in my garage

ガレージで撮影。

やっと外に持ち出して写真が撮れる季節になりました。

今日は朝から出かけなければならなかったので,作業はちょっとでしたが,日が暮れる前に写真を撮れました。

なぜかあの「Tokai」も一緒に記念撮影(笑。

比べるのにちょうどいいんですもん(笑。

陽が暮れてから,17inchの縁を平らに削ります。

これ,例の「Safty Planer」がドリルチャックごと落下して,

酷い目にあったので,代わりのものを探してきました。

木工サンダーっていう名前。

軸をつければ,こんな非力なボール盤でも,なんとかなります。

「Safty Planer」は,重いしパワーが必要だから,私のこの非力なやつだと,

軸ごと落ちたり,噛んで止まったりで,まともには行かないのです。

何度挑戦しても「返り討ち」にあってます(笑。

さて,ボディの周囲もレベリング出来たし,久しぶりに17inchも進めましょうか。

Mother of Pearl

真珠貝のインレイ。

いつものオーバルを切り出します。

ジュエリーソーは,以前は随分刃を切ってしまったのですが,最近慣れたのか,あんまり切りません。

それともただ,この刃の「当たり」がよかっただけでしょうかね(笑。

Dremelでチャチャっとインレイの入る溝を切ります。

黒い粉を混ぜたエポキシ接着剤で埋めたら,固まるまで放置ですね。

すると,急に手持ち無沙汰になっちゃいましたので,「次」を考えます。

はて。

17 inch Thin-body Archtop.

ちょっとボディを濡れた布で拭いてみたら,,,おお,いい感じのFlameじゃないですか! 

って,ほとんど削り出しも終わってるのに,ちょっと忘れかけていました(笑。

これ,行ってみましょうか。

急に春めいてきた札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Neck Joint,Tokai-LS(?)検証と一緒に。

DEEDEE3-2, Neck Joint.

夜な夜な「スーリ,スーリ」とボディとネックのジョイントを合わせていました。

センターラインもいい感じ。

あとは完全に合わせる前にネックのグリップ側を削りましょうか。

ArchTopの場合は,ネックにフィンガーボードを接着してからボディと接着しますが,こいつの場合は,ボディとネックを一体にしてから指板を貼りたいので,いつもとはちょっと順番が違います。

それとちょっと「寄り道」。

Tokai レスポールLS series.

数年前,ネットオークションで購入した「Tokai」のレスポールのボディとネックを出してきました。

「本当に」Tokai製なのか,証拠はありませんが(笑。

ただ,Tokaiと印刷された段ボールにきちんと入ってましたけどね。

購入したのは,作りかけのこのボディとネックのみです。

NCルーター削りっぱなしの状態。

ネックのグリップ部もルーターで途中まで飛ばしてあります。切れ味いいですねー。

Tokaiでは,ネックのジョイントをどんなふうに計算してパーツを作っているのか,ちょうど同じ作業をしてますので,みてみることにしたんです。

残り5mmくらいのところまで合わせました。

接続部分は,全体に1mmほど「削りしろ」として大きく作ってありました。

サンディングブロックやらスクレーパーやらで「スーリスーリ」と30分ほどで「ピタッ」と行きました。

マホガニーは削りやすいのでスイスイですね。

でも,Tokaiの工場の人は,一体1本をどのくらいの時間で合わせるんでしょうね。

5分とかでやっちゃうんでしょうかね。

Tokaiはあくまでも「資料」なので,組み立てません(笑)ので,ここまでです。

そういえば,こないだのStewMacの「LesPaul1959」テンプレートをあてがってみましたら,やっぱり微妙に「違うところだらけ」でした(笑。

ボディのアーチが一番違ってたかな,,。

Tokaiの方がアーチの中央部が扁平でした。

基準にした楽器の個体差があるでしょうから,どっちが正しい,,とかなんとも言えないですけどね。

TopのQuilted Mapleは薄い突板を貼ったものではなく,ちゃーんとした分厚いMaple。

本物です。

ボディだけで3000gありました。

マホガニーが重いのかな。多分アフリカンマホガニー。

ソリッドはあまり詳しくないのですが,3kgはやっぱりちょっと重いですよね,きっと。

(だからパーツとして売りに出てたんでしょうかね,,,)

