Sanding Sealer

サンディングシーラーを吹きました。

この瞬間,杢目がドーンと浮き出してきて感動するのですが,

一緒に「細かな傷」も「ドーン」と来ますので,

ショックも大きいですよね(笑。

小さな工作室で吹き付け作業をするので,

片付けたりビニールで養生したり,,の時間の方が長いかもしれません。

でも,今日の札幌は軽く30℃を超えてます。

北海道のくせにこんな気温では,ガレージで作業するわけにも行きませんので,仕方ないんです(笑。

ド派手な虎目と,ほんのり虎目。

お好みはどちらでしょうか。

乾燥を待って,サンディングしていきます。

明日以降ですね。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Preparing for painting.

塗装の準備をします。

まずは,Fホールに紙をクチャクチャにして詰めて,,,

って,あら,,サドルを付け忘れてるじゃないっすか!(笑。

しかも,2本とも,,。

せっかくノリノリで塗装の準備を始めたんですが,仕舞った道具を渋々出してきました,,。

また「左市弘」さんに助けられました。ここまで仕上げてから刃物を入れるのは,緊張しますよね。

塗装がひと段落したら,お礼にきちんと研がなきゃ,,。

サドルはAfrican Blackwoodがいいかな,,。

God is in the details

「神は細部に宿る」っていうじゃないですか。

ミースファンデルローエ?。

神様を探します(笑。

Johnnyさんの塗装の補修に色を探します。

こんな感じでしょうか。

”Color Tone”のLiquid Stainは,さすがギター作り用に調色されているので,YellowとTobaccoBrown, Vintage Amberの3色の組み合わせでこんな感じになりました。

まぁまぁかな,,。

一般的にBlondeと言われる,Vintage Guitarのこの色。

Natural仕上げが変色したものですが,場所によって色の濃さが違うので,迷います。

どれが一番近いですかね,,,。

うーん,,,(笑。

ヘッドのテッペンの仕上げ。

木口に染み込んだ汚れを取るのは,結構大変ですよね。

安全剃刀やら,切れなくなったカッターの刃なんかをスクレーパーにして仕上げます。

ここらあたりにも神様,いらっしゃるんでしょうか,,,。

リペアが最終盤になったJohnnyさんのヘッド。

これはオーバーラッカーは不要ですね,,このまま枯れた感じでOKにします。

フレット廻りは,いつまでやっても「もうちょっとこんな感じで,,,」とか,こだわりすぎるのが難点です。

「どこで完了にするか」。

気が済むまでやるしかないんですよね,,はい。

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祝 Sapporo City Jazz.

”Sapporo City Jazz”.

今年もこの季節がやってきました。

札幌の街中で,たくさんのライブが同時進行します。

ところが,,,(笑,所用で今日はライブ,見れてません(笑。

でも気分だけは”お祭り”です。

4本分のフレットは完了してましたので,

帰宅して夕方,ガレージで養生のテープを剥がしながら記念撮影。

フィンガーボードをそっくり作り替えたJohnny Smith。

どうですか?,元に戻りましたかね,,。

すでに塗装されているネックなので,全体をサンディングするわけにもいかず,まだしっくり行ってないのですが。

これから微調整です。

Plywood model 17inchもフレットの仕上げ完了。

これは打ち直しせず,擦り合わせで事足りました。

ですが,ここからが問題です。

この2本,塗装の傷などをどうリペアしていくか,,,。

範囲と程度を決めましょうか。

それとも「とりあえず」始めちゃいましょうか。

でも明日はライブ,見に行きたいなー。

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Four

Johnnyさんのサイドポジションマークを入れるのを忘れるところでした。

後ろのモノクロの写真は若かりし頃のPat Metheny.

学生時代にPatのレコード(!)を買った時,レコード屋さんがくれました(笑。

その時買ったアルバムがどれだったのか,,,昔すぎて覚えてませんが(笑。

(Patだけじゃないよな,,自分も若かったんだよな,,忘れてた,,,ブツブツ)

さて,これで4本の17inchのフレット仕上げの準備が整いました,,,って,4本いっぺんか,,,(笑。

こんな風に一つの作業に4本も集中するのは,多分初めてです。

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,,,,,,,,more and more,,,,,,,

まだまだサンディング。

塗装前のサンディング,どの番手まで行きますか?。

#600までやっとけば,まず問題ないでしょうけど,結構な道のりですよね。

使用済みのサンドペーパーの「山」が出来ます。

薄いボディの17inch,トップを#600で終えたところ。

これで「仕上げ」として良いでしょうかね。

暗い日の,斜めから差し込む北からの光は,アーチを確認するにはちょうどいいです。

なーんて言ってたら,雲の隙間から強烈な西陽。

マスクが暑くて取りたくなります。

粉との戦いです。

Sanding ,,Sanding ,,Sanding,,,,

17inch Mid-Depth model.

