Plastic Binding

ボディに紙テープを巻いた訳は。

Cutaway部分のバインディングのアーチを写し取るためです。

んで,これを,,

Binding Trimmerでトリミングする計画を実行に移します。

んで,,

ぎゃー,,。

静電気でそこいらじゅうにくっ付いて取れません!(笑。

これは!!。

計画ではもっとすんなり行くはずだったのが,,,。

うーん,掃除機をかけている時間を考えたら,バンドソーで切ったのとどちらが良かったのか,,,。

でも,切り口はとても綺麗なので良しとしますか。

ウッドバインディングの方が,作り手の体にはいいかな,,。

ええと,,平和な作業は,,,(笑。

Routing

router作業。

零号機のトップとバックのアウトラインをルーターで切り出します。

30mmほどの厚みの材料を舐めてました。

また小さくチップさせてしまいました,,,。恐ろしいっす,やっぱこの作業。

あと100回くらいやったら慣れますかねぇ,,。

材料をパーにするほどではなかったのが幸いです。

相当警戒してたんですが,ルーターの回転数をもっと落とした方が良かったのかもしれません。

その成果は「初号機」で!(笑。

いえいえ,零号機もちゃんとやりますよ。

削ってしまったら,何事もなかったかのようなのが,さらに恐ろしいっすねー(笑。

さぁて,平和な作業はないかな,,(笑。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Scraper

大晦日。

片付けも掃除も,なんだか中途半端のような,要するに「手持ち無沙汰」になっちゃったので(笑),スクレーパーを研ぎました。

これって,ノミやカンナと違って,研ぎ上がりの感じがピンとこない道具だと感じるのは「僕だけ」でしょうか(笑。

写真の上の方のは,替え刃式のノコギリ(これはゼットソーですね)のギザギザ部分を切り落としたものをスクレーパーとして使ってます。

でも鋼が硬いのか,上手い具合に「バリ」が出ない気がします。

バーナーで炙って「焼き」を戻したらいいのかな,,。

作業台の上のいつものノミは小さな刃こぼれを発見して,どうしようかなぁ,,と一瞬考えましたが,

「ササっと」研いで箱に戻しました。

この目で見えないくらいの刃こぼれは,「正月研ぎ始め」にやりましょ。

どこか落ち着かない気持ちでやると,良い仕事になりませんよね。

さぁ,陽も沈みそうな時間になりました。

一杯やりますか!(笑。

今日のヘビロテはこれです。

Fred Hersch と EsperanzaのDuo. “a Wish”がお気に入りです。

年末って気分になりましたよ。

Esperanza,大好きです。

Purfling

パーフリングを巻きます。

トップ側は白3黒3。

プラスチックのパーフリングなので「アセトン」で接着です。

待ち針の頭が何かに似てるなぁと思ったら,クリスマスツリーの飾りみたいでした。

そうか,今日はクリスマスイブ,,,って全く関係ないっすね(笑。

一番内側の「白」は,慎重に隙間が出来ないように待ち針で固定しながら,ソロリソロリと進みます。

Gibsonの工場のパートのレディ達が,あっという間に全部いっぺんに巻いちゃうのを見たことがあります。

恐ろしい技術!。

とてもあんな真似はできません。足元にも及びませんので,

「ソロリソロリ」戦法です(笑。

トップ側完了。続いてバック側も。

固定していたテープを撮り終えたら,日が暮れていました。

冬至ですもね,,でもこれから日が長くなると思ったら,ちょっと嬉しいです。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Cut away

トリマーを使って「ビューン」と切れるのもここまで。

Cutaway部分は,その他の部分よりも厚みのあるカーブを描いているので,あのジグではうまくいきません。

ここからは手作業で溝を切ります。

Robert Benedettoさんのように,この部分も厚みを変えずに(バインディングの厚みもフラットトップみたいに一緒の厚みのまま)やる方も多いですよね。

でも,私はバインディングがアールを描いてる感じが好きです。

こんな感じで切りました。

この作業のために作業台の上は片付けたのですが,,,

製図板の上が酷いことに,,(笑。

そもそも本気で片付ける気がないような,,。

置き場所に困るものばかりがどんどん増えるんですよー。

そこで,ガラスやアルミなど作業に使う「ごちゃごちゃ入れ」を片付けました。

うん,こうしてみると綺麗だな。

ドライバービットなどの「ごちゃごちゃ入れ」も整理したので記念撮影(笑。

こんなことをやってるうちに陽が暮れそうな札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Custum Plastic Binding

