Chasing after him

D’Aquistoスタイルのサウンドホール。

本当の宇宙人はどちらだったのかはわかりませんが,「Dの称号」を持つ二人の巨人の後を追いかけるしかありません。

地球人の僕としては(笑。

D’Aquistoの遺作の,あの閉じるサウンドホール(眠い目をしているように見える)は,

「宇宙人」すぎて,全く到達できてませんので,

「その後」を考えるのは,まだ随分先になりそうです。

で,今,私の足元を照らしてくれているのは,このスタイルのサウンドホールです。

左右両側にホールを開けたら,サーキットはどうなるんだろ,,とまたそこらのパーツを置いてチェック。

「仮称零号機」がどっちだったんだか,わかんなくなっちゃったので(笑,ネーミングはまた考えましょ(笑。

さて,次は,,と。

ProtoType

14インチボディのプロトタイプ。

2本目の内部側の削り出し。

今回も「超硬えぐりカッター」で荒く削り出します。

すっかり癖になっちゃいました,この恐怖の作業が(笑。

恐ろしさにも多少慣れてきましたが,油断禁物。

あまり追い込まずに,ガレージの作業をさっさと終了して,あとは豆カンナで仕上げて行きましょう。

Neck for Prototype.

そういえば,,

このプロトタイプのネック,作ってませんでした(笑。

14Fジョイントのアーチトップ用のネックは数本カットしてあるのですが,

考えてみたらこいつ,いつものダブテイルじゃダメそうですよね,,

いや,やってやれなくもないか。

しかも,ボディのアウトライン,

17Fジョイントで計画してたのを,最終的には14Fジョイントに変更したんでした。

そこらにあったパーツを置いて考え中。

どんな構成だったらいいでしょうかね。

面白くなってきたぞ,,っと(笑。

なーんて言ってたら,,使えそうなネック,見つけました。

あるじゃん!(笑。

ちゃんと整理整頓してないからこんな事になるんですけど,

部屋全体がびっくり箱みたいだと思えば,悪くないかな,,,。

(いやいや,ビックリ箱じゃなくて,どうみたってゴミ箱じゃん,,ダメだよな,,片付けなきゃ,,面倒くさいな,,ブツブツ,,)

でも,このネックで行ってみようかな。

(悪くないよな,,でもこれ,いつ作ったんだっけ,,結構前だよな,覚えてないな,,ブツブツ,,。)

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

ProtoType 14inch

ネックジョイントを後にしたのは,プロトタイプのサウンドホールを開けて見たかったから,,。

やっと内部の空間の様子がわかるようになりました。

イメージ通りの感じですよ。

普段のアーチトップとの違いは,

このトップ材の「厚さ」。

さすが,30mm厚の材料から「削り出し」しただけのことはありますね,

めっちゃ厚いです。内部側のアーチもいい感じ。

サーキットの納まりを確認したら,さっさとボディ接着しちゃいましょうかね。

あ,でもまだピックアップも決めてませんでした,,ダメじゃん,,(笑。

トップ材がこんなに厚いってことは,ポットの取り付け位置は,このままじゃ無理ですよね,,,

さて,どうしようかな,,。

まずは,そこら辺にあるパーツを並べてイメージ作りからっすね。

まずは,「普通の」ハムバッキング。以前から「これかな」って思ってたパターン。

一回やってみたいと思ってた,フローティング2発のパターン。

どうかなぁ,,。

以前にも写真載せたこと,あったかも。

ミニハムもあり,,かな。

マウントが厄介な奴ですよね,,そうでもないのかな,,,

なーんてやってるうちに,外が曇って暗くなってきました。

雨になりそうな,札幌です。

inner Arch?

内側のアーチはこんな感じかな。

相当以前に,同じようなやり方でアーチトップのバックを削り出したことを思い出しました。

あの時は,確か「桂」を使いました。

トップは普通にXブレイシングのスプルースでしたが。

そうか,あの時のイメージがどこかにあったんだな。

接着面の平面出しはこれから。

っていうか,サウンドホールを開けて,サーキットをどうするかも考えなきゃ。

零号機は「決め事」が何も「決まってない(笑」のが醍醐味ですよね,,,

って,「ただの迷子」にならないように,気をつけます(笑。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

零号機

「零号機」

14 inch Prototype.

