in case of Gibson.

gibsonの場合。

「L5Sのネック」で思い出しました,,

うちにその頃のGibson,あったよな,,と(笑。

私の部屋に,そんなにたくさん楽器があるわけじゃ決してないのですが,

フラットトップの事を思い出すことがないので「あっ!」となりました。

このヘッドのサイズ感,

まさにL5Sの時代の感じですよね。

楽器は「J200 Artist」。

何年かぶりにケースから出しました。

(またカビ臭いな,,ブツブツ,,)

ArchtopとFlat Topですから,比べても仕方ないのですが,指板のRがどうだったか確かめたかったんです。

時代考証も大事かな,,とか。

記憶に間違いはなくて,r9.5でした。

ちょっと待ってよ,,

じゃ,92年のL5CESは?。

r 9.5。

なるほどぉ,,

じゃ,弐号機もr9.5にしますか。

同じ年代とはいえ,70年代のこのJ200のネックは「細くて狭い」ヤツでしたので,

90年代のL5のネックの厚みなんかを確認して参考にします。

ネックジョイントの位置がそもそも全然違いますので,コピーは効きません。

ラーメン屋さんで,常連っぽい人が「麺固め,味濃いめ」とか,頼むじゃないですか。

その要領で言えば,「ネック薄め,アール強め」って感じでしょうか(笑。

「薄め」って言っても,「私的標準よりも,ちょっとだけ」って感じですけどね。

ヘッドの付け根の「ボリュート」は今回取りやめ。

17Fジョイントなので,ただでさえ頭が重く感じられそうですので,ちょっとでも軽量化してみます。

さて,次は,,っと。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

in case of Gibson L5-CES.

Gibson L5の場合。

「弐号機」のネックのシェイプについて,L5Sのネックなら「どうよ」とのコメントを頂きました。

L5Sは残念ながら弾いたこともなければ,触ったことすらないので,

手持ちのL5-CESを叩き台に,比較検討することに,,,。

(いやぁ,ぜひ弾いてみたいです,L5S。どなたか,3日間だけ貸してください(笑。)

JohnnySmithの60’sのネックから取った「型」を当ててみます。

底面のアールに極めて近いのは,Johnnyの3FあたりがL5の1F,9Fのが4Fにフィットしました。

ネック幅はそれぞれもちろん違いますが,シェイプとしてはこんな感じになりそうですね。

思ってたより太いっすね,,。

1992年製のこのL5のネックが,70年代前半に作られたL5Sのネックと「どうなのか」は謎ですが,,,(笑。

最近読んだ,スティーブ ルカサーさんのインタビューで,彼は

「今でも,理想のシェイプのネックのギターを探している」と,,,

って,あなた!,今までどんだけの種類のギター弾いてきたの!?,,,

で,その中には「なかった」のね,,理想,,,(笑。

「ネック沼」は,思ってたよりずっと深そうです,,,。

in case of LesPaul standard,

レスポールスタンダードの場合。

「弐号機」をサンディングしていて,「ハタ」と気が付いてしまいました。

「なぜレスポールスタンダードのネックのヒールは,ボディバックの平面に「揃っていないのか」」(笑。

「なぜエバンスに頼まなかったのか」

じゃないですが,考えてみたこともありませんでした,

今の今まで。

「そういうデザインだったんだろうな」としか。

写真の下のボディはTokai製のレスポールスタンダードの「作りかけ」Bodyですが,

これはGibsonのそれを「完コピ」してあるそうですので,本家もこんな感じでしょう。

バック材の角を綺麗にトリマーでアールに落としてありますよね,,

「ネックのヒールの部分まで,,」。

つまり,ボディのバック側の周囲の角をアールに落とすのに,「全周」トリマーで回れるから,,というのが理由だったんじゃ,,,

という仮説です(笑。

ボディの角が落としてあるので,ネックのヒールは,当然そのアールよりも引っ込んでなければ納まりません。

デザインからではなく,工場で大量に生産するための「工夫」だったのではないでしょうかね,,,。

って,「いまさらぁ?」ってツッコミました?(笑。

さて,探偵ごっこはやめて,この弐号機の「角」は,どうしましょうかね,,,(笑。

Guitar Strings

メインに使う弦を決めかねています。

ダダリオの011〜050のフラットワウンドを長年メインに使ってきたので,「いろんな弦」を試さずに来ました。

まとめ買いしたロットが,たまたまなのか「ハズレ」が多くてゲンナリしたことをきっかけに,宗旨替えすることにしたのですが,メインにどれを使うか,まだ決まってないんです。

