Scraping.

Scraping.

アーチの曲面を仕上げて行きます。

普通に購入したスクレーパーももちろん使いますが,この四角いのは,替え刃式の鋸の刃をスクレーパーにしたもの。

ベビーサンダーで刃の部分を切り落としただけですが(笑。

薄いので広い面積に当てるとき,調子がよかったりします。

日が沈んてきて,斜めから差し込む光は,この作業には「うってつけ」です。

15inch Archtop bodies.

15inch Archtop bodies.

ボディが2本分組み上がりました。

周囲をトリミングしたままで記念撮影。

さーて,これからサンディングです。

コロナのせいでマスクはたくさんありますが,やっぱり防塵マスクでなきゃ防ぎきれないですよね。

外が暖かくなって来たので,ちょいとガレージ出してもう一度。

昨日,桜の開花宣言が出た札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop archtop Bass Bubinga Chaki DEEDEE1 DEEDEE2 DEEDEE3 DEEDEE3-2 DEEDEE5 DEEDEE6 DeeDee7 DEEDEE9 DEEDEE11 Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28 Elmarit-R24 Elmarit-R 24mmF2.8 Explorer修理 Gibson Inlay Jingle Keyaki Noctilux1.0 Nylon Ply Wood model 17inch repair Semi-Acoustic Semi-hollow Summarex85mm Summaron35 SuperAngulon21-3.4 Tools Walnut White Sycamore model 17inch アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Party

Topを接着。

クランプのパーティの様。

2本分接着するので,手持ちを半分ずつ使わざるを得ないので,バランスを考えます。

さぁ,綺麗に付いてちょうだいな。

もう1本接着する場所を空けるのに作業台から移したのですが,大変な重さです。

これだけクランプ付けたら,何キロあるんだろ,,。

この間溶かしたニカワ,ちょうどなくなりました。

さ,Bodyは朝までこのまま放置。

私はBeer !!やった!(笑。

F holes

2種類のFーhole.

接着前に荒っぽかったFホールを綺麗に整えます。

組んでしまってからも,なんども整える事にはなるのですが,

やはり仕上がりに近いところまで持って行ってあれば,作業のモチベーションも上がりますよね。

彫刻刀やらノミ・小刀の他には,薄い端材にサンドペーパーを貼ったものが便利。

極め付けはペインティングナイフにサンドペーパーを貼ったものも重宝します。

ヤスリも通らない細いところなんかは,もうこいつに頼るしかなかったりします(笑。

ノリ付きのサンドペーパー,便利ですよね。

Guitar Neck

Necks.

トラスロッドの溝を塞ぎました。

古いスプルースを使いました。

試作中のネックも出して来て記念撮影。

私の作業台がいかに小さいかわかっちゃいますね(笑。

家人の用事に付き合ったら,午後もすっかり回ってしまいました。

さて,次は,,と。

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Ebony Finger Board

夕方,Macassar Ebonyの長材を切りました。

FingerBoard用に切り出していたMacassarは3年前に入手したものでした。

先ほどの「先人の教え」から言うと,「ちょっと若い(笑」。

そこで6年前に入手した長材から指板用に切り出す事にしました。

いやいや,2mのものを刻んでしまうのは,ちょっと気後れがしましたが。

No.1〜3がそのMacassar Ebonyです。

No.4は2006年入手のStewmacのEbony(産地不明)です。

さて,どれをどれに使いましょうか。

M様,いかがですか?。

磨いてオイルで仕上げますので,Macassarはもっと黒くなります(杢目は微妙に見えます)。

Label

Shop Label.

