Sanding ,,Sanding ,,Sanding,,,,

17inch Mid-Depth model.

塗装前のサンディングに入りました。

サイドとネックのサンディングは,こんな感じかな,,。

全体を見渡して歪みがないかなど,点検するのにガレージに持ち出しました。

ちょっと離れて見たかったんです。

あ,ヒールキャップ付けるのを忘れてました,,,。

はい,全体を見渡します(笑。

サイド材に使ったFlame Mapleは「共材」です。

印象もそっくりでしょうか。

トップとバックは,さらにサンディングが必要です。

このサンディング作業が進んでくると,輪郭がはっきりしてきて,いよいよ完成が近いなぁ,,という雰囲気になってきます。

ほんのコンマ数ミリの歪みが取れてくるからなんでしょうけれど,ほんと微妙ですよね,,。

またぶら下がっていてもらいます。

Today’s Workshop

日曜日は,工作室に一日中こもってることがデフォルトなのですが,今日は違いました。

帰宅して,ガレージを開けたら,工作室の窓から視線を感じました。

どうもこいつのようです(笑。

「早く続きをやれ」と言わんばかりにこっちを向いてましたので,記念撮影。

でも,始めた作業はこっち。

Johnnyさんの最後のバインディング。

想像通り,ボディにかかる部分の接着に神経を使いました。

ボディ側のオリジナルのバインディングも,新品の時にはこのように「真っ白」だったのかな。

Fingerboard周りのは,外したオリジナルも間違いなく「真っ白でした」が,

なぜかボディはクリーム色。

素材を使い分けていたのでしょうかね。

それともクリアラッカーの吹き付けに違う色素が入っていた,,とか。

うーん,わかんないですね。

アセトンの乾燥時間は知りませんが(あっという間に蒸発しますよね),ABSを溶かして接着しているので,それが固まるのがどのくらいの時間を要するか,なんでしょうね。

迷わず「オーバーナイト」。

14inch Prototypeのサーキットの納まり。

癖なのかもしれませんが,全部を曲線で結んでいきたいんです。

もしもこの曲面をCADで描こうと思ったら,複雑すぎて相当すごいことになりそうです,,って,

絶対描きませんけどね(笑。

またこのアングルの三姉妹の写真。

よーく見ると,ちょっとずつ進んでいることがわかる,,って,いや,全然わかんないですね(笑。

すみません(笑。

Heel Cap

ネックのヒールキャップを作ります。

バインディングもABS樹脂だったので,ここも揃えましょうか。

適度な厚さの材料を探しているところ。

例の「Benedetto」のツールで,ネックの最終仕上げも進行中。

塗装前の完成したヴァイオリンは「White」って言うんですね。

でも「白いギター」っていうと,違った意味に聞こえそうなので,それは言いませんが(笑,

2本の「White」が並ぶと,ドキドキしてきます。

陽が長くなったので,夕方の作業も写真が撮れるようになった札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Alembic Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

屋久杉

個人で龍神を祀られていたお堂の衝立。

「これは屋久杉だな」と棟梁。

思わず「これでギターを作りたい」と申しあげたら,,,

「やりなさい!,今年は変革の年よ,良くなるか,悪くなるかは「運しだい」なんだからね!」。

まだまだお若く見えるオーナー様から有り難く譲り受けて来ました。

(杉であることは間違いないですが,「屋久杉」かは,確証はありませんよね)

巨大な一枚板の,本当に衝立。

勢いで申し上げてしまいましたが,帰宅してガレージに降ろしたところで,呆然と眺めていました。

私の妄想その1はこんな感じ(笑。

ボディのテンプレートを当てがってみました。

「妄想」見えますか?(笑。

ど迫力。

左下の板は「神代タモ」。

古ければ良い,,という事ではないでしょうが,組み合わせるとしたらこんな材料でしょうか。

もっと適切な材料があるかもしれません。

「山」や「水」や「八百万」の神様に,思わず手を合わせる事ってありませんか?。

信心には程遠いかもしれない私ですが,時々あります。

「思わず,,」という場面。

大きく心の動く時でしょうか。

ほとほと困り果てた時でしょうか

聞こえるはずのない地下の水脈の音が聞こえた気になる時でしょうか。

今日,この杉の大判にも,思わず合掌でした。

さて,どうしよっか?(笑。

JohnnySmith Pickup

Gibson JohnnySmith Pickup .”

PU120″というのが正式名称なんでしょうか。

私の手元にあるのを並べてみました。

右上の白いシールドのは”Epiphone”製の楽器についていたものらしいです。

これはポッティングされていていかにも今風です。

左上のは間違いなく1961年のオリジナル,これは例のPAFの開発チームが手がけたもの,,と読んだことがあります。

真偽のほどは分かりませんが。

右下のは1965/68年製のJohnnyに載っていたリアピックアップです。

問題は左下のもの。ネットで入手したのですが,

確かにGibson製に見えるのですが(コイルのボビンなんかを見ると,,,),

なぜかポールピースが抜けていて,私がミニハム用のポールピースを入れたものです。

さて,3本の17inchのそれぞれにどれを乗せましょうか。

リアのはちょいとステーをつければフロント用としてもいけそうです。

6.9KΩなので多分コイルはフロントもリアも同じ巻き数なんじゃないかな,と。

(というわけで,私的にPU120と言えるのは,2つですね,,って,鑑定団じゃないので確約は出来ませんが(笑))。

リア用のは,多分ピックガードに取り付けるステーが折れてしまって,前回リペアした人が相当苦労してステーを半田付けした跡が見えます。

これ,使うとしたらどうやってフロントに持っていきましょうかね。

17inch Archtop.

