Brace

Bracing.

先行している2本の分のBraceを準備します。

DEEDEE9の方は,7年前に入手したAdirondack Spruceを使います。

あの戦前のMartinに使われていたことで有名な奴ですよね。

確かにこんな棒状の小さなものでも,タップトーンは他のSpruceよりも高く響く感じがします。

もう1本の方のは,古いフリックから切り出した,いつもの奴で。

製作者の特徴が出る部分ですよね。

ブレイシングは,時代の流行のようなものがある気がします。

それにしても,楽器作りって地味な作業ですよね(笑。夢中なんですけど(笑。

さて,チョークフィットして行きましょうか。

Kent Armstrong Handwound series

Kent Armstrong Handwound series.

ポールピースが12個のは,今回初めて入手しました。

Handwound seriesにも,このスタイルがあったんですね。

音がよくて評判のシリーズですので,こいつもどれかのモデルに使って見ます。

ま,基本ポールピースの本数が多いとは言え,いつものあの音が出るんだと思いますが。

楽しみです。

地味ぃに,削り続けていた2本分のトップ,

f-holeを切ってトップの厚みを仕上げました。

今回はこんな感じ。

どちらもパラレルブレイシングで行きますので,それ用のトップの厚みに仕上げています。

タップトーンで全ての判断が出来る人もいらっしゃるんでしょうけれど,ブレイシングをつける前の段階で正確に完成時の音を予測するのは,まだ私には難しいです。

とは言え,今まで製作して来た資料がありますので,

「あのモデルの音に」という狙いは,付けているんですけどね。

仕上げの2歩手前で記念撮影。

もう,どこにも雪の置き場所のなくなった札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Sound Holes 2

15inch Archtop,

DEEDEE9のStradivari式のfホールも切り出します。

ヴァイオリン作りの人の持っている懐のふかーい糸鋸欲しいです(笑。

あんなのどこに売ってるんでしょ。

どなたかご存知でしたら,ぜひ教えてください。

もしかして,,自分で作ってるんでしょうかね,,,。

ヨーロッパの人はみんな持ってるみたいなんですが,,,(笑。

でも,ないものはないので,小刀でやりますよ。

こういう時,ドリルのキリの種類がたくさんあるんで助かります。

天然砥石と宮文と左市弘

小刀,宮文。

f holeを切るのに小刀を使うのですが,ちょいと砥ぎ直しました。

この小さな小刀は,地元札幌の「宮文」 手打2分(6mm)。

相当以前に,狸小路の宮文刃物店で買ったものです。

お店の方に聞くと「美装屋さんから頼まれて作った」ものの1本とのこと。

狭い部分を磨くのに使うのでしょうか。

でもちゃんと鋼の刃がついていて,磨くというよりは「切る」道具です。

どんな作業に使ってるんでしょうかね。

私は,普通に小刀として砥いで使っています。

特に超狭いFホールは時として,こいつでなければ届かないところがあるものですから。

最近愛用の砥石を3枚使います。

ちょっとうんちく(笑。

手前: 山不明の巣板。名倉が必要なくらい硬いです。確かネットで5.000-くらいだったかな。これが切れが戻るんです。中砥として。

中央:マルカ中山 20年ほど前に新品で入手した最初の天然砥石。家人には言えない値段でした(笑。主に鎬の仕上げ。

奥:山不明の水浅葱。当時近所にあった古道具屋さんで500円で買いました。主に裏専用。超硬くて当初は使えもしませんでした(笑。

山のわかってる由緒正しいのも他にあるのですが,自然と手が伸びるヤツが自分にとっての「宝石」なんですよね。

値段とか,山がどこ,,とか,あんまり先入観を持たない方が良いのだな,,と,やっとこ理解するようになりました。

私のようなぼんやりは,何年も使って見ないとわからないですよね(笑。

「狭い」方のFホールを切ります。

新春砥ぎ初めの「宮文」と,左右1組の「左市弘」。

砥石も刃物も「出会い」ですよね。

宝物です。

f

細いfホールとストラディバリ式 f hole.

Topのスプルースの最終調整の前に「細い方」の下穴をあけました。

この手順,どっちが最初の方が良いのか,順番を決めていません。

気分,ですかね(笑。

少しずつ仕上げに向けて絞り込んで行きます。

明るい日差しが差し込む札幌です。

f holes

f hole.

