。
不透明になったクリア層がもう一度透明になりかける,,,ってイメージでしょうか。
万能ではありませんが,ラッカー仕上げの楽器リペアのTipsですね,,,って,知らなかったの,僕だけですか?。
晴れたり曇ったりの札幌です。
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