一方,17インチの方は,,,

Johnnyさんのフィンガーボードをr12でサンディングしました。

またピカピカに磨いてから,フレットの溝の切り直し。

この間と同じやり方で行きます。

時間はかかりますが確実。

最後に巻く,一番外側のバインディングが問題です。

ボディ側の端部はバインディングだけが廻っていくので「のりシロ」がないんです。

ま,大丈夫しょうけど(笑。

Mid-Depth のは,ニカワでネックとボディを接着しました。

彼女はこのままオーバーナイト。

部屋の湿度計の針が上がってきたなーと思ったら,雨の降ってきた札幌です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Alembic Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Neck for Mid-Depth 17inch

Mid-Depth body用のネックの続き。

とうとう,フレットの形に合わせて両端のバインディングを削って行きます。

海外のルシアーの方々も,たまーに,この作業してる写真アップしてますよね。

「地味な作業」の極みでしょうか,,(笑。

フレットの「ガタガタ」の影。両側を切り終えたので記念撮影。

昨日のPly-Modelと同じアングルで。

ネックジョイントもほぼ完了かな。

ニカワで接着する前に,ほぼほぼジョイント部分も擦り合わせてしまいました。

いつもは接着してからにするのですが。

さて,次は,,っと。

PlyWood Body 17inch

Plywood Archtop 17inch.

大人しく待っていた17inchの三姉妹の場所に,突如「黒いの」が加わりました。

思いっきり写真の露出を上げたのですが,それでもこの写真のようにほぼ「影」のよう。

これは10年ほど前に私が作った「合板ボディ」のアーチトップです。

Plywoodを使ったのは,これともう一本だけだったと記憶してます。

私の楽器の構成としては,とてもレアなヤツです。

「合板ボディのも弾いてみたい」と声が掛かったので,貸し出し中だったコイツをチャーターしました。

いやー,ものすごく久しぶり!(笑。

ボディの中の自分のサインには「2013」とあります。

実際に完成したのはその1年後くらいだった気がします。

もうちょっと後だったかな,,

(メモには2015との記載があったので,『だいたいそのくらい』らしいです(笑))

どこに置いて写真を撮影しても「影」のようにしか写りません,,(笑。

このモデルの塗装は,ラッカーではなく,セラックです。

しかも,「ブラック」の色素を混ぜたのをタンポで塗り込む「フレンチポリッシュ」。

まだらに染まっていったような,不思議な仕上がりに,当時も驚いていたくらいでした。

壁に掛けていてもそこだけ「鉛筆画」みたいな,本当「影」。

あまりにも時間と手間がかかるので,それ以来「試してもいない(笑」仕上げ方でした。

久しぶりの「ご帰還」なので興味津々。

ぱっと見,演奏には全然支障なさそう。

強烈な西日が射してきたので,シャッターを切りました。

おお,やっと正体が見えた,,,かな(笑。

(コイツのネック,確かローズウッドだったよな,3プライの真ん中は違ったかな,,ケヤキだったかな,,,つーかこんなネックみたことないよな,,,って自分で作ったんだよな,,,っていうか,それにしても黒いな,,ブツブツ,,)

三姉妹と一緒に,コイツもメンテナンスしてあげましょう,そうしましょう。

2.4mm

Mid-Depth 17inch のネックを仕上げていきます。

またサイドドットの取り付け。

2.4mmのドットマークは,ほんと小さくて無くしそう(笑。

バインディングとメイプルのギリギリ。

恐ろしやー。

例のJohnnySmithピックアップの納まり。

そうそう,こんな風に納まって欲しかったんです。

ネックとボディのダブテイルジョイントも,ほぼ完了。

ニカワの接着は,もうちょっとサンディングなんかしてからにしましょうか。

また3人で待っててもらいましょ。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Alembic Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Fret work

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 20240519-DSC02659.jpg

フレットを打ちます。

ここは,いつもと同じなんですが,,,

Fretの両端をスパッと垂直に切っちゃって,,,

一番外側にまたバインディング,,,って,言葉で表現するの,難しいですね,,

っていうか,何言ってるんだか,わかんないっすよね,,,

すんません(笑。

ってこんな感じ(笑。

まぁまぁ上手くいったかな,,,と,ここでハタと気付きました。

最初にフレットを打ってしまってるので,トリマーでネックのサイドをビューンと切ることが出来ないことに,,,。

仕方がないので,ヤスリで地道に行きます。

このやり方も,一筋縄では行かないですね。