Binding and Purfling

17inch Archtop.

Finger boardやらPick Guardなんかに時間がかかってましたが,本体に戻ります。

Finger Boardを接着する前に,エクステンションを作らねばなりません。

さらにその前にボディとネックのジョイントも作らねば。ここからは難関ばかり(笑。

ネックの厚みも整えました。

せっかくJohnnySmithモデルの指板を外しましたので,Mapleのネックそのものの厚みも計測。

1F辺りで15,5mm。

指板を剥がす前に定規で測った数値に間違いはなかったようです。

グリップを削り出す前に直線を確認。

そこでまた「考える時間」。

バインディングの仕様を決めるのを伸ばし伸ばしにしていたことを思い出しました。

これまたせっかくですので,Johnnyのを計測。

Gibsonのプラスチックバインディングは,普段入手できるものと寸法が違います。

なので,そっくりに作るのはちょっと難しいですよね。

ネックの方のバイディングは,なぜかStewmacなどで入手していた材料が使えそうです。

さて,ボディの方はどうしようかな,,などと考え始めたら時間はあっという間に過ぎていきます。

Gibsonサイズのものが入手できないか,もう一度Webをぐるりとみて回ったりしたので,作業は全く進みません(笑。

手持ちの材料の中で近いものを探すだけでも一苦労です。なぜなら,,,,

この束(笑。

縛ったままでないと,運ぶことすら出来ないのでホント気が重くなります(笑。

結局,手持ちのものでやることに決めました。

ちょっとこいつら,使って減らさなければ(笑。

でも,白蝶貝は買い足しました。

「大和マーク」さんから入手。

Stewmacなど米国の店は「 Cannot ship outside US」なので,国内で入手します。

別名真珠貝は,日本でもたくさん採れるんですよね,確か。

今回はリペアも含め,珍しくたくさんインレイを入れますので,自分史上最大の6袋を仕入れました(大袈裟)。

手持ちの貝殻を並べて記念撮影。

これだけあったら,3本分やれるでしょう。

日が暮れる前に,もうちょっと進めますか。

14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop archtop Bass Bubinga Chaki DEEDEE1 DEEDEE2 DEEDEE3 DEEDEE3-2 DEEDEE5 DEEDEE6 DeeDee7 DEEDEE9 DEEDEE11 Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28 Elmarit-R24 Elmarit-R 24mmF2.8 Explorer修理 Gibson Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Noctilux1.0 Nylon Ply Wood model 17inch repair Semi-Acoustic Semi-hollow Summarex85mm Summaron35 SuperAngulon21-3.4 Tools Walnut White Sycamore model 17inch アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Split block Inlay

Split block Inlay.

Gibson Johnny smith model 1968のリペアの続きです。

インレイも作り直してみます。

つか,これは結構なパーツ数ですよね。

切り出したらちゃんと並べておかないと,何が何だか分からなくなりそう,,,(笑。

家電品か何かについてきた透明な粘着シートを利用します。

切り出して真珠貝にピトッと貼って切り出したらどうかな,,と。

こういうもの,捨てられなんですよね,,

なにかに使えそう,,とか思っちゃって(ゴミ屋敷の原因その1)。

でも,今回はちゃんと使えましたよ(笑。

ってなことをしていたら,宅配便のおじさんが配達に来てくれました。

それは何かというと,,,

MacBookProのバッテリーです。

Retina15inch Mid2015という,8年前のMacの内臓のリチウムイオンバッテリーが「パンパン」に膨らんで蓋を閉じることも出来なくなっていたんです。

「それ,ヤバいやつじゃん!」

と家族に指摘されましたので,交換してみます。

付属のドライバーの柄の色が気に入りました(笑。

こんなに膨らんでました。すごいなぁ,よくこんなの入ってたなぁ,,。

バッテリーは強力な両面テープで接着されてましたがヒートガンで温めながら無事撤去して交換完了。

裏蓋のとても小さいネジは,長さが微妙に違うのが2種類使われていました。

気づくのにちょっと時間がかかりました。

芸が細いです,Apple.

バッテリーとメインの基盤とを繋ぐコネクタは,結構力一杯「パチン」と入れないと認識してくれませんでした。

それで,2回も裏蓋を取ったり付けたりして気づいたんですけどね(笑。

無事起動。よかったー。

工作室の音楽プレーヤーとしてこれからも頑張ってもらいます。

最初に聞くのは

「田中鮎美Trio」の”Subaqueous Silence”

“https://ecmrecords.com/product/subaqueous-silence-ayumi-tanaka-trio/

フィンガーボードの製作。

Gibsonのオリジナルに合わせてバインディングも復旧しますので,ジャストサイズに指板を切り出します。

無事切り出したところで記念撮影。サーっと陽が差して来ました。

さて,お次は,,,と。

Beauty pageant

美人コンテスト。

6セットのCurly Mapleの中から,今回使う材料を選びます。

どれにしましょうか。

その1から6まで(笑。

え?,そんなに変わらない??(笑。

そうですね,同じロットで入手した材料ですから,多分同じ丸太か,少なくとも同じ山の材料だったに違いありませんから,,,。

でも,カーリーの表情が違うので,出来上がると違った印象になると思います。

さぁ,,ますます迷ってきてしまいました,,(笑。

どんより曇った札幌です。

3Dにするための Curly Maple

Curly hard maple.

確か九州の銘木屋さんから購入した材料です。

幅はまちまちな3mほどの長材を,一挙に15枚ほども入手していました(その時は,珍しく思い切りました(笑))。

節などを避けて木取りしますので,こんな感じで長さはバラバラ。

でも長材3枚から,ボディ6本分が確保出来ました。

木口も切りっぱなしですので「がさもさ」のままですが,Curlyの綺麗な杢目が見えますよね。

もう,これを見ただけで「興奮状態」(笑。

厚みは30mm。

ちなみにレスポールのトップのメープルは18mmくらいの材料を使ってアーチに削るようです。

アーチトップギターのフィドルバックの場合は1inch(25.4mm)の材料から削り出しますから,30mmは厚すぎるくらいです。

手元に大型のバンドソーさえあれば,ちょうど良い厚さにした上に,スライスした残りの薄板を,在庫として増やすことも出来るのに,,と,いつも思いますが,「ないものはない」ので,考えます。

ちょいと走って,別の作業場を借りてスライスするべきか,このまま続行するか,考えてるところ。

どーしよーかなー。

(走るの,面倒だしなぁ,,,この厚みを逆手にとって,,,ブツブツ,,,)

でも,まずはこの中から今回使うのを選ぶことから始まります。

6セットの中から選べるなんて,滅多にない幸運です。

14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop archtop Bass Bubinga Chaki DEEDEE1 DEEDEE2 DEEDEE3 DEEDEE3-2 DEEDEE5 DEEDEE6 DeeDee7 DEEDEE9 DEEDEE11 Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28 Elmarit-R24 Elmarit-R 24mmF2.8 Explorer修理 Gibson Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Noctilux1.0 Nylon Ply Wood model 17inch repair Semi-Acoustic Semi-hollow Summarex85mm Summaron35 SuperAngulon21-3.4 Tools Walnut White Sycamore model 17inch アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

3Dにするためには

New Design.

これを「楽器にする計画」進行中。

果たしてどんな構造で,どんな木材を組み合わせるとイメージ通りになるのか,,,。

Curly Walnutに乗せてみたり,,,

Curly Mapleに描いてみたり,,,。

ふむふむ,,,。

もうちょっと考えなきゃ,,だな,,,。

17inchのヘッドプレートの接着は慎重に。

FingerBoardを貼るときと同じに,細いピンを打ち込んでずれないように,,と。

型板を重ねてクランプ準備。

ドレメルのチャックを探していたら,ここにありました,,,ってぐちゃぐちゃ(笑。

もっとわかりやすく,綺麗にしたいな。

本式にクランプ。

いいかな。

ここまで出来たので,気分転換にちょっとお出かけでもしてきましょうか。

穏やかな秋の日の札幌です。

14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop archtop Bass Bubinga Chaki DEEDEE1 DEEDEE2 DEEDEE3 DEEDEE3-2 DEEDEE5 DEEDEE6 DeeDee7 DEEDEE9 DEEDEE11 Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28 Elmarit-R24 Elmarit-R 24mmF2.8 Explorer修理 Gibson Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Noctilux1.0 Nylon Ply Wood model 17inch repair Semi-Acoustic Semi-hollow Summarex85mm Summaron35 SuperAngulon21-3.4 Tools Walnut White Sycamore model 17inch アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

サムの息子の使い方

サムの息子の使い方(笑。

ああ,いや笑い事ではないです。

凶悪な奴なのには変わりありませんから。

薄い黒檀の板を先日作ったラワンの型板に両面テープで接着して,ベアリングの付いたルータービットで削りますと,,

型の通りの形に切り出せました!!,,,,って,あら,,,(笑。

誰も驚きませんね,,変ですね,,,こんなに大変なのに,,(笑。

ルーターリフターって,要するに,テーブルからどのくらい刃を出すかの微調整が出来る道具なんです。

今まで一体どれだけの時間を使って「微調整」したことか,,,。

世界が変わるほど便利でした。

黒檀の薄板のヘッドプレートの出来上がり。

今回はバインディングを巻くので,一回り小さいプレートを作りたかったのです。

こんな感じ,,,って分かりにくいですね,,,。

夕暮れまでに,もう一つやりたいことがありました。

デッサンしていた新しいアウトライン。

透明なポリカーボネートに書き写して切り出しました。

今まで2Dだった想像上の新しいギターが,とうとう2.5Dに!!(笑。

ポリカが傷だらけなのは,これまでいろんな板を接着する時に,下敷きに使っていた材料だから,,,(笑。

さ,これが3Dになるように,また想像を膨らませましょうか。

14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop archtop Bass Bubinga Chaki DEEDEE1 DEEDEE2 DEEDEE3 DEEDEE3-2 DEEDEE5 DEEDEE6 DeeDee7 DEEDEE9 DEEDEE11 Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28 Elmarit-R24 Elmarit-R 24mmF2.8 Explorer修理 Gibson Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Noctilux1.0 Nylon Ply Wood model 17inch repair Semi-Acoustic Semi-hollow Summarex85mm Summaron35 SuperAngulon21-3.4 Tools Walnut White Sycamore model 17inch アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Out line of head

