Cut-away

Cut-awayの部分にさしかかりました。

うーん,ここどうしようかな,,,

とりあえず曲面を綺麗に整えてから,さらに考えましょうか。

「箱モノ」と違って,

周辺部分は「ほぼソリッド」なので,削り取る自由度は半端ないですよね。

(っていうか,自由すぎるよな,,トップ側のアールをキツくして,それから,,,ブツブツ)

曇り空の選挙の日。

まずは投票に行ってきましょうかね,,。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Royal Black Wood?

Royal Blackwood ?

Stewmacからの荷物が届きました。

「Stew -Max」に入ってると,船便なら送料無料なので,

「特に急がない」時は,もちろん「そっち」で頼みます。

その代わり,「いつ着くのか」全くわかりません(笑。

中身はこんな感じ。

って,よくわかんないっすね,,。

最近「ぐちぐち」言った,Fingerboardの救世主,

Royal Blackwoodの登場です!(笑。

左の3枚がそれ(右の3枚は普通のEbony)。

Royal Blackwoodなんて名前は聞いたことがなかったので,

「なんだ,なんだ?」と思いましたが,

それは正式な樹種の名前ではありませんでした。

以下,Stewmacの説明文。

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Royal Blackwood
Royal Blackwood is created by the torrefication of Purpleheart (Peltogyne catingae). This process changes the wood’s color to pure black, while keeping its natural grain and workability. Unlike dye, the black color is uniform throughout the piece and does not react to glues, moisture, or solvents. With a density between Ebony and Indian Rosewood it’s ideal for fingerboards. Many builders use it in place of Ebony for its remarkably similar color and feel without the export restrictions.

ロイヤルブラックウッド
ロイヤルブラックウッドは、パープルハート(ペルトギン・カチンゲ)の炉化によって作成されました。このプロセスは、自然な木目と加工性を維持しながら、木材の色を純粋な黒に変えます。染料とは異なり、黒色はピース全体に均一であり、接着剤、湿気、または溶剤に反応しません。黒檀とインドのローズウッドの間の密度で、指板に最適です。多くのビルダーは、輸出制限のない非常に類似した色と感触のために、黒檀の代わりにそれを使用しています。

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要するに,これは流行の「窯処理」した「パープルハート」なんですね。

初めて手に取りましたが,これまでの「窯処理」の材料と違い,「燻製」臭さは全くなし。

技術は進歩してるみたいですね。

ただの人工乾燥に多分圧力などの調整をして,「数年から数十年後の状態」にする技術。

これだったら,「自分の工房に7年置いたもの,,」って縛り,外れるんではないでしょうか。

急速に使われ出した理由は,「そこ」かもしれないですね。

ってことで,今回の3本のPrototypeのどれかに使ってみましょうか。

(パープルハートのフィンガーボードなんて,Alembicのベースくらいしか見たことないよな,,どんな音になるんだろ,,それにしても黒いな,,,,ブツブツ,,)

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Ezo deer antlers

以前に頂戴した,「エゾシカのツノ」。

ナットとして使わせていただきます。

以前も数個切り出したのですが,その続きです。

鹿の角を縦方向に割ったのは初めてですが,中心部分はこんな風に組織がスカスカなんですね。

なので,本当にツノの先の細いところがナットとして良質な感じです。

太い方は「どうしようかな」って感じです。

なのでそれらは保留。

先の密な部分をナットのサイズに加工して行きます。

これらがいい感じの部分。

んで,これが,,,

7個のナット材になりました。

オスのエゾシカが,生え替わりでポトリと森に落として行ったツノ。

対の2本を使って取れたのがこれだけ。

まぁ,以前も2つくらい切り出しましたから,10個分くらい。

うーん,もっと取れるかと思ってましたが,甘くなかったっす。

ガレージも工作室も「ボーンを削った時の匂い」が充満してます,,(笑。

地元産の「ナット」ってことで,大切に使わせていただきますよ。

今日は日中,家人の用事で出かけてたこともあって,出来た作業は「これだけ」(笑。

そうか,半日頑張ってもナット7個かぁ,,。

パーツ屋さんの「ボーンナット」が急にお安く感じ始めました,,です(笑。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Sound halls

「弐号機」のサウンドホールを考えています。

ダキストスタイルの零号機と初号機のよりも,ちょっと小さめにしたいな,,と。

「開けないってのも『あり』じゃない?」とのご意見も頂きましたが(笑。

「なし」にすると,,,

内部へのアクセスが出来ないとか,

トップの厚みがわかんなくなる,とか(ブレイシングの検討とか),

パッと見,ソリッドに見えちゃう,,などなど,,

やっぱりサウンドホール,大事だな,,と。

トレーシングペーパーの元々のアイディアに,薄い透明なプラスチックを乗せてトレース。

ブルーのマジックは,アルコールで溶けるので,何度も描き直し出来ます。

もうちょっとファットな方がいいかな,,。

二つを一つに「繋げちゃう」というのも考えてたんですが,描いてみるとそれもちょっと「違ったり」。

また「無駄に」夜が更けていく予感(笑。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Although I added the binding,,,

