
Lining and Side-Brace.
Lining(サイド材に取付けるのり代)は,Mahoganyのリバースタイプを使います。
ちょっとモダンな感じです,,って,中を見る人はあまりいませんよね,,。
割れ止めかと思われるサイドブレイスも付けます。
これ,最近付けないアーチトップ製作者も見ますよね,Instagramとかで。
確かにこの位ボディが薄いと,「そんなに割れないよねー」とも思いますよね。
でも,いつもここで思い出すのは『森の中からジャズが聞こえる』(菊池淳子訳編:フィルムアート社)の中のリンダマンザーのあのセリフです。
「(PatMethenyに完成したギターを手渡す時には)彼のドロップテストに合格しなくちゃいけないのよ」。
Pat Methenyは,新しく受け取ったギターを「床に落とす」のだそうです,,,。
多分,それで大丈夫ならツアーに連れて行く,,,ってことなんでしょうね,,,。
『恐ろしい!!(笑』。
そういえば,Patが若い頃ずっと使っていたあのボロボロのES175,,サイド材が真ん中辺で割れていて,それをガムテープで留めてましたよね,,,。
あれはわざわざ落としたんじゃないでしょうけれど。
,,,なので,,,サイドブレイスは,「付けましょう!(笑」。
みなさん,ギターを床に落とすのはやめましょう(笑。

写真ではよく見えませんが,サイドブレイスに重ねて,2コマほどLiningを貼ります。
この辺はケースバイケースですが,今回はオーソドックスに行きましょう。

さて,引き続き2本目のDEEDEE9の方同じ作業開始。
同じモールドがもう一組あったら同時進行も楽なのにって思うこともありますが,おなじモデルを大量に作ったりはしませんので,このスタイルでいいのでしょう。
春っぽい日差しの札幌です。
11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