Brown

昨日のYellowの上に,タバコブラウンを重ねました。

レモンイエローだけだと,余りにも「派手」な黄色になってしまうので,ちょっとくすませたんです。

隣りは塗装面にダメージを与えてしまったDEEDEE11。

ちゃんと直しました。このSemi-Hollowの塗装と一緒にやろうと決めていたんです。

作業部屋を塗装ブースに段取り変えするのが「面倒だった」,,,とも言います(笑。

向かいの建物に反射した夕日が差し込んだところでシャッターを切りました。

DEEDEE11は,実際はこんなに真っ赤ではないんですが,

写真になるとなぜかこうなっちゃうんですね。

撮影に使った Leitz Summaron 35mmF2.8は190***番台で,

このレンズとしては新しい方でしょうが,

それでも多分60年くらい前のものなのでしょうから,仕方ないかもしれません(笑)。

奥にちょっとだけ見えているのは,17inchアーチトップのモールド。

Thinボディ用に「薄め」のを作りました。

塗装がひと段落したら,今度はこっちですね。

GW前に桜が散ってしまうなんて,初めての札幌です。

Yellow

Yellow.

ヴァイオリン属に倣って下地に黄色を吹きました。

さて,こいつどんな色にしようかな,,,とまだ,考え中です。

トップのスプルースは,同じ黄色を吹いても何だか効果が分かりませんね。

目止めにクリアを吹いて,今日の塗装作業は終了します。

明日,サンディングして最終カラーコートしましょ。

 Protezione per cordiera?

Chat GPTは使ってますか?。

私,最近使い始めました。

なぜなら,,いろんな名前を忘れてしまうので,,(笑。

このボディエンドのテールナイロンを受けるパーツの名前を忘れました。

早速ChatGPTに質問です。

「ヴァイオリンのテールナイロンがボディに触れる部分の黒い部品は何という名前ですか?」

「申し訳ありませんが,その黒いパーツに関する情報はありません」

「テールナイロンはわかりますか?」

「テールナイロンは,テールピースとエンドピンを繋ぎ止める紐状のパーツで総称としてテールナイロンと呼ばれます。より正確な名称としては,材質によりテールガット,テールワイヤー,テールロープなどがあります」

「ではそれがボディに触れる部分のパーツは?」

「テールナイロンプロテクター,あるいはサドルと呼ばれます」

「では,それをイタリア語で表現すると?」

「Protezione per cordiera」

何かの拍子にそのチャットが止まってしまい,もう一度質問。

「サドルはテールナイロンプロテクターで間違い無いですか?」

「そのような呼び方はありません」

「ではそれをイタリア語で表現すると?」

「Capotastoです」

「Protezione per cordieraではないんですか?」

「私の知る限りそれはヴァイオリンのサドルを指す表現ではありません」

え?

結局,何が正しいのか,全くわからなくなりましたが「サドル」でいいんでしょうね(笑。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

DEEDEE3-2

DEEDEE3-2.塗装開始です。

サンディングシーラーを吹いたところ。

わーっと杢目が現れてきて,楽しい瞬間ですよね。

またサンディングの日々なのですが(笑。

トップ側はこんな感じ。

多分,これをサンディングしたのち,もう一回くらいはシーラーを吹くことになる気もします。

ボディの真ん中の桂材の赤さも現れました。

このシーラーを吹く前に,コントロール関係の位置を決めました。

毎度毎度,その都度ボリュームやトーンの位置を考えます。

ちょっとずつレイアウトが違うので,テンプレートを作っても無駄なんですよね。

今回はこんな感じ。

これらのレイアウトも,何か法則のようなものがあるような,ないような(笑。

DearmondのFHCやエディヴァンヘーレンみたいに,ワンボリュームも好きなのですが,

必ず「Toneつけて」と言われるので,

自分用以外はやったことがないです(笑。

そういえば,預かってたShellac 17inchのリペアも完了しました。

Shellacの良いところは,コンプレッサーもスプレーガンも使わずに,塗装の表面に塗り重ねができる事ですね。

French Polishやべー。

Sanding

塗装前のサンディングは,デスクライトでも作業できるので,夜な夜なやれます。

#180のペーパー,#240,そして#400まで行くと,それでも消えないキズが見えてきます。

すると,また#180に戻って順に。

3歩進んで2歩下がる,,。

メンタル,鍛えられますよね。

前にも書いた気がしますが,かのリンダマンザー女史いわく

「サンディングなんて好きな人いる??(笑」。

コロナのおかげでマスクには慣れましたが,それでもムズムズしますよね。

何より全身粉まみれなので,PM2.5が服を着て歩いてるみたいな感じです(笑。

さて,このモデル,どんな色にしましょうか。

そっちの方がよっぽど重要な問題ですね。

どうしよう(笑。

Workshop on a rainy day

雨の日の作業部屋は,暗いです。

作業するには照明が絶対に必要ですが,写真を撮るのには案外向いているかな。

暗い日も,悪いことばかりではないですよね。

17inch Thin-body Archtopのバック材を接着しました。

フレットワーク中の15inch Semi-Hollowと一緒に記念撮影。

クランプだらけの接着の様子。

為替レートがどうだったら本当に良いのか,私なんかにはわかりませんが,もうちょっとクランプが欲しいです(笑。

円安なのは,外国から買い物するには躊躇しちゃいますよね。

今朝,クランプを外したところ。

一晩おきました。

接着剤のはみ出したところを取り除くのに,この道具は便利です。

なんていう名前だったか,覚えてないんですが。

バックの内部側も接着前にスクレーパーをかけたので,杢目が浮き出て見えますね。

Shellacを塗るつもりです。

ああ,そういえば,こないだの調合したセラック,

やっぱり全部は溶け切らなくて,琥珀色のゼリーみたいな「オリ」が残りましたが,まぁまぁだったかな。

セラックは錠剤の糖衣にも使うみたいですが,流石に食べてみる気にはなりません(笑。

なんか,使い道ないかな。

サイド材からはみ出した部分は,補助アームに取り付けたトリマーで飛ばします。

キックバックするから恐ろしい道具ですが,使い慣れるともう戻れません。

5分で済んじゃうんですから。

この雨で,黄砂が流れて街は綺麗になるかな。

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DEEDEE3-2

Semi-Hollow 15inch.

