1960’s Johnny Smith Pickup.originalのを入手しました。
まずは緑青を取り除きましょうか。
酢酸に塩を入れたもので取り除けるはずです。いきなりマイクロメッシュなどで磨いてしまうと,せっかくの風合いが消えてしまう時がありますよね。久しぶりに初心に帰って,アーチのバック材を削りました。
一日中,なんともどんよりとした暗い雲の札幌でした。
1960’s Johnny Smith Pickup.originalのを入手しました。
まずは緑青を取り除きましょうか。
酢酸に塩を入れたもので取り除けるはずです。いきなりマイクロメッシュなどで磨いてしまうと,せっかくの風合いが消えてしまう時がありますよね。久しぶりに初心に帰って,アーチのバック材を削りました。
一日中,なんともどんよりとした暗い雲の札幌でした。
Red Ezo-spruce (Sakhalin spruce). 赤蝦夷松
4年ほど前,岩手の
” Odashima Guitars”
さんが下川町のスプルースを調達に北海道に来た時,「名刺代わりに(!)」と,置いていってくれた赤エゾ松です。名刺,デカ!。なんだか樹皮も神々しくて,剥がせばいいのにそのまま部屋の真ん中に立てて眺めていました。
樹皮を剥がして,切り出した木口をちょっとだけ綺麗にしたところ。
年輪を数えてみたら,,,151までは数えましたが,目がチラチラして自信ないです(笑。植林されたもの,,とお聞きした気がするのですが,年代,合ってますか?。151歳か,,気が遠くなります。
最初の1/4カットから外れかけていた端部が,随分乾燥が進んだせいか,グイッと力を入れたらバリッと取れましたので,試しにちょいと削ってみました。
まだちょっと乾燥させた方がいいかな,,。
もちろんアーチトップのトップ材として使わせてもらうつもりです。
小田島さん,お元気でしょうか,,って,見てないですよね,,スンマセン。
実は先日,「温根沼の赤エゾ松」を紹介されて手に入れることが出来まして,赤エゾつながりってことで引っ張り出したんです。
「Runt Guitars」さん
「ウッドショップ木蔵」さん
お世話になりました。地元の木材を楽器にするって,特別な意味があるように感じますよね。
そっちはきちんと製材されているんで安心です(笑。
もう1本の15inchのセットアップ完了。
初めて使った既製品のテールピース,ボディ側のハードウェアはクロームで統一しました。ピックガード上には,黒いスピードノブ。これも初めて使いました。ピックアップはKent Armstrong. Neckにマウントするタイプです。
2本を並べて記念撮影。
右:ケヤキ side & Back. Kluson Tail Piece. スイッチクラフトのジャックをテールに取り付けたのですが,Klusonの元穴が小さくて,ちょっと拡張の必要があります。厚みもギリギリ。
あ,,トラスロッドカバー忘れてました,,,。さっさと作りましょうか。雪景色になった札幌です。
DEEDEE7の糸巻きは,Klusonのブラックにしました。こんな感じ。ヘッドストックのデザインは,以前から同じですが,インレイのデザインは新たなものにしてみました。これを取り付ける頃になると,「ああ,出来たな」という気持ちになって来ますよね。塗装を傷つけないように,慎重に作業します。
これ,なんだかお分かりになりますか。上の切れっ端は,Gibson Johnny SmithーDのピックガードの先っぽの「切れっ端」です。多分1960年代のもの。白い線のない,のっぺらぼうのノブ。ポットの細い軸が特徴です。この状態で米国のオークションに出てました。
いやはや,こんなのを売りに出すってすごいですが,入手した僕も相当ですよね,,。オリジナルの修理の時が出番でしょうが,一体それは何時なのか,,,(笑。
下のノブは,何に使われていたものなのか,さっぱりわかりませんが,古い無線機か,FairChildの時代のスタジオ機器のような雰囲気ですよね。これも米国で「ベークライト製」と書かれてありました。かなりシッカリした作り。
ギターに使うには,ちょっと大きすぎる気もしますが,案外洒落て見えるかもしれません。