その昔,Tokaiがレスポールを売り出した頃,「1958年製を細部まで再現」ってカタログにあったような,,。

1958と1959でこんなに違うのかな。

「LesPaul Reborn」ってヘッドに書いてあった頃ですよね。

夏休みを全部バイトで潰してやっと手に入れた思い出があります。

そういや,あれも重かったな,,。

もうとっくに手元にはないんですけどね。

さて,続きをやりましょうか。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Pick Guards

Pick Guardの製作。

縞黒檀でピックガードを作ります。

切り出してちょっとサンディングしたところで記念撮影。

今回採用するのは,左端とその右隣りにしましょうか。

左端は節目なし,右隣りはちょっと節ありですね。

ま,そんなに違わないんですが(笑。

ボディに乗せてみましょうか。

「節なし」はこんな感じ。

「節あり」。やっぱ,あんまり違い,わかんないですね(笑。

ちなみにセルはこんな感じ。

ボディ全体で見ると,,,

M様,どれがよろしいでしょうか?。

小雨混じりで寒い日曜日の札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

磨き完了

磨き完了。

こんな感じ。撮影したレンズ Leica Noctiluxが明るい発色って訳ではないと思うのですが,現実より赤が強いかな。

モニターの発色もありますよね。

でもあんまり写真をいじるのは嫌なので,もうちょっと「地味だ」と想像してご覧ください(笑。

Waknut Back&sideのDEEDEE9はこんな感じ。

さーて,Setupに入っていきましょ。

ブリッジ周りはサドルもまだつけてませんし,

配線の穴とかもこれからです。

塗装が終わってピカピカになってからドリルを使ったりするのは緊張するのですが,

塗装前にやってしまうと何かと支障が出たりしますので,

今回はこんな順番にしました。

テールピースはこんな感じで完成ってしましょうか。

ピックガードも作り置きはこれだけなので,

これからちょいと作りますが,

セルと木製とどちらがいいでしょうかね。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Chaki

Chakiのリペア。

穴があいて,その下の縞黒檀が見えるほどすり減ったポジションマークを撤去しました。

さて,新たに入れる材料を探していましたが,結局良い出会いはなかったです。

手前のセル風のは,この時代の日本製の楽器によく使われていたムードがありますが,

「うーん,,,どうなんだろ」。

指板の上に並べたLesPaul Custom用に切り出された真珠貝を使うことにします。

間に合うほどの量があるのか,ちょっと並べてみたんです。

なんとかなるかな。

ただ1Fと15F,17Fは,それほど減ってないのでまだ取ってません。

全部を外してしまったら,,,何だかちょっと足りなそう,,,。

はて,,どうしましょ。

亡きお父さんの形見というこの楽器,

薄野のプロが弾いた痕跡を残した方がいいと思いますか?。

全部お揃いの真珠貝の方が「見た目」は統一感がありますよね,,。

さて,どうしましょ。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Clear coat 4th

Clear4回目のDEEDEE11.

