Setup 2

弦を張りました。

組み上げて,弦を張って最初の音を聞く瞬間は,

「言葉にならない」ですよね。

なんかもう,,,いつもの事ですが感動してます(笑。

ブリッジは,サドル部分は既製品のものでセットしていきます(Tune’O Matic. StewMac)。

木製も準備。

African Blackwoodのサドル。

作業台の上の様子。

この作業の時期は,もう道具と材料でカオス状態になります(笑。

ブリッジの最終段階。

テールピースの最終段階。

テールナイロンの長さって,いつも迷います。

ある程度伸びてくると,思ってたのと違う位置まで移動しますよね。

その予想がなかなか難しいんです。

調整するためには弦を全部外さなければならないので大ごとですしね。

弦を張って,チューニングして,最初に何を弾きましょうか。

それは,,秘密です,,って程ではありません(笑。

「枯葉」。

枯葉の季節の札幌です。

Setup 開始

完成に向けて,パーツをセットして行きます。

と言っても,

全て「作りながら」なので,なかなか進みません(笑。

ブリッジベースのチョークフィット。

「チョーク」フィットなのに,肝心のチョークがどこかへ行ってしまって見つかりません。

仕方がないので,ウッドフィーラーの粉を撒いて代用としました。

いや,こんなんでいいのかな,,。

ま,それでもこんな感じで1本目フィット。1本目は2時間位以上かかりました,,。

みなさん,どのくらいのタイムでフィットされてますか?。

テールエンドのエボニー。

塗装前にセットして一気にラッカー,,,というのがちょっと気になって,

今回は塗装後に取り付けました。

いやー,ピカピカのボディに鋸で切れ目を入れたりノミで欠いたりするのって,

緊張しますよね。

でもここは無塗装っぽい方がいい感じ。

潰れても取り替えが効きます。

反対側のナットもやります。

DEEDEE9は,ナット溝を作らずに,こんな風に塗装完了後にラッカーを剥がしました。

マーチンのボディのブリッジって,塗装した後からその部分だけラッカーを剥がすってよく聞きますよね。

あれ,やってみたかったんです。

いやー,これも緊張しました。

AfricanBlackwoodのナットをはめてみます。

いい感じ。

こっちのブリッジもチョークフィット(チョークなし(笑))。

ぼんやり見えてますが,テールのストラップ位置にジャックの穴も開けました。

1/2inchのドリルビットって,なかなか手に入らないんですが,

皆さんどこから入手されてますか?。

なんだか切れなくなってきたみたいです。

頑張って今日,弦を張るところまで行きたかったんですが,

目がしょぼしょぼになったので今日の作業はこれにて完了にしました。

あとは,ブリッジの上の方を作って,

ベースの方を綺麗にして,

テールピースにアース用のブラスを取り付けて,

糸巻きを取り付けて,

ナットの溝を切って,,,

って,まだまだやることありますねぇ,,。

手間のかかる方,かかる方を選択してしまってるのかな。

気がついたら,外は真っ暗,,な札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Oil

Oil Finish.

