21mm

21mm.

Explorerのナット付近のネックの厚みです。

ノギスでの実測ですので,大まかですが,3F辺りまでは同じで,8Fで22mm, 14Fが24mmといった感じです。ネックの中央部分の指板上部からの厚み。Gibsonは色んなモデルのネックを採寸していますが,まぁまぁこんな感じなんじゃないでしょうか。もちろんそれぞれ微妙に違いますが。厚みを整えてから丸くしていきます。

r 12.

Fingerboardのラディウスは,R 12inch でした。

どれも完全な円弧ではありませんから目安です。

これもオリジナルに合わせて行きましょうか。

ベルトサンダーを使わず,木工ヤスリで厚みを整えました。ここら辺はその時の気分です。

まぁ,どっちにしても平面出しは最後は手ですよね。

緊急事態宣言が解除された札幌です。

2 weeks

クリアを吹いてから2週間経ちました。

ボディの最終仕上げに入って行きましょうか。どこまで行けるかな。ああ,でもその前にフレットのレベリングをしておきましょ。

帰宅してから,いそいそ指板のマスキング。って,もう夕方じゃないですか。

まぁこの作業は自然光でなくてもいけますので,慌てなくてもいいんです。ストレートなアルミの角パイプにサンディングペーパーを貼ったもので,まずはフラットにして,ダイヤモンド砥石でさらに整えて,フレット用のヤスリで仕上げます。

さらにドレメルルータでコンパウンド仕上しました。

明日から「緊急事態宣言解除?」が聞こえてきた,曇り空の札幌です。

Acetone

アセトン。

Rosewoodの指板を接着する前の脱脂はアセトンを使います。

ボロ切れが小山になるほど拭きましたが,結構しつこかったです。先人の知恵をお借りして,接着剤が入るように傷もつけました。

ゴシゴシ拭きながら,以前の失敗を思い出しました。

一度だけリグナムバイタを指板に使ったことがあったのですが,数年後にオーナーから「畳の上でギター倒しちゃったんだけど,その時指板が取れちゃって,,,」と修理に持ち込まれた事がありました。「え!!!」。

ネック自体は無事でよかったのですが,リグナムバイタ,ほんとに綺麗に剥がれちゃってました。もうそりゃ,めっちゃ焦りましたとも!。

んで,それっきりリグナムバイタを指板に使うのはやめましたが(笑,あれ,Rosewood以上に脂分のある木材なので,もっとしつこく脱脂すべきだったんだとその時反省しました。もちろん再取付前にはアルコール,シンナー,アセトン,考えられる限り手持ちの材料で脱脂してから元に戻しましたが,あれから「取れた!」と帰ってきてませんので,大丈夫だったようです。よかった,,,。

若かりし頃のJohn Scofieldさんが,指板を張り替えた古いES-335を使ってたことありますよね。

バインディングのない,エボニーのFingerboardの335.

それ見てティーンエイジャーの私,衝撃を受けたんです。

もちろんその時は自分が楽器を作るようになるとは知らなかったんですが(笑,それ以来,ギターの指板もヴァイオリンのように張替えが効くようにすべきなんだな,,と思うようになったみたいです。

それにしても,指板を張り替えてまで,使ってもらえる楽器は幸せですよね。

なので,今回もニカワで貼りましょうか。

Peg holes

日暮れまでには,まだ時間があるはずなのに,まるでもう陽が落ちかけているような暗さです。

スタンドライト総動員でペグの穴を開けました。

ヘッドプレートにはもちろん,元の穴が開いてますからズレないように慎重に,,。

もうちょっと大きいちゃんとしたボール盤があったら,もっと精度が,,,

といつも思いますが,このチビッコでなんとかしましょう。

ついていたTunerはmade in Japanと書いてありますがメーカー名はなし。

飲み込む部分の直径は9.88mm(ノギスにて)。

10.0mmのドリルビットでぴったりです。

うまくいきました。

Banana Head

Explorer’s head.

こういうの,バナナヘッドって言うんですよね。

フェイスの,失われたナット側部分を作りました。オリジナルはプラスチックなのですが,同じ素材は持ってませんでしたので,まず厚みを調整するためにエボニーの薄板を貼り,その上にファイバーベニヤをきっちり合わせて貼りました。この素材はGibsonなどのフェイスに使われてますよね。

ぴったり合わせたと言っても,今回は異素材どうしの組み合わせ,,。あらまー。

こういう部分のリペアって,難易度高いですよね,,。って

え?,,そう,思ってるの,もしかして僕だけですか?。

雨の札幌です。

Set neck

ヘッドの仕様が決まったので,今度はセットネック。

Gibson社の言うところの「Deep Joint」ってやつなんですね。Gibsonはこれを作る時,ゴロンと接着してから,Pickupの形にザグるんでしょうかね。

ま,ザグってるのに合わせればいいので,どっちでもいいんですが。

ざっと合わせてセンターラインの確認。

Deep Jointの修理も初めてです。

微調整のマージンを残して,,ネックの取付角も確認。ま,こんな感じですかね。

Boiled Head

茹でたExplorer

.樹脂製のヘッドプレートを変形させずに剥がす方法を考えてました。

ふと「茹でればいんじゃね?」。

洗面器にヘッドを入れてヤカンから熱湯を注いで,,ってみればわかりますか(笑。

10分ほど泳がせてからスクレーパーを慎重に突っ込んだら,見事に外れました。

いやー,ギターのヘッドを茹でたのは初めてです,,って,我ながらちょっと呆れました。

あー,面白かった(笑。

カケラの足りない部分をどうするかは別として,とりあえずこれを使うことに決めました。

これ,「修理」っていうより「改造」に近いですかね。

でも,ヴァイオリン族もネック平気で交換してますよね,ヘッドだけ元のをつけて。

ま,元のネックがヘッドが取れただけじゃないくて,全体に割れちゃってたんで,交換しないと楽器になりませんので,まぁこれもリペアってことにしていいですか(笑。

Headstock

Explorerのヘッド。

このモデル,エッジの部分の処理が面白いんですね。木口が面に対して直角ではないんですね,,,ってわかりにくいですね。確かFirebirdもこんな処理だったような,,,。

いえ,大したことじゃないのでいいんです(笑。

新しいフィンガーボードはRosewood(多分Indian Rosewood)で作りました。

元々のもそうだと思うんですが,こっちは真っ黒に近いですね。日焼け(酸化?)したんでしょうけど。

アールを取るのに削ったら,きっと赤い木目も現れると思います。

さて,ヘッドプレート,どうしようかな,,。

In the middle of spraying

中塗り吹付の様子。

裏ブタの色具合も合わせて。キャビティの内部のエボニーの柄が綺麗です。

浜二ペイントのクリアラッカー#1000は,乾燥が早い感じですね。

ラッカーとシンナーの比率を1:2.5くらいにすると,僕には扱いやすいようです。

気持ちシンナー多め。

セラックのフレンチポリッシュの場合,仕上げに近づくに従ってアルコールの量を増やしていくと思うんですけど(主に光沢を出すため?),ニトロセルロースラッカーのSprayの場合って,みなさん最後まで同じ濃度でやりますか?。

もしかして,この後2日ほど放置してサンディングの後に吹く最後の1回は,フラッシュコート(1:4)の方が綺麗に行くんでしょうかね,,,。ちょっと思いついちゃいました。急に強い日差しが差し込んできたので,記念撮影です。

静まり返ったような,札幌です。

Fret Slotting Table Saw Blade

フレットの溝切り。

Stew-macのFret Slotting Table Saw Bladeは,取り付け穴がインチサイズなので,入手した当時,日立のスライド丸ノコに取り付け出来ず,困りました。

今は存在するかもしれませんが,インチをミリに変換するリングが手に入らず,仕方なくホームセンターでREXONの激安スライド丸ノコを購入しました。値段は,この刃の方が高かったような,,,。これは最初からインチサイズ用。逆にミリサイズの刃を取り付けるリングが付いていたような,,,。

ただ,激安なものですから,イマイチ精度が出ませんので,こんな風にいろんな厚さの板などを組み合わせて,溝の深さも調整して使っています。えいや!で22F分切りました。

テーブルソーの方が安全で良いのでしょうが,置く場所すらありませんのでこの方式です。

それでも手鋸で切るよりは,,,ずっと楽ですよね。