Thin Bodyの方の17 inchには,プラスチックのバインディングを入れます。

Cutawayの分厚い部分に巻くために,こんな幅広の材料が必要です。

いつも「もったいないなー」と思うのですが,その部分だけを継ぐのも気分が良くないのです。

白と黒のラインを入れたいので作ります。

0.5mm厚の材料が足りない事に気づいて呆然としましたが,

とりあえず6mm幅のものをハサミで半分に切って,やってみます。

うまく行くかなぁ,,。

Binding and Purfling

ひっさしぶりに出してきたのは,「True Channel Jig」。

StewmacのToolです。

こういうの,自作してる方いらっしゃいますよね。

確かに自分で作ったら1/10の材料代で出来ちゃうんでしょうね,,きっと。

でも,私の場合,考えに考えて「キット」を購入する場合の方が多いです。

道具を作ったり調整したりしている時間も,多分「膨大」だと想像がつくからです。

んで,久しぶりの登場なので,調整やらを兼ねて一度見直しをしました。

取り付けるトリマーは,Boschの方が良さそうであることに気づきました。

Stewmacは当初からこれを使うことを前提にJigを作ってるので,「コロ付ビット」の出が,こっちの方が若干長く出せることを発見。

そうかぁ,,長いこと不便だと思っていた事が,こんな事で解決することもあるんですね。

大音響と共に,こんな風に縁取りを切っていく訳です。

深さと幅を合わせるのにも,驚くほど時間がかかります。

Youtubeとかの動画で,あっさり切ってるのを見たことがありますが,

「あっさり」やるまでの前段階の時間が描かれてないんですよね,,。

あれ見て「簡単だぁー」と勘違いする人がいなければいいのですが,,(笑。

一番外側のBindingの溝を切り終えたところ。

今度は,その内側の「黒・白・黒・白・黒」のパーフリングの分を切ります。

12月にしては,暖かい日の続く札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Binding and Purfling

17inch Archtop.

Finger boardやらPick Guardなんかに時間がかかってましたが,本体に戻ります。

Finger Boardを接着する前に,エクステンションを作らねばなりません。

さらにその前にボディとネックのジョイントも作らねば。ここからは難関ばかり(笑。

ネックの厚みも整えました。

せっかくJohnnySmithモデルの指板を外しましたので,Mapleのネックそのものの厚みも計測。

1F辺りで15,5mm。

指板を剥がす前に定規で測った数値に間違いはなかったようです。

グリップを削り出す前に直線を確認。

そこでまた「考える時間」。

バインディングの仕様を決めるのを伸ばし伸ばしにしていたことを思い出しました。

これまたせっかくですので,Johnnyのを計測。

Gibsonのプラスチックバインディングは,普段入手できるものと寸法が違います。

なので,そっくりに作るのはちょっと難しいですよね。

ネックの方のバイディングは,なぜかStewmacなどで入手していた材料が使えそうです。

さて,ボディの方はどうしようかな,,などと考え始めたら時間はあっという間に過ぎていきます。

Gibsonサイズのものが入手できないか,もう一度Webをぐるりとみて回ったりしたので,作業は全く進みません(笑。

手持ちの材料の中で近いものを探すだけでも一苦労です。なぜなら,,,,

この束(笑。

縛ったままでないと,運ぶことすら出来ないのでホント気が重くなります(笑。

結局,手持ちのものでやることに決めました。

ちょっとこいつら,使って減らさなければ(笑。

でも,白蝶貝は買い足しました。

「大和マーク」さんから入手。

Stewmacなど米国の店は「 Cannot ship outside US」なので,国内で入手します。

別名真珠貝は,日本でもたくさん採れるんですよね,確か。

今回はリペアも含め,珍しくたくさんインレイを入れますので,自分史上最大の6袋を仕入れました(大袈裟)。

手持ちの貝殻を並べて記念撮影。

これだけあったら,3本分やれるでしょう。

日が暮れる前に,もうちょっと進めますか。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Split block Inlay

Split block Inlay.

Gibson Johnny smith model 1968のリペアの続きです。

インレイも作り直してみます。

つか,これは結構なパーツ数ですよね。

切り出したらちゃんと並べておかないと,何が何だか分からなくなりそう,,,(笑。

家電品か何かについてきた透明な粘着シートを利用します。

切り出して真珠貝にピトッと貼って切り出したらどうかな,,と。

こういうもの,捨てられなんですよね,,

なにかに使えそう,,とか思っちゃって(ゴミ屋敷の原因その1)。

でも,今回はちゃんと使えましたよ(笑。

ってなことをしていたら,宅配便のおじさんが配達に来てくれました。

それは何かというと,,,

MacBookProのバッテリーです。

Retina15inch Mid2015という,8年前のMacの内臓のリチウムイオンバッテリーが「パンパン」に膨らんで蓋を閉じることも出来なくなっていたんです。

「それ,ヤバいやつじゃん!」

と家族に指摘されましたので,交換してみます。

付属のドライバーの柄の色が気に入りました(笑。

こんなに膨らんでました。すごいなぁ,よくこんなの入ってたなぁ,,。

バッテリーは強力な両面テープで接着されてましたがヒートガンで温めながら無事撤去して交換完了。

裏蓋のとても小さいネジは,長さが微妙に違うのが2種類使われていました。

気づくのにちょっと時間がかかりました。

芸が細いです,Apple.

バッテリーとメインの基盤とを繋ぐコネクタは,結構力一杯「パチン」と入れないと認識してくれませんでした。

それで,2回も裏蓋を取ったり付けたりして気づいたんですけどね(笑。

無事起動。よかったー。

工作室の音楽プレーヤーとしてこれからも頑張ってもらいます。

最初に聞くのは

「田中鮎美Trio」の”Subaqueous Silence”

“https://ecmrecords.com/product/subaqueous-silence-ayumi-tanaka-trio/

フィンガーボードの製作。

Gibsonのオリジナルに合わせてバインディングも復旧しますので,ジャストサイズに指板を切り出します。

無事切り出したところで記念撮影。サーっと陽が差して来ました。

さて,お次は,,,と。

Beauty pageant

美人コンテスト。

6セットのCurly Mapleの中から,今回使う材料を選びます。

どれにしましょうか。

その1から6まで(笑。

え?,そんなに変わらない??(笑。

そうですね,同じロットで入手した材料ですから,多分同じ丸太か,少なくとも同じ山の材料だったに違いありませんから,,,。

でも,カーリーの表情が違うので,出来上がると違った印象になると思います。

さぁ,,ますます迷ってきてしまいました,,(笑。

どんより曇った札幌です。