昨夜,長年使っていた工作室の掃除機が昇天してしまいました。

いやー,調子は悪かったのですが,注油したり騙し騙し使っていたので,驚きではなかったんですが,酷い音と油煙で止まりました,,,,。

かなーり使い古した中古品をもらって来たやつで,多分製造から30年はたってる古い日立の業務用掃除機。

ですので修理に出すのは諦めます。

でも,コレが一番吸うんですよね!!。

工作室には,もう1台集塵機はあるので,なんとかなってますが,使い勝手が悪すぎて,正月早々,ネットで注文してしまいました。

 後継機種は,日立 CV-97A2 。

ビルのお掃除とかの方々も使っている「あれ」です。

同じデザインで一回り小さいのも日立では出していて,これも「業務用」ではよくみますが,フィルターが普通の布製なので,大きい方の「チリ落とし」機能のついたこいつのガッチリしたフィルターとは別物です。

吸引力は同じようですが,頻繁にフィルターの掃除が必要で面倒なんです。

ま,それでも家庭用のなんかと比べたら良いのですけどね。

届くまで,ちょっと我慢することにして,別の作業をすることにします。

まずは15inchのサウンドホール2種類。

薄いアクリル板でテンプレートを作ってありますので,デザインを選ぶだけ。

今まで4種類やってました。

次に17inchを,,と思ったのですが,バインディングを入れてみようかな,,と思いついて,ちょっとやめました。

こっちはもうちょっと練りましょうか。

時々吹雪の札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Side

Side.

どの材料でSideを曲げようかと,考え中。

いつもは,Top,Backが「決まって」から考えるのですが,今回同時進行の本数が増えちゃったものですから,きちんとそれぞれの楽器の特徴を出すべく,色々考えています。まだ早いんですけどね。

基本的にはBack材の材質に合わせたものをSideに使うのがセオリーと思いますので,材料の種類については「OK」なのですが。低音側の音ので具合決めるのは,ボディの厚さでしょうから色々考えます。抱えた時の弾きやすさも大切ですしね。

TopとBackの材料の削り出しは,延々と続いています。

今回は,どこまで行けるかな。

18mm幅のプレーナー,なかなかいいですよ。

このサイズの楽器を作るんだったら,まさに「丁度いい」。

削って,削って。

まだまだ削ります。

表面側を削ったのち,ボディの内部側を削るのですが,厚みが8mmになるあたりで,カンナの音が変わる気がします。

「板」が「響板」に変わるとでも言いますか。

ちょっと微妙ですが,それはスプルースでもバックのMapleなどでも同じな気がします。

「気のせい」かもしれませんが(笑。

もしかしたら,「ストラディバリの8mmの秘密」ってこのこと?。

響板の仕上げ寸法が8mmという意味ではもちろんありませんので,どこかにその言葉の意味があるんじゃないか,,って,想像しています。

Denonのターンテーブルの修理が出来ない,ちょっと焦ってる札幌です。

New year ! New Tool !

謹賀新年

 皆さま,本年もよろしくお願いいたします。

 1月2日の朝,米国から小包が届きました。

Stew-Macに注文していたものです。

Ibex Archtop Carving Plane 18mm blade.

今まで使っていたのは,12mmの刃幅のものでした。

一回り大きいのを使ってみたかったんです。いやー,お正月に届くとは思ってませんでした。

早速削り初め(笑。

嬉しいお正月の札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Hand Curved Spruce

Hand curved Spruce. for DEEDEE9

昨日の凍るようなガレージでちょいと電動工具で削りましたが,結局厚みを揃えながら削り出すのは「手作業」ですよね。

これを半自動化すべく,たくさんの人がいろんな方法を使ってやってますよね。

CNCが今はもう一般的になってるんでしょうか。

でも,それも最後の調整は結局カンナとスクレーパーなんでしょうから,それがあっても

革手袋の穴が少なく済むくらいのものじゃないんでしょうかね,,,。

って,CNC,使ってみたい,,(笑。

とはいえ,そんなの置く場所もありませんので,私のところでは,昔ながらのコレですね,多分コレからも。

皆さん,どんな一年でしたか?。

私は,,,,この鉋屑を片付けてから,思い出してみましょうか,,,。

って,,工作室の掃除をしてるうちに新年になりそうな,

とても晴れた良い天気の札幌です。

Cold garage

マイナス気温のガレージで荒っぽいサンディングなどをしました。

天気は良いのですが,気温はプラスになりません。

2時間もやったら,背中がゾクゾクして来ましたので,さっさと片付けました(笑。

Black Walnutの木目はこんな感じ。

まだアーチの最終仕上げではないので,まだ表情は変わっていくのですが,記念撮影。

European Curly mapleの方はこんな感じ。

濡らしたりしないと,このCurlyはわかりにくいですかね。

ボディの内部側を荒く削るのに,また「超硬えぐりカッター」を使ったので,削りカスで頭もザラザラになりました。

マスクとイヤフォンは必須ですよね。

穏やかな年末の札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