塗装前のサンディングに入りました。

サイドとネックのサンディングは,こんな感じかな,,。

全体を見渡して歪みがないかなど,点検するのにガレージに持ち出しました。

ちょっと離れて見たかったんです。

あ,ヒールキャップ付けるのを忘れてました,,,。

はい,全体を見渡します(笑。

サイド材に使ったFlame Mapleは「共材」です。

印象もそっくりでしょうか。

トップとバックは,さらにサンディングが必要です。

このサンディング作業が進んでくると,輪郭がはっきりしてきて,いよいよ完成が近いなぁ,,という雰囲気になってきます。

ほんのコンマ数ミリの歪みが取れてくるからなんでしょうけれど,ほんと微妙ですよね,,。

またぶら下がっていてもらいます。

Today’s Workshop

日曜日は,工作室に一日中こもってることがデフォルトなのですが,今日は違いました。

帰宅して,ガレージを開けたら,工作室の窓から視線を感じました。

どうもこいつのようです(笑。

「早く続きをやれ」と言わんばかりにこっちを向いてましたので,記念撮影。

でも,始めた作業はこっち。

Johnnyさんの最後のバインディング。

想像通り,ボディにかかる部分の接着に神経を使いました。

ボディ側のオリジナルのバインディングも,新品の時にはこのように「真っ白」だったのかな。

Fingerboard周りのは,外したオリジナルも間違いなく「真っ白でした」が,

なぜかボディはクリーム色。

素材を使い分けていたのでしょうかね。

それともクリアラッカーの吹き付けに違う色素が入っていた,,とか。

うーん,わかんないですね。

アセトンの乾燥時間は知りませんが(あっという間に蒸発しますよね),ABSを溶かして接着しているので,それが固まるのがどのくらいの時間を要するか,なんでしょうね。

迷わず「オーバーナイト」。

14inch Prototypeのサーキットの納まり。

癖なのかもしれませんが,全部を曲線で結んでいきたいんです。

もしもこの曲面をCADで描こうと思ったら,複雑すぎて相当すごいことになりそうです,,って,

絶対描きませんけどね(笑。

またこのアングルの三姉妹の写真。

よーく見ると,ちょっとずつ進んでいることがわかる,,って,いや,全然わかんないですね(笑。

すみません(笑。

Heel Cap

ネックのヒールキャップを作ります。

バインディングもABS樹脂だったので,ここも揃えましょうか。

適度な厚さの材料を探しているところ。

例の「Benedetto」のツールで,ネックの最終仕上げも進行中。

塗装前の完成したヴァイオリンは「White」って言うんですね。

でも「白いギター」っていうと,違った意味に聞こえそうなので,それは言いませんが(笑,

2本の「White」が並ぶと,ドキドキしてきます。

陽が長くなったので,夕方の作業も写真が撮れるようになった札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

屋久杉

個人で龍神を祀られていたお堂の衝立。

「これは屋久杉だな」と棟梁。

思わず「これでギターを作りたい」と申しあげたら,,,

「やりなさい!,今年は変革の年よ,良くなるか,悪くなるかは「運しだい」なんだからね!」。

まだまだお若く見えるオーナー様から有り難く譲り受けて来ました。

(杉であることは間違いないですが,「屋久杉」かは,確証はありませんよね)

巨大な一枚板の,本当に衝立。

勢いで申し上げてしまいましたが,帰宅してガレージに降ろしたところで,呆然と眺めていました。

私の妄想その1はこんな感じ(笑。

ボディのテンプレートを当てがってみました。

「妄想」見えますか?(笑。

ど迫力。

左下の板は「神代タモ」。

古ければ良い,,という事ではないでしょうが,組み合わせるとしたらこんな材料でしょうか。

もっと適切な材料があるかもしれません。

「山」や「水」や「八百万」の神様に,思わず手を合わせる事ってありませんか?。

信心には程遠いかもしれない私ですが,時々あります。

「思わず,,」という場面。

大きく心の動く時でしょうか。

ほとほと困り果てた時でしょうか

聞こえるはずのない地下の水脈の音が聞こえた気になる時でしょうか。

今日,この杉の大判にも,思わず合掌でした。

さて,どうしよっか?(笑。