Ebonyなど,塗装せずに仕上げる場合,何にもしない,,って選択肢もありますが,

やはり湿気や乾燥から木材を保護するために,何かしらオイルを塗りますよね。

私的標準はDr.Ducksですが,Xotic Oilも試しています。

こっちの方が光沢がある感じかな。

そんで,前から実験してみたかったのは「バルサムテレピンオイル」と,油絵で使う「スタンダードピュリフィードオイル」。

ピックガードの端材で実験です。

時間を置いてみなければ結論は出ませんが,塗ってみた感じ,

テレピンオイルは,ちょっと吸い込みが良すぎて「どうなんだろ?(笑」。

ピュリフィードオイルは,相当古い瓶なのですが「固まってない」。ネパネパ。

これ,やっぱり油彩画の光沢を保つ目的で調合されているんでしょうから,

そもそも木に塗り込むことは想定してませんよね,,,。

でもヴァイオリンの仕上げに使うオイルシェラックなどは,いつまでも完全には硬化しないんでしょうから,

似てるっちゃ似てますよね。

でもそれゆえオイル系シェラックはギターには使わないんですけどね,,,。

ボディの仕上げには使えなくても,テールピースやピックガードにはどうなんでしょうか。

響きには関係しませんから。

でも,いつまでも「ネパネパ」するなら,ダメですよね。

実験,実験(笑。

Pick Guards

Pick Guardの製作。

縞黒檀でピックガードを作ります。

切り出してちょっとサンディングしたところで記念撮影。

今回採用するのは,左端とその右隣りにしましょうか。

左端は節目なし,右隣りはちょっと節ありですね。

ま,そんなに違わないんですが(笑。

ボディに乗せてみましょうか。

「節なし」はこんな感じ。

「節あり」。やっぱ,あんまり違い,わかんないですね(笑。

ちなみにセルはこんな感じ。

ボディ全体で見ると,,,

M様,どれがよろしいでしょうか?。

小雨混じりで寒い日曜日の札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

磨き完了

磨き完了。

こんな感じ。撮影したレンズ Leica Noctiluxが明るい発色って訳ではないと思うのですが,現実より赤が強いかな。

モニターの発色もありますよね。

でもあんまり写真をいじるのは嫌なので,もうちょっと「地味だ」と想像してご覧ください(笑。

Waknut Back&sideのDEEDEE9はこんな感じ。

さーて,Setupに入っていきましょ。

ブリッジ周りはサドルもまだつけてませんし,

配線の穴とかもこれからです。

塗装が終わってピカピカになってからドリルを使ったりするのは緊張するのですが,

塗装前にやってしまうと何かと支障が出たりしますので,

今回はこんな順番にしました。

テールピースはこんな感じで完成ってしましょうか。

ピックガードも作り置きはこれだけなので,

これからちょいと作りますが,

セルと木製とどちらがいいでしょうかね。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Buffing

磨きの作業に入ってます。

昨夜から「水研ぎ」。

これは塩昆布ではありません(笑。

使い終わったサンドペーパーの山。

1滴の洗剤を入れた水に耐水ペーパーを浸しては,「スーリスーリ」と。

Benedettoさんは「#600から〜」と書かれていますが,私は「ゆず肌」っぽいところは#400から始めます。

効率いいです。

あとは#600,#1000,#2000と順に細くしていきます。

そのあとはBuffing.

Midium〜Fine〜ExtraFineと3段階。

でも,最近思うのですが,Buffingだけで仕上がる訳でもないので,この工程,省いてもいいのかな,,とも。

中間の磨きの時間短縮にはなってるんでしょうけどね。

ものすごい綿埃にゲンナリしてるだけなんですが(笑。

もっと長時間使う,,とか,隠れたコツがあるのかもしれませんね。

どなたか,秘密を教えてくれませんか?(笑。

仕上げが近づいてくると,作業台の上は「ごちゃごちゃ」になるという法則があるみたいです。

こんな写真,出していいのかな(笑。

ちょっと恥ずかしい札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Tailpiece3

Tailpieceに弦を通す穴を開けます。

ファクトリーではどうやってるんでしょうね。

6本のキリを同時に回せるジグとかあるでしょうね。

フェンダーのペグの穴あけのマシンはそんな感じでしたよね。

実際は知りません(笑。

みなさん,どうやってますか。

私は地道にこんな感じ。

墨線を入れて目で角度を合わせてゆっくりゆっくり。

こんなにいっぺんに5個も作ったことないので,気になります。

1〜2個ならどうにでもやれますよね。

いやいや,穴あけだけで半日かかりました。

電動ドリルも駆使してテールナイロンの穴も完了。

これから形を整えていきます。

Tailpiece2

トリマーを使って,テールナイロンを通す穴を掘りました。

合板でガイドも作ります。

一つ二つだったら,テンプレなど作らずにやりますが,

今日は結構な数だったので。

ボッシュのコルトルーター,ソフトスタートが安心です。

いきなりキックバックをお見舞いされることはありませんでした。

深さは8mmほど。

これなら楽に取付出来そうですね。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Tailpiece

15inch Archtop用のテールピースを作ります。

先日塗装を終えた2本の15inchは,

バッフィングするまでに2週間は乾燥時間が必要なので,

それまでに必要なパーツを作ります。

これは毎度のルーティーンですね。

前回,パーロッサ(赤く硬い材料)を黒く染める,,という方法を取りましたが,

今回は縞黒檀でやりたくなりました。

待っていた材料が届いたものですから(笑。

とりあえずの分,4個を切り出しました。

下の2枚は前回のパーロッサ。

板目の縞黒檀は案外珍しくないですか?。

床柱とかは板目ですかね。

ところで,このデザインのテールピース,

まだテンプレートを作らずにいました。

正確には「作りかけた」んだけど,途中で放り投げてあった,,とも言います(笑。

中心線を出したりするのに,やっぱり透明なのが欲しくて,一緒に作りました。

アクリル板を切るのは,小型のバンドソーで簡単ですが,

切り屑が静電気を帯びてそこいら中にくっついちゃうのが厄介ですよね。

マスクをしないと呼吸器官がやられます。

不精しないでこういうのはちゃんと作っとかねばダメですね,,はい。

15inch用は,17inch用のダキストスタイルのものよりも,細長く薄いです。

乾燥中の2本の様子,

着色前に撮影したのと同じアングルで撮ろうと思ったんですが,,,,なんかちょっと違う(笑。

でも現在こんな感じ。

撮影が終わったら,またフックでぶら下げます。

塗装面がどこにも触れない方がいいように思いますので。

Chaki

Chakiのリペア。

穴があいて,その下の縞黒檀が見えるほどすり減ったポジションマークを撤去しました。

さて,新たに入れる材料を探していましたが,結局良い出会いはなかったです。

手前のセル風のは,この時代の日本製の楽器によく使われていたムードがありますが,

「うーん,,,どうなんだろ」。

指板の上に並べたLesPaul Custom用に切り出された真珠貝を使うことにします。

間に合うほどの量があるのか,ちょっと並べてみたんです。

なんとかなるかな。

ただ1Fと15F,17Fは,それほど減ってないのでまだ取ってません。

全部を外してしまったら,,,何だかちょっと足りなそう,,,。

はて,,どうしましょ。

亡きお父さんの形見というこの楽器,

薄野のプロが弾いた痕跡を残した方がいいと思いますか?。

全部お揃いの真珠貝の方が「見た目」は統一感がありますよね,,。

さて,どうしましょ。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