
着色前の2本の15inch。
さぁて,こいつらどんな音がするかなぁ,,と考え始める瞬間です。
ネックのFlame,いい感じ。
着色前の2本の15inch。
さぁて,こいつらどんな音がするかなぁ,,と考え始める瞬間です。
ネックのFlame,いい感じ。
「サンジングシーラー」なので,もちろん,サンディングします。
#400のペーパーを使います。
これは2回目かな。
木部のサンディングの跡が消える様子を確認しながら。
ナフサオイル(Zippoオイル)で毛羽だたせながら最初のサンディングを,,
という方もいらっしゃいますが,それだと乾燥が早すぎて,私には無理でした。
Shellacの時はいきなり1回目を塗ってから,毛羽立ちを取って,,,という感じですが,
ラッカーの場合はこの方法が分かりやすくていいですね。
軽ーく,優しく。
浜二ペイント「サンジングシーラーNo.750」。
なぜか「サンディング」じゃないんですね。
ラッカー系のシーラーです。
下地から全部ニトロセルロース系で行きます。
っていうか,水性とか,使ったことないので(笑。
1回吹いただけで,杢目がグッと出てきて,気分も「グッと」上がります。
Good!(笑。
さぁ,今日から塗装を開始しよう!と張り切ってマスキングを始めたのですが,,
おや,ちょっと待て,,,。ネックシェイプ,最終調整してないじゃないの!!(笑。
「太めですね」と言われる事が多いので,
今回はちゃんと数値を当たろうと思ってたんですが,
また手の感覚で削ったままになっていました。
DEEDEE11は,これまで計測してきたオールドギブソンに合わせようと思っていたのを思い出しました(笑。
ナット幅43mmってのは,よく聞く数字ですが,んじゃネックの厚みは?。
あんまり数値見ないですよね。これまでにリペアの時などに測っていた数値は,
ばらつきはあるものの,ギブソンで1F付近は21.7mmくらい,10Fあたりで25mmってのが多いように思います。
なので,DEEDEE11はこの厚みで。
ところが,DEEDEE9の方は
「ナット幅44~45mmくらいで」とオーダーいただいてました。
「んじゃ,厚みは??」。
「がっしりした感じ」とのお言葉もありましたので,
1Fあたりを22.5mmくらいとしました。
比較的新しい年代のMartinのネックがこのあたりの厚みでしたので。
M様,いかがでしょうか。
って,こればっかりは握ってみないとわからないかもしれませんよね,,,。
スクレーパーで仕上げたら,木目が浮き上がってきました。
今度こそ,塗装前夜の札幌です。
ネックのジョイント部分。
繰り返し,繰り返し。
ヒールのAfrican Blackwoodも含めて最終サンディング。
進んでるのか,停滞してるのかわかんない,こういう作業って辛いですよね。
ドーンと変化が見て取れる仕事は,ある意味楽しいですけど,やってもやっても進んでる感じが得られない作業って,,,。
楽器作りに限りませんよね,
悟り,まだ開けてません(笑。
引き続き,この変化の見られない作業,続きます。
まだまだトンデモなく暑い札幌です。
Fret磨き。
端部を綺麗に削って丸くして。
目で見ただけではダメですよね。
指で触って感触で確かめながら。
一度では終わりませんよね。
コンパウンドを使う前に,この位光ったらもういいかな。
Sanding,,sanding,,,.
夜な夜なサンディング。
根気の勝負ですが,まだ終わったって訳ではありません。
でも,こんな感じ。
塗装前にガッツリまたやります。
ボディラインがはっきり見えてきましたか。
裏側はこんな感じ。
ヒールキャップもチャンと付いた様です。
さて,今度はフレットにかかりますかね。
DEEDEE9’s Heel.
まだ途中ですが,ジョイント部分の仕上げはこんなイメージ。
微妙なカーブを繋げていく作業は,,,楽しいですよね(笑。
粉まみれで鼻の中は大変なことになりますが(笑。
斜めから差し込む光は,陰影でカーブを確認しやすいので助かります。
ライトを使う夜の作業より,ずっといいんですが,
この光は,実に限られた一瞬です。
Neck Heel.
Ebonyのヒールを接着しました。
ここ,黒い方が好みです。
さーて,ここからは全体のサンディング&スクレーパー掛け。
リンダマンザー曰く,「サンディングが好きな人なんている??」(笑。
物凄い埃との戦いです。
マスク,,,暑いですよね,,。
カナダは涼しいんじゃないのかな。
連日30度超えの続く札幌です。
11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘
今日はとうとうBodyとNeckを接着します。
High側のネックの端部,こんな感じ。
ここら辺りの曲線,特に計画している訳でも,測っている訳でもないのに,いつも出来上がるとこんな感じになります。
「こうあってほしい形」って,
案外あんまり種類がないのかもしれない,,,って,
私にバリエーションがないだけですね(笑。
ニカワで接着する前に慎重に確認します。
ニカワは新たに朝から溶かしておいて,準備万端。
クランプの当て方も,リハーサルしてから。
2本いっぺんに作業するには,作業台が狭すぎです(笑。
お一人様専用工房です(笑。
ずっと曇っていたのに,接着を終えたら日差しが差し込んでしました。
なんだか祝福されたみたいで,嬉しい(笑。
いつもこの作業の時には,緊張しますし,なんだか厳かな気持ちにもなったりします。
うまく付いてください,と祈りました。
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