フレットを打ちます。

いつものMIdium-Janboです。

ステンレスフレットもちょっとよぎりましたが,オーソドックスに行きます。

フレットの溝に朝準備していたニカワを流し込みながら,打っていきます。

SuperGlueを使う人もいますよね。

工場では,もちろん何にもせずに打つ事も多いのかな。

確かにフレットの下に余計な空間があるのは,良い感じはしないですよね。

「フレットごとのイントネーションが揃う」という意見もあるみたいですね。

うーん,私的には「おまじない」かもしれないです(笑。

「いい音,出してね!」と,「おまじない」をかける訳です。

Fingerboardは,#4000まで磨いてからフレットを打ちました。

22Fです。

ついでにヒールキャップを接着。MacassarEbonyで。

アクリル板のカケラはクランプしたりするのにも,便利ですよね。

Shellac

犯罪の香りがしますか?(笑。

警察の押収品じゃないですよ(笑。

どちらかというと,松脂の香り。

久しぶりにShellacを調合します。

作り置きのがなくなってきましたので。

あまりにも久しぶりだったので,「秘密のレシピ」を探すところから始まりました(笑。

いえ,嘘です,,秘密でもなんでもありません(笑。

Guild of American Lutherieの記事にもたくさん紹介されてますし,

「日本リノキシン」さんのHPに詳しいです。

http://www.nlinoxin.co.jp

今回選んだのは,

LMIから購入したShellac Platina Pale Blonde(ラック貝殻虫の分泌物) ~ 32g,

Colophonium(日本リノキシン,松脂の一種) ~ 10g,

Sandarac(日本リノキシン,モロッコの糸杉のような木の樹液) ~ 10g,

ちょっと脂成分が多すぎるかもしれませんが,実験です。

これを100ccの無水アルコールで割りますが,このままだといつまでも溶けないので,擦り潰します。

ゴリゴリと潰します。

時々Sandaracに混ざってる黒い異物を発見するたびにピンセットで取り除くのですが,なかなか難しい(笑。

Shellacだけで楽器全ての仕上げをしていた時期も長かったのですが,

最近はニトロセルロースラッカー仕上げをメインにしてます。

でも,Archtopのボディ内部とか,Shellacでなければならない使い道がありますよね。

ラッカーとの馴染みも良いので,何かと使います。

ついでにニカワも準備。

LMIのこの大きなパックがとうとう無くなりそうです。

何年使えましたかね。

こっちは計量スプーンで,ニカワの倍の水を加えておきます。

Shellacって,購入してから時間が経つと溶けにくくなったりしますよね。

最初から半分くらいしか溶けないのもあったりして。

使うたびに「新しいのを買う」という製作者のコメントも読んだことがあります。

溶けない「オリ」のようなものを取り除くのに,皆さんどうしてるんでしょ。

コーヒーフィルターを試したこともありますが,目ずまりしてしまって全然「ダメ」でした(笑。

目の小さな網もNG(紅茶の茶漉しを一つダメにしただけでした)。

結局,スポイトで綺麗なところを汲み上げるしか,今のところ手段がありません。

なんだか勿体無いんですが。

これはちゃんと溶けてくれるかなぁ。

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Glue

接着作業の連続です。

15inch SemiーHollowのDEEDEE3-2は,フィンガーボードの接着完了。

指板面のアールはこれから取ります。

12inchアールでいいかな。

オーソドックスですね。

こちらは17inch Thin-Body Archtopのライニング(ノリしろ部分)の接着作業です。

ボディが薄いので,モールドからはみ出させると,反対側の作業が非常にやり難い事に気づきました(笑。

でも,なんとか接着完了です。

Extention

Extention.

髪の毛とかまつ毛とかじゃなくて,ネックのボディに重なるところの延長部材です。

いつもと違い,すごく薄っぺらいエクステンションを取り付けます。

ほとんど見えないかもしれませんが,ネックと同じCurly Mapleを削りました。

この作業のために,フィンガーボードを最初につけなかったんです。

Archtopだと,もっと厚いのをつけますし,ネックジョイントのダブテイルが違う形なので楽なんですけどね。

戦前のL5Cとかはどうしてたのかな。

でも多分ネックとエクステとフィンガーボードはボディに接着する前に組んでいたんじゃないでしょうかね,,,。

仕込み角度が現在のとは違うのかな。

実物お持ちの方,1週間貸してください(笑。

Tailblock。

DEEDEE3-2はエクステンションの乾燥待ちになっちゃいましたので,17inch Archtopの方を進めます。

ボディの下の方のテールブロックを作ります。

今回のテール,いつものようにジャック付きにしようか,ちょっと迷ってます。

でも,厚みはこのくらいでいいでしょう。

アクリルのテンプレートで曲線を書き写して削ります。

いつも通り,ネック側のブロックを最初に接着します。

WBCの準決勝を応援中の家族の「絶叫」を遠くに聞きながら,,(笑。

もしかして勝ったのかな。

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