body内部を削り出しています。

African Mahoganyのバック材。

バックの表面側は(って変な表現ですが)LesPaulのようにフラットにするつもりなのですが,

内部側は「空洞」にします。

内部だけが「アーチ」なのって,削っていて変な感じですが,

ボディの中に入ったつもりになって「洞窟っぽい」のがいいかな,,と(笑。

探り探り削る時は,細い丸ノミがいいな。

「サラダボウル」みたいですか?(笑。

でも,アーチが見えてくると,削っているノミの音が変化してきます。

急に楽器っぽい音になってきました。

Maple Topの方も削ります。

その名も「Hard Maple」,

丸ノミの刃先がハジかれる感じがするくらいだったので,ガレージでチェーンソーブレードを使いました。

根性なし,,(笑。

荒っぽく削り出したら,工作室に戻ってあとは手作業ですね。

アーチトップギターは,メープルって言えば「バック」なのですが,

今回はこれがTop。

いつもと逆の,変な感じが続きます。

ES-335のように中央にソリッドを設けるのではなく,

トップ材の厚みでSemi-Hollowの音を目指してみます。

「零号」なので,やりたい放題(笑です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

ProtoType

さぁ,アーチは何となく見えたので,構成を考えます。

ピックアップは,スタンダードなGibsonスタイルのハムバッキング1発にしようかな。

「零号機」は,サウンドホールを開けてみましょうか。

22F仕様がいいかな。

フロント1発なので,どの辺りの振幅を拾うかって,重要ですよね,,。

(ポールピースの位置は,ここだから,エスカッションの厚みを考えると,ブツブツ,,(笑。))

ボディと弦の間隔は,,ネックの取り付け角度,,,だから,内部の空間は,,

うーん,また迷い始めました(笑。

サンディングを進めながら,もうちょっと考えましょうか。

(この「Bare Knuckle」,どんな音がするんだろ,,そういえば試しに,,と思って中古品を入手した事も忘れてた,,,零号機に載せてみようかな,,ブツブツ,,(笑))

Four Ladies

4 Ladies.

Proto Typeのアーチも何となく見えてきました。

17inchのバインディングもようやく完了。

左右非対称に削り出した「初号機」。

アーチの感じ,写真でわかりますかね,,。

左右対称の「ゼロ号機」。

こっちは#400までサンディング済み。

ボディの幅がLesPaul1959よりありますので,アーチはさらにちょっと深くしてみました。

アーチのイメージだけ頂戴して。

ただし,ProtoTypeは「メープルトップ」だけの状態です。

これにバック材を貼り合わせます。

17inch Mid body.バインディング完了。

サンディングはこれから。

17inch Thin body.

これもまだサンディングしないと,,,。

本格的にサンディングを始める前に,工作室の片付けをしましょうか。

何もかもが埃まみれになっちゃうんで,,(笑。

急に春めいてきた,札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Arch for Prototype.

プロトタイプのアーチを削っています。

StewmacのLespaul1959のテンプレートを乗せてチェック。

コピーはしませんが,一つ「基準」みたいなものがあったら,何かと分かりやすいかなぁ,と。

「零号機」はそんな感じで削り出してみて,

「初号機」はそれを見ながら,もっとフリーハンドにアーチを削り出してみています。

左右対称ではなく,右手の肘が当たる辺りを,ストラトみたいにドロップさせてみたらどうかな,,,とか,。

ま,削ってしまったら元には戻りませんので,ちょっとずつやってく作戦です。

F-holeはあけるか,

内部の構造は?,,

ピックアップの種類は?,,,。

まだ全然決めてません。

トップのこのアーチが決まったら,その時決めるつもりです。

アウトラインは全く同じ2本ですが,アーチを含めて別々の試みをしてみるつもりです。

Archtop

14inch Prototype のトップ。

何せ試作機ですので,アーチの表情も「これ」と決めている訳ではありません。

「こんな感じかなぁ」と削り続けます。

2本のFlameMapleのカーブの表情,ちょっとだけ変えてるんですが,写真でわかりますかね,,。

うん,微妙すぎますね!(笑。

しばらくこの作業を続けます。

そういえば,先日Gibson L5CES 1992年製を弾いてみて,アンプを通した音が妙に倍音成分が多いことに気づきました。

(その個体は,製作年を考えるとほとんど「弾かれてない」ミントコンディションのもの。見た目はピッカピカの新品同様。なので逆に「生音」は「全然」っていうくらい出てない個体でしたので,アンプからの出音が対照的でした)。

ちょっと調べてみると,搭載されているピックアップは「’57 Classic」であるようでした。

フィンガーピッキングでさえ倍音成分多めに聞こえるので,ピッキングハーモニクスも多分「多め」のピックアップなんでしょうね。

「零号機」に乗せてみたいな,,とか思いました。

「ハーモニクス多め」って,どう思いますか?。

フローティングピックアップを使うことが多いので,スタンダードなタイプのハムバッキングの探索はまだまだ進んでませんので,興味が尽きませんね。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