Neck Shapes

ネックの形状。

上のこの写真見て,なんだかすぐにお分かりになりましたか?。

はい,Steinberger GL7TAのネックに,

Stew-Macのネックテンプレートを当ててみたんです。

こういう市販のものやら,自分で作ったものやらを当てがって,

なんとかネックのシェイプを簡単にコピー出来ないか,

何度かやってはみたものの,「参考程度」にしかなりませんよね,,(笑。

わかってるんですが,退屈したので,またやってみました(笑。

Steinbergerのグラファイトのネックに当ててみたのは,LesPaul1959.

1F用のカーブは,Steinbergerだと2Fを超えたあたりで「なんとなくピッタリ」な感じ

(つまりSteinbergerのネックの方が超細い)。

他のテンプレ(1959TELE,1962Strat,1954LP)は似ても似つかいない「全然違う」カーブでした。

当たり前っちゃ当たり前っすね。それぞれ全然違いますよね。

(実機お持ちの方は,ぜひ2時間,貸してください(笑))

Gibson L5CES1992だと,ネックの幅にそもそも「ハマりも」しません。

ま,これも以前やってみてわかってたんですけどね,

念のため。

ネックの幅やグリップの感じって,例えば「ナット幅なんちゃら」とか書いてあることありますけど,

ナットのどこの寸法を取ってるのかも不明ですし,あまり参考にはなりませんよね,,。

なのでまた,なんの役にも立たない「確認」をしちゃいましたが(笑,

「初号機」のネックは1959LPにピッタリ合わせてみました(笑。

これって,どうなんだろ,,,(笑。

ま,実験ですが,いい感じかも,,。

とはいえ,テンプレを使ってない「零号機」とどんだけ違うかっていうと,,,

微妙にちょっと違う,,ってだけなんですけどね(笑。

いつもの「手触り」って,ほんと不思議です。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

while carving the neck

ネックを削りながら。

ネックの中心部分の厚みを出したら,あとは手作業でグリップの形に削り出して行きます。

「無心で」って言いたいところですが,色んなことを考えちゃいます(笑。

昨日食べたご飯のことではないですが(笑,零号機のネックとは若干変えて行きます。

何をどんなふうに,,,っていうのは,なかなか口では説明が難しいですよね。

っていうか,ネックのグリップを一口で説明するのは多分「無理」ですよね,,。

これまでに「いろーんな」リクエストを受けましたが,説明する側もされる側も「雲を掴むような」表現になっちゃいますよね,,,。

などと思いながらガシガシ削ります。

はい,日が暮れてきましたね。

でも,気にせず,「ガシガシ」。

カーリーな杢が美しいです。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

stack of unfinished products.

作りかけの山。

もちろん,私が「気まぐれ」なのには違いありませんが(笑,

どうしてこんなに「作りかけ」があるのかと,ちょっと思い出してみました。

一つには,製作を始めるとき,板をプレーナー掛けするにしても,

センタージョイントするにしても,道具をセットしたり,

材料を選定したりの作業にはそれなりの時間がかかるので「1つも2つも手間は変わんない」ってことがよくあります。

なので,使う分以上に「やっちゃう」ことが多いわけです。

二つ目は,「調子に乗って余計な分まで削りだちゃった」パターン(笑。

妙にハイになって「ジャンジャンいこーぜー」って気分になる時も,たまにはあったのね,,(笑。

(やるべきことが見つからず,気乗りがