Dream Box

Dream Box.

Pat Methenyの新譜,聴きました?。

いやいや素晴らしいです。

今日は朝からこのアルバムをヘビロテです。

そんで,やっとFホールのバインディング巻き終わりました。

Patのギターに慰められて,なんとか完了(笑。

忍耐力を鍛えたい方は,ぜひFホールのバインディング巻きをお勧めします(笑。

さて,同時進行の2本目の17inchはどうしましょうか。

Fホールのことは,,,しばらく考えないことにしましょう(笑。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop archtop Bass Bubinga Chaki DEEDEE1 DEEDEE2 DEEDEE3 DEEDEE3-2 DEEDEE5 DEEDEE6 DeeDee7 DEEDEE9 DEEDEE11 Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28 Elmarit-R24 Elmarit-R 24mmF2.8 Explorer修理 Gibson Inlay Jingle Keyaki Noctilux1.0 Nylon Ply Wood model 17inch repair Semi-Acoustic Semi-hollow Summarex85mm Summaron35 SuperAngulon21-3.4 Tools Walnut White Sycamore model 17inch アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

F hole binding

F hole.

今回はここにもバインディングを巻きます。

その下準備でコルクの栓を探しました。

家人により発見されたバラバラの種類のコルク栓をはめてみました。

なんだかかわいい(笑。

先日研ぎ損ねた小刀の箱を出してきて準備万端の様子。

想像しただけで難しい作業になりそうです,,。

まず,やってみますか。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop archtop Bass Bubinga Chaki DEEDEE1 DEEDEE2 DEEDEE3 DEEDEE3-2 DEEDEE5 DEEDEE6 DeeDee7 DEEDEE9 DEEDEE11 Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28 Elmarit-R24 Elmarit-R 24mmF2.8 Explorer修理 Gibson Inlay Jingle Keyaki Noctilux1.0 Nylon Ply Wood model 17inch repair Semi-Acoustic Semi-hollow Summarex85mm Summaron35 SuperAngulon21-3.4 Tools Walnut White Sycamore model 17inch アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Side bending

17inch Archtopのサイド材を曲げます。

同時進行の2本目。

これは幅61mm,割と私のスタンダードな寸法ですかね。

でも,始める前にちょっと嫌な予感がしていました。

なぜなら,,,

この杢目!!。

濡らすとこうなります。

ゴージャスなのは良いのですが,こういうのは「割れやすい」ヤバい奴が多いので(笑。

慎重に慎重に進めましたので,2時間かかりました。

カッタウェイの部分が一番急カーブなのでそりゃ真剣でしたが,

案外そこを曲がった後のウエストのくびれの部分に危機が到来するんですよねぇ,,気が抜けるんでしょうか,,。

人生語っちゃいそうになりますよね,,こういうの。

今日もこっちのくびれ,ヤバかった。

すんでのところで難を逃れました。

このド派手Curly,

仕上がりが楽しみになってきました。

対のバック材の杢目はこんな感じ。

ノートを見たら,この材料は2005年に入手したもの。

両面はすでに削り出してあります。

これ,削ってからも随分時間が経ってますね,,,。他の楽器を優先させてたんですね。

入手当時,すぐに使わなかったのは,お値段が恐れ多い,,という理由だけではなく,

このサイド材を「曲げられる気がしなかった(笑」からです。

自分のその時の力量では「絶対割る!」自信があったから,,,(笑。

そして今日,なんとか割らずに曲げられました。

心の深〜いところで,ヒタヒタと満足してます(笑。

今,自分には無理だ,とか「使いこなせねー」と思う材料は,「先送り」するのも手ですね。

ま,それにしても,ちょっと時間がかかり過ぎでしたね(笑。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop archtop Bass Bubinga Chaki DEEDEE1 DEEDEE2 DEEDEE3 DEEDEE3-2 DEEDEE5 DEEDEE6 DeeDee7 DEEDEE9 DEEDEE11 Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28 Elmarit-R24 Elmarit-R 24mmF2.8 Explorer修理 Gibson Inlay Jingle Keyaki Noctilux1.0 Nylon Ply Wood model 17inch repair Semi-Acoustic Semi-hollow Summarex85mm Summaron35 SuperAngulon21-3.4 Tools Walnut White Sycamore model 17inch アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

X Bracing

トップ材の裏側のカーブをブレイス材に書き写します。

古いコンパスを使います。

そのままではちゃんと先が当たらないので,細いテープをぐるぐる巻きにしたらいい感じ。

これ,夜中に突然思いつきました。

なんでだろ(笑。

ブレイスがずれないように,サイコロ状の木材をガイド代わりに接着。

後で綺麗に取れるように,柔らかい材料を。

ヒバの棒材がありましたのでそいつを使います。

ヴァイオリン属では「トーンバー」とも言いますよね。

低音弦側にだけ,こいつがあって,高音側は魂柱が立っています。

ストラディバリの本を見ていたら,このトーンバーの削り方が全部違うんですよね,当たり前でしょうけど。

指でトントンと叩いて,響きを揃えるって言いますよね。

その時ストラディバリは,頭にどんな基準を持っていたんでしょうかね。

ま,誰にもわからない「謎」ですよね。

X Bracing

X Bracing.