バインディングは綺麗に巻けましたが,なんか気に入りません(笑。

この「肩」の部分がテールに行くにしたがって綺麗に細く消えていくようにしたかったのですが,どうもそんな感じにならないんですよね,,。

これ,やっぱり実際にやってみないとわかんない奴っす。

試しながら考えるのが目的なんで,「どっちにでも行ける」のがプロトタイプ。

って,言い訳っぽいっすね(笑。

イメージ通りの感じにならなかったら,バインディング計画は取りやめようかな,,

などと考えても今は結論が出なさそうなので,

とりあえずストップ。

何かが閃くまで,別の作業をしましょう。

プロトタイプ弐号機のバックの欅(ケヤキ)。

内部側を仕上げて行きます。

斜めからライトで照らして,影を見ながら仕上げて行きます。

まだ午後4時なのに,ISO6400の感度でも撮影不能なほど,外は真っ暗。

雨が降ってるせいでしょうけど。

さて,お次は,,っと。

Three red Truss-rods.

このタイプので,赤いトラスロッドは初めて使いますね。

ちょっと前のロットは黒だったんですけど。

担当者の好みでしょうかね,,。

ダブルアクションのは,頭の部分の太さが違うので,そこは手作業でノミを使って合わせます。

以前,ここ用のジグがあったんですが,2回目で軸が千切れてしまったので(笑,

それ以来地道にノミで合わせることにしています。

陽が落ちるのが早すぎて,太陽光での写真が撮れない季節がやってきました。

まだ紅葉してない落ち葉が,ガレージに入ってくるようになった札幌です。

Mccurdy’s Tips.

Mccurdy’s Tips.

今朝目覚めて,Instagramを開いたら,NYの”Mccurdy Guitars”がこんなチップスを披露してくれてました。

要するに,サイド材を曲げるのにこの「柔軟剤と蒸留水を半々にしたらいいよ!」。

おお!!!,それ,今日やろうって思ってた作業!!(笑。

さっそく,,,

“Super -Soft 2”.

なんで持ってんの!!ってツッコミました?(笑。

いえいえ,半年くらい前に入手してたんですが,ベンディング作業がなかっただけなんです。

今日,初めて使ってみようって思ってたんですよ,ホントに。

曲げるのは,サイド材ではなく,バインディングの方です。

ただし,黒檀,,,。

曲がりました,,,1本も折ることなく(笑。

今回のPrototypeは,こんなふうに途中までしか入れませんので,ハードルは低かったですが,

幅広の方のエボニーの厚さは2.3mm。エボニーにしては「厚すぎる」くらいと思うのですが,折らずに行けました。

過去,どんだけ折ってきたことか,,,(笑。

早速接着してしまいます。

Mccurdy,ありがとう。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

True Channel

True Channel Jig.

また恐ろしい道具を出してきます。

お使いの方は「今更(笑」でしょうけれど,ボディの周囲に巻くバインディングの溝を切る道具です。

溝の深さを調整するのは,このベアリング。

刃先とベアリングの先の「差」が溝の深さになるわけです,,って分かりにくいですね,,,。

なので,使うバインディングによってベアリングを取り替える必要があるのですが,こんだけ種類があっても「ピッタリ!」って訳には行きません。

あとは手で調整,,。

ナーバスになる作業のトップ3に入りますよね,,。

バインディングを入れたい。

けど,溝を切るのは恐ろしい,,といういつものジレンマと戦いました,,昨夜(笑。

切った溝が黒く見えますが,焦げてるだけです(笑。

緊張の作業は終わったので,もうビールタイムにします(弱。

零と壱

零号機と初号機。

アーチの最終チェック中。

「まぁまぁかな」から先が長いっす(笑。

ほぼほぼソリッドギターの作り方っすね,これは,,。

上の写真は仮称「零号機。細かな傷なども拾いつつ,整えました。

んで,

初号機のトップのアーチが気に食わないので,この後に及んでカンナで削りました。

薄ーくですが(笑。

ボディの周囲をちょっと丸めるのは,最終仕上げの時にしましょうか。

このアーチで,次に進みます。

普段,アーチトップばかり作ってるので,あんまり気にしたことのない

「肘の当たる辺り」。

Stratcasterを設計した人に最大のリスペクトを込めて。