17inchのヘッド用にMoldを作りました。

バインディングの厚み分を差し引いたものも作ります。

そこらに転がってたラワン材を使いました。

この「ラワン」,北海道では,30年くらい前までは,窓枠などの内装材として,建築では広く使われていました。

資源が枯渇しかかったのか,原産国が輸出を制限したのか,価格の高騰もありほとんど使われなくなりましたが。

「フィリピンマホガニー」という別名は,あんまり流行らなかったですよね(笑。

目の荒いマホガニーと言われれば,確かに似てる(笑。

アフリカンマホガニーの気孔をめっちゃ多くしたような感じでしょうか。

さらに,「白ラワン」なる名称で,またまた別の樹種も入ってきましたよね。

あれ,正式にはなんていう樹木だったんでしょうか。

白っぽいので着色には向いてました。

赤っぽい普通のラワンを,脱色してから着色してたくらいですから。

多分,このモールドに使った棚板の端材は,それに違いないですね。

軽くて柔らかくて加工しやすい。

でも,楽器にするには不向きですね。

柔らかすぎます。

楽器を製作し始めた頃,実験済みです。

そこらにある木材を使って作り始めましたので(笑。

陽が沈んでから,表面保護のためにセラックを塗ったら,なんの材料だかわからなくなりましたが(笑。

ルーターを使って加工してみようかな,と思いついたので,それ用のジグなのです。

思いついたらすぐ実行(笑。

やってみましょ。

Binding materials

Bindingの準備。

樹脂製のバインディング材を出してきました。

ギャァ,,,なんなの,この量は,,,。

樹脂製のバインディング材って,地味に高価じゃないですか。

だもんで,必要になるたびに買い足して,,を繰り返した結果,,

いやぁ,何がどんだけあるんだか,全くわかんないブラックボックス状態になってたんです。

見ないふりをしてたのですが(笑,とうとうこの日がやってきてしまいました,,,。

はい,ちゃんと整理しますよ,,。トホホ,,。

1時間半ほど格闘しまして,種類ごとに分けました,,,。

こうしてみると,別に大したことなさそうですよね,,,

普段からちゃんと整理整頓しないから,こんな目に遭うんですね,,。

反省。

でも,微妙に寸法の違いものがあったり,樹脂製に混じってファイバー製も,,・

これ表計算ソフトでも使って管理しないと無理じゃね,,,?。

やだなぁ,,。

17inchの方はヘッドの「耳」を接着。着々と進行中。

暗い曇り空の札幌です。

Sanding time

2本の17inch Archtop.

サイズはアウトラインはピッタンコおんなじですが,ボディの厚みが違います。

ネックの作業に入る前に絶賛サンディング中。

リタイアした大工さんから頂戴した道具箱に入っていた古いサンドペーパー#80。

80番って,滅多に使わないよな,,,とか思いながらも,有り難く頂戴してあったのですが,,,,

接着の終わったボディのアーチを修正していくのに,この番手は

「使える!!」(笑。

先入観はダメですね。

ここまで荒い目だと,木材の表面を傷だらけにしてしまう,,という思い込みでしたが,

逆に木目にさえ平行に使えば,ダメージを与えずにスクレーパーを使ったくらい表面の修正ができることがわかりました。

120番あたりから始めるより,ずっと時間の短縮にもなりそうです。

いやー気づかなかったなー。

しかも100枚入りの箱の8分目くらい入ってますから,「使い放題」(笑。

バインディングの溝を切るのに,ボディを水平に保つジグに載せるとサンディングもやり易いですね。

もうちょっとグラグラしないように工夫しますか。

海外の方はバキュームで固定するジグを使ってたりしますよね,,,。

あそこまで大規模には,,,

途中まで進めていたネックと一緒に記念撮影。

さて,お次は,,っと。

14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop archtop Bass Bubinga Chaki DEEDEE1 DEEDEE2 DEEDEE3 DEEDEE3-2 DEEDEE5 DEEDEE6 DeeDee7 DEEDEE9 DEEDEE11 Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28 Elmarit-R24 Elmarit-R 24mmF2.8 Explorer修理 Gibson Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Noctilux1.0 Nylon Ply Wood model 17inch repair Semi-Acoustic Semi-hollow Summarex85mm Summaron35 SuperAngulon21-3.4 Tools Walnut White Sycamore model 17inch アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Head stock

Headのデザイン。

アウトラインはオーソドックスなものにして,

インレイは,,,と,考え始めたのはいつだったんでしょう(w。

よく言えば「気が長い」。

数年前のスケッチを出してきて,また考え始めてしまいました。

なぜなら,そろそろネックの準備が必要になりますので。

ネックにもバインディングを入れます。

なぜか今回は今までやらなかった事だらけ。

っていうか,そういうことをやってみたかった訳です。

ますます時間がかかる事になります(笑。

どこまで行けるかなぁ。