とりあえず,先日まで手がけていた数本の17インチのArchtopには,Thmastikの011〜047のフラットワウンドを使いましたが,

ダダリオに比べると,ちょっと張りが柔らかい感じがしてました。

なので,一段太い012〜050のセットを使ってみることに。

とりあえず,私のリファレンスのJohnnySmithに張ってみます。

Thomastikはプレーン弦も張りが柔らかな感じがしませんか?。

気のせいかな(笑。

しばらく弾いてみましょ。

ところで,問題は現在製作中の「Prototype」には,どんな弦を使うべきなのか,,ってとこです。

在庫の弦と,今Jingleさんで買ってきたダダリオの011〜049のラウンドワウンドを並べて。

ダダリオのフラットワウンド,他のロットを買ってみる,,と言うのも捨てきれませんが,,,(笑。

さぁて,どれを張ってみましょうかね。

他におすすめ,ありますか?。

木製ブリッジ

Johnnyさん,番外編。

オリジナルと思われる,エボニーのブリッジですが,多分,長年に渡り調整するために「削られて削られて」こんなに背が低くなってました(装着中の方)。

弦の上のは,今回作ったものです。

音に影響があるかは分かりませんが,本来の高さの2/3くらいしか残ってませんので,一応取り替えてみます。

オリジナルの黒檀は本当に真っ黒。

良い材料使ってますねー。

私が作ったのはAfricanBlackwoodですが,若干茶色に傾いてますよね。

オイルが落ち着いたら,ずいぶん黒くなりましたが。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

“Blonde” Tutorial Colors.

setupを終えたジョニーさんの修復の,練習も兼ねて同時進行してきた17inchの製作,

せっかくだから「Blonde」カラーの練習もします。

右端は60年近く前のGibosnのブロンド。

思えば40年くらい,片時も離れず一緒にいてくれました。

心からのリスペクトを込めて。

楽器の製作を20年以上やってきて,一度もやったことなかったのは不思議です。

原点に一度戻ってみます。オリジナリティ0%(笑。

日焼けと汚れでこんな色になったんでしょうけど,近い色になりましたか?。

もうちょっとよく見てから,カラーを足すか,判断しましょう,そうしましょう。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Repair completed

リペア完了。

Gibson JohnnySmith model 1965/8.

ピックガードはデッドストックのオリジナルですが,やはりちょっとセルロイドの崩壊が始まってきちゃってます(中央のもの。左は私の作ったもの)。ボリュームポットは新しいものですが,ミニジャックや受けの金物はオリジナル。

ここはスチール製なので錆を落とします。

Vintageの楽器にありがちの,ボディの汚れ,,,,。

これって汚れなんでしょうかね,,,タバコのヤニにしてはしつこすぎます。

Holtsの車用のコンパウンド「7ミクロン」を使って磨きましたが,,,,

ごらんのようにパフがまっ茶色に,,。

あまり光らせるのも「ん〜」なので,1ミクロンや0.2ミクロンはほとんど使いませんでした。

ピックアップは,例の「最初期」のポールピースのないオリジナルです。

この楽器は1965・8のJohnnySmith-Dなので,

本来は2ピックアップの楽器だったはずですが,

崩壊したピックガードの残骸以外は残ってませんでしたので,

ストックしてあったシングルピックアップ仕様のオリジナルパーツで「復旧」しました。

ボリュームポット以外はほぼオリジナルと思います。

出来栄え,どうでしょうか?。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Sealfast

Kluson Sealfast.

Johnnyさんのセットアップを開始します。

ナットの作り替えの前に糸巻きを元に戻します。

KlusonのSealfastです。

古いストックが混ざってしまって「あれ,どれがついてたんだっけ,,,(笑。

同じ時代のものばかりですので,綺麗なのを選びましょうか。

左のが「復刻版の新品」。

真ん中がいい感じ,右端のはメッキが奇妙な感じに凹凸になっていて,これはこれでいいのかもしれませんが,今回は真ん中を採用します。

「金メッキ用クロス」というのがホームセンターで売ってまして,

何故か本当に金メッキが綺麗になる気がします。

なので,これで磨いて,,,

元に戻します。

Retouching

またヒールキャップを忘れてます。なんでだろ,,(笑。

塗装のレタッチも一緒に。

オリジナルのヒールキャップを戻しました。

微妙に擦り合わせしてから接着します。

さぁて,レタッチ。

地道にのんびり行きます。

新品同様にしては面白くないので,ある程度まで(笑。

God is in the details

「神は細部に宿る」っていうじゃないですか。

ミースファンデルローエ?。

神様を探します(笑。

Johnnyさんの塗装の補修に色を探します。

こんな感じでしょうか。

”Color Tone”のLiquid Stainは,さすがギター作り用に調色されているので,YellowとTobaccoBrown, Vintage Amberの3色の組み合わせでこんな感じになりました。

まぁまぁかな,,。

一般的にBlondeと言われる,Vintage Guitarのこの色。

Natural仕上げが変色したものですが,場所によって色の濃さが違うので,迷います。

どれが一番近いですかね,,,。

うーん,,,(笑。

ヘッドのテッペンの仕上げ。

木口に染み込んだ汚れを取るのは,結構大変ですよね。

安全剃刀やら,切れなくなったカッターの刃なんかをスクレーパーにして仕上げます。

ここらあたりにも神様,いらっしゃるんでしょうか,,,。

リペアが最終盤になったJohnnyさんのヘッド。

これはオーバーラッカーは不要ですね,,このまま枯れた感じでOKにします。

フレット廻りは,いつまでやっても「もうちょっとこんな感じで,,,」とか,こだわりすぎるのが難点です。

「どこで完了にするか」。

気が済むまでやるしかないんですよね,,はい。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