ボディの中にラベルを貼ります。

直接ボディに書くこともありますが,やり方はいつもその時の気分です(笑。

トップ材を接着する準備も整って来ました。

もうちょっとですね。

ネックの方は,トラスロッドの溝を埋めているところ。

意外と手間はかかりますよね。

ニカワを使う作業はなるべくまとめたいですが,そうも行かないですね。

両端にまず蓋をして,直線部分を埋めたらヘッドに耳をつけましょ。

そんで,次はFingerBoardの準備です。

エボニーを出して来て品定め。

15inchモデルは,基本Macassar Ebonyを使っていますが,残りが少なくなったかな。

長材を切ればありますが。

この種の木材は乾燥に非常に時間がかかるので,自分の工房で「5年は寝かせろ」とか,「いやいや7年以上は寝かせる」とか聞きますよね。

長い長い楽器作りの先人たちの知恵なんでしょうね。大手のファクトリーではそうは行かないんでしょうが。

私もなるべく古いの(入手から時間の経ったもの)を使うようにしています。

今見たら,一番古いのは2006年って書いてありました。

こんだけ経ってたら大丈夫でしょ。

入手年が新しくなるにつれ,「真っ黒」ではなくなって来ている感じもしました。

ま,ものによりますけどね。

中には「100年以上前の家具から切り出したブラジリアンローズウッド」なんてのもありましたが,こんなの恐ろしくて使えないですよね,,(笑。

何か特別なのに使いましょうか。

マダガスカル,カメルーン,インド,,,。輸出停止になる前に日本に入って来たものを含めて,世界中からこれら「黒い」エボニーが集められています。

現地で挽いたものが最近は主流なのかな。

加工前のモノは輸出規制,,とか,いろんな事情があるんでしょうね。

樹脂で固めたようなのや,全部樹脂の人造エボニーも個人製作家向けに出回るようになって来ましたよね。

でも,まだ使ったことはありません。音はどうなのかな。

African Blackwoodは,規制がかかる前にまとめて購入したのがまだありますが,今後は手に入らないのかもしれませんね。

最近見ないな。

気温の上がって来た札幌です。

Red Trussrod

赤いトラスロッドを仕込みます。

ヘッド側はちょいと太くなっている部分がありますので,そこらは手作業で幅と深さを調整しなければなりません。

以前,「その部分」を加工するドリルビットがあったのですが,あっという間に中心軸が付け根から折れてしまいました。

ブラス製の軸が持たなかったんですね,,。

Stewmacのモノでしたが,あれ,まだ売ってるのかな,,。

高価でしたが,あれは失敗作だな,,。などと,思い出しつつ1本目,調整完了。

なんだか薄暗くなって来ましたよ。

一日早いなー。

僕がのろいのかなー。

for Trussrod setting

Trussrodの溝。

今回使うダブルアクションのトラスロッド用に溝を切ります。

Stewmacのダブルアクションのトラスロッド用のビットを使います。

約6.45mm幅で切れます。

皆さん色んなジグを製作してやってますよね。

でも,私はジグは作らずに,こんな風に切っています。

作るのが「面倒だった」とも言います(笑。

大きな万力(Triton Super Jaws)に,ネック材とガイドにする木材を平らになるように挟んで,定規を当ててルーターで切っています。

ガイドの定規を正確にセットするのが面倒っちゃ面倒ですが,ネック材の幅はそれぞれまちまちなので,こんなやり方をしています。

今日は4本切りました。

一度機械をセットしたら,流れ作業で出来ますので。

15inchのが3本と17inch用が1本。

17inch用はスケールとヘッド角度が微妙に違いますが,トラスロッドは共通です。

製作を始めた頃,こんな道具など一切持ってませんでしたので,鉛筆で墨を出して2分のノミでちまちま掘っていました。

ほぼ丸一日かかりました(笑。

今日は片付けまで入れて4本で1時間半(笑。

電動工具,すげー。

道具のセットがその大半ですので,広い工房で道具を出しっぱなしに出来るところなら所要時間は半分以下でしょうね。

綺麗に切れました。

ルーターやトリマーなど,高速回転の工具を使うときは,今でも緊張します。

ですが,ノイズキャンセルイヤフォンを付けるようにしてからは,随分緩和されました。

やっぱりあの大きな音で緊張するんですよね,エマージェンシーにしか聞こえませんもん。さて,次は何をしようかな,,。

お花は全然まだですが,春の匂いがする札幌です。

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inside bodies

15inch Body.

bodyの内部にShellacを塗ります。

これ,大手メーカーはしませんよね,,。

アーチトップの場合,例えば湿気などに対してどうなんだろう,,,とか,表面側だけ塗装が乗って,裏側は素地のまま,,,って本当はどうなんだろ,,とか,考えます。

ルシアーもののナイロンギターでは塗ってあるものも見ますよね。Archtopも稀に。

セラックの扱いに慣れているからでしょうか。あるいはボディの板が超薄い場合の対策でしょうか。

ここ札幌は割と乾燥した場所だと思うのですが,演奏者がいつも乾燥した場所にいる訳ではないですよね。

私も「塗る」パターンと「塗らない」パターンの両方で製作して来ましたが,どちらが正解なのか,結論は出せずにいます。

海外のルシアー達もまちまちですよね。「どっちでもいい」が答えなんでしょうかね(笑。

ま,ラッカーと違って,Shellacはごく薄い塗膜ですので,塗ることでアコースティック感が損なわれるようには感じないんです。

なので,今回は「塗る」ことにしました。

杢目が浮き上がって来て,間違いなく気分は「上がり」ます(笑。

この2本とも,仕上げはニトロセルロースラッカーの予定です。

塗る前の様子はこんな感じ。

雪解けが急激に進んでいる札幌です。

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