Archtop guitarのブレーシング(トップ材の裏に取り付ける棒状の補強材)は,

大雑把にはこのXに配置する場合と2本並行に配置するパラレルの2種類ですよね。

今回の17inchはXブレイシングにします。

位置関係はこんな感じ。

Martinのようなフラットトップのそれとはちょっとレイアウトが違いますよね。

60年代のGibson Johnny Smithモデルの配置を再現してみます。

使う材料は,Aderondack Spruce。

タップトーンは「キーン」って感じです。

F -hole

伝統的なGibsonスタイルのFホールを切ります。

いつもは,大中小のドリルビットで穴だらけにしてから切り出すのですが,

「ちょっと待てよ」。

スプルースですから,そこまでしなくても普通に削れるんじゃ,,,。

というわけで,ドリルで3つ開けたら,それを引き回しノコで曲線につないで,あとはカッターで削ってみました。

おお,これでいんじゃね?(笑。

15inchの場合,Fホール自体を相当細いデザインにしてるんで,こんな方法だと心元ありませんが,

17inchのこのデザインなら「やれます」。

仕上げに近づいたら,流石にカッターでは精度が出ませんから,小刀の出番ですね。

2014 Feb Archtop Repair done

2014 Feb 17inch Archtop,メンテ完了してオーナーの元へ。

けど,その前にまた記念撮影。

なぜか,この楽器あんまり資料が残ってないものですから,自分で作っておきながら「興味津々」(笑。

ヘッドのデザインはこんな感じ。

これ1本だけの特別仕様。

テールピース。

African Blackwoodの削り出し。

願わくは,奏者と聞き手の全ての人に,その弾き手の喜びも悲しみも伝わりますように。

DEEDEE3-2

DEEDEE3-2.塗装開始です。

サンディングシーラーを吹いたところ。

わーっと杢目が現れてきて,楽しい瞬間ですよね。

またサンディングの日々なのですが(笑。

トップ側はこんな感じ。

多分,これをサンディングしたのち,もう一回くらいはシーラーを吹くことになる気もします。

ボディの真ん中の桂材の赤さも現れました。

このシーラーを吹く前に,コントロール関係の位置を決めました。

毎度毎度,その都度ボリュームやトーンの位置を考えます。

ちょっとずつレイアウトが違うので,テンプレートを作っても無駄なんですよね。

今回はこんな感じ。

これらのレイアウトも,何か法則のようなものがあるような,ないような(笑。

DearmondのFHCやエディヴァンヘーレンみたいに,ワンボリュームも好きなのですが,

必ず「Toneつけて」と言われるので,

自分用以外はやったことがないです(笑。

そういえば,預かってたShellac 17inchのリペアも完了しました。

Shellacの良いところは,コンプレッサーもスプレーガンも使わずに,塗装の表面に塗り重ねができる事ですね。

French Polishやべー。

Rotten stone

Rotten stone.(笑。

見つけました。

しかも近所の百均で入れ物も買ってきました(笑。

LMIから相当以前に入手したのですが,これ一袋あったら「一生もの」ですね。

こんなに研磨するって,一体何を磨くかな。

ラッカーが一般化する以前の西欧では,木製家具などはセラックとこれらの研磨剤が一般的だったんでしょうね。

内部側,完了。サインは直接書こうかな。

Pumice

パミスは使ってますか?。

セラック仕上げのとき,ローズウッドなどの気孔の目止めに使います。

セラックをある程度施したあと,タンポの布を変えて,胡椒入れに入れたパミスを紙に撒いて,

チョンチョンと付けたらアルコールを数滴垂らして「透明」になったら,塗装面をグルグルすると,,

あーら不思議,パミスとセラックが気孔を埋めてくれましたー,,って,

そんな面倒な事しませんか(笑。

Shellacを準備したので,「セラックのカゴ」を整理したら出てきましたので,久しぶりに使いました。

そうです,Curly Mapleなんで,気孔なんてないですよね!って気づいちゃいました?。

実は,ボディ内部のセラックを刷毛で塗ったのですが,

やり慣れないので刷毛目が目立っちゃったものですから,

ヤスリの代わりに使ってみようと思ったんです。いつもは「タンポ」塗りなので,刷毛は苦手です。

うーん,ツヤツヤ感は出ましたが,あんまり刷毛目は取れなかったです(笑。

Pumice(パミス)って,確か火山灰とか噴火で出来た軽石の粉でしたよね,,。

違ったかな。

今回みたいな使い方だったら「Rotten Stone」の方が向いているかも。

あっちが正当な「研磨剤」ですよね。

どこかにあったよな,,Rotten Stone.

あくまで天然素材でやろうとすると,こんな風に段々ややっこしいことになって行きますよね。

でも!,せっかくだから,RottenStone,探します!(笑。