バックは着色のムラがあります。

わざと残しました。

っていうのは,10代の頃,フェルナンデスのレスポールに,こんな風にわざと着色の濃淡を出したシリーズがあったんですよね。

多分一瞬だけのラインナップだったはずです。

でも,楽器屋さんからもらったパンフを壁に貼って,毎日眺めていたのを思い出したんですよ。

結局,実物は一度も見ることも,触ることも出来なかったのですが,アレは完全に「恋」でしたね(笑。

完全に心を奪われてました,,(笑。

なので,均一に着色するのを途中でやめました(笑。

小さな遊び心,,,っていうか子供心っていうか,恋心(笑。

Vintageラッカーもこれにて終わり,最後の5回目は正真正銘のクリアです。

さぁ,乾いたら,どんな感じになるでしょうね。

Clear coat 3回目

いやいや,暇すぎて写真撮ってます(笑。

3回目のクリアを吹いたDEEDEE9。

よーく見ると木材の小さな染みだとかが見えてくるんですよね,クリアコートの段階で。

クリアってレンズのような働きもするんでしょうか。

塗りつぶしではないので,それぞれのレイヤーが纏まっていくんですよね。

化学変化も起きてるのかな。

それも「味」ってことにしています(笑。

こちらは3回目を終えたDEEDEE11.

外が暗いのもありますが,養生のロールカーテンを下ろしてるので,

人工光下での撮影になっちゃうと,色の感じはやはり実物とは違いますね。

こちらは着色少なめなので,木目はさらに良く見えるかな。

こっちの4回目はあの褐色に変色したVintageラッカーを使いましょうか。

Ebony Finger Board

夕方,Macassar Ebonyの長材を切りました。

FingerBoard用に切り出していたMacassarは3年前に入手したものでした。

先ほどの「先人の教え」から言うと,「ちょっと若い(笑」。

そこで6年前に入手した長材から指板用に切り出す事にしました。

いやいや,2mのものを刻んでしまうのは,ちょっと気後れがしましたが。

No.1〜3がそのMacassar Ebonyです。

No.4は2006年入手のStewmacのEbony(産地不明)です。

さて,どれをどれに使いましょうか。

M様,いかがですか?。

磨いてオイルで仕上げますので,Macassarはもっと黒くなります(杢目は微妙に見えます)。

Label

Shop Label.

ボディの中にラベルを貼ります。

直接ボディに書くこともありますが,やり方はいつもその時の気分です(笑。

トップ材を接着する準備も整って来ました。

もうちょっとですね。

ネックの方は,トラスロッドの溝を埋めているところ。

意外と手間はかかりますよね。

ニカワを使う作業はなるべくまとめたいですが,そうも行かないですね。

両端にまず蓋をして,直線部分を埋めたらヘッドに耳をつけましょ。

そんで,次はFingerBoardの準備です。

エボニーを出して来て品定め。

15inchモデルは,基本Macassar Ebonyを使っていますが,残りが少なくなったかな。

長材を切ればありますが。

この種の木材は乾燥に非常に時間がかかるので,自分の工房で「5年は寝かせろ」とか,「いやいや7年以上は寝かせる」とか聞きますよね。

長い長い楽器作りの先人たちの知恵なんでしょうね。大手のファクトリーではそうは行かないんでしょうが。

私もなるべく古いの(入手から時間の経ったもの)を使うようにしています。

今見たら,一番古いのは2006年って書いてありました。

こんだけ経ってたら大丈夫でしょ。

入手年が新しくなるにつれ,「真っ黒」ではなくなって来ている感じもしました。

ま,ものによりますけどね。

中には「100年以上前の家具から切り出したブラジリアンローズウッド」なんてのもありましたが,こんなの恐ろしくて使えないですよね,,(笑。

何か特別なのに使いましょうか。

マダガスカル,カメルーン,インド,,,。輸出停止になる前に日本に入って来たものを含めて,世界中からこれら「黒い」エボニーが集められています。

現地で挽いたものが最近は主流なのかな。

加工前のモノは輸出規制,,とか,いろんな事情があるんでしょうね。

樹脂で固めたようなのや,全部樹脂の人造エボニーも個人製作家向けに出回るようになって来ましたよね。

でも,まだ使ったことはありません。音はどうなのかな。

African Blackwoodは,規制がかかる前にまとめて購入したのがまだありますが,今後は手に入らないのかもしれませんね。

最近見ないな。

気温の上がって来た札幌です。