Extension

ネックのエンド部分の整形をします。ハイポジション側のエクステンションの辺りは,ボディに密着させる場合と,このように浮いた状態にする場合がありますよね。今回のはこんな感じ。もう少し綺麗になったらニカワで接着します。フレットの端部もザックリですが丸めました。球状にしてキラキラに磨き上げてる人もいますよね。あれ,すごいな,,。どれだけ時間かけてるんでしょ。

Neck relief

neckの調整中。トラスロッドの調整は神経を使いますよね。一気に回すとヤバイです。メーター読みでゼロがフラットですから,この辺りでいいでしょうかね。1960年代のGibsonですが,まっすぐ過ぎるくらいでした。3弦のビリつきが気になって調整しています。ブリッジとナットの溝の微調整とセットですね。一気には動きませんから,これでまたちょっと様子を見ます。

P90

P90サイズのピックアップに決めて,ボディに開口。

新しいStewmacのテンプレートを使いました。自分でそのくらい作れば良いのですが,厚いアクリル板が綺麗で思わず入手してしまいました。以前,HB用のを使ったら,ちょっと大きめだった記憶があるのですが,これはピッタリ。

2月に雨の札幌です。

Red Abalone

Red Abaloneのインレイ。

ヘッドにはアバロンのインレイを入れました。シンプルなこの形。ドレメルのルーターを使って1.5mm掘り下げて,シェルを黒い染め粉を混ぜたエポキシ接着剤で固定します。いつもは真珠貝を使うことが多いのですが,今回はこれ。これも国際取引が規制されてるらしいですね。国内で調達出来るので問題ないですが,非常に高価になってますよね。小さな端材も保存して大切に使ってます。

Ebony face

14inch Semi-Hollowのネックの続きです。ヘッドの裏側にもEbonyの突板を貼りました。さらにその下にはBubinga。これ,やってみたかったんです。Tuner用の穴もあけました。今回はやっぱりSteinbergerのを使ってみようかと,9.5mmであけました。気が変わってもGrover Imperialならもう0.5mm広げれば装着可能です。

フレットはいわゆるジャンボフレット。指板のエボニーをオイルで拭いて記念撮影しました。ヘッドのインレイを入れたらそろそろボディと合体ですね。はて,インレイはどうしましょ。

Head-Loss Explorer

こいつのRepairも始めます。

ヘッドがもぎ取れているだけではなく,ネックもご覧のようにやられています。完全に逝っちゃってますねー。マホガニーのネックですが,えぐり取られたようになっている傷はフィンガーボードまで通っていて、そのカケラも失っています。これは,,ネックを作り直すことにします。セットネックを外す練習になりますね。

Orville by Gibsonとヘッドストックにあります。これは日本製なんでしょうかね。Explorerのリペア用のヘッドプレートは持ってませんし,時々見かけるのはGibsonロゴですよね。あれを,これに使うとパテント的に問題あるんでしょうかね。そういえば,Les Paulのヘッドプレートはどこかにあったな,,,。Orvilleを書き足してあれを使いましょうか。とにかくネックを外してから考えましょう。

予報が外れて晴れ間の見える札幌です。ただし,外はマイナス8度くらい。工作室はめちゃ寒いです。

午後,ボディに乗っている部分のフィンガーボードをアイロンで加熱して,ネック外し開始。ところが!!,この後衝撃の事実が明らかになります。

え??

ええ?!?

ボディの座繰りからもヒートスティックなんぞで接着剤を緩めたので,「グイッ」と力を入れたら,,,,「バキ!!」と一気に外れた,,,んじゃなくて奥で折れました。なんと,見えないセットネックの奥のところで「ビス止め」してありました。なんでや、、。

あらー,これはわからないわ,,。フィンガーボードをすっかり外していたら見えたんでしょうかね。いやーそこまでせんかった,,,。ま、どうせこのネックは使うつもりはありませんでしたので,ショックではないんですが,見えないところのビスには驚きました。いや,,いい経験になります(笑。

なので,ネックジョイント部分を綺麗にして,撤去完了。ボディ側には損傷なし。

さて,新しいネックはどんなのにしましょうか。マホガニーでやるのはちょっとつまらないかな,,。

Tuners

Tunerを選んでいます。以前「これで!」と思っていたKlusonだったのですが,,ちょっと待てよ,,と,また迷い始めました。

思い切ってSteinbergerを使ってみようかな,,,。それぞれの必要な穴の大きさが異なるので,開口する前に決断が必要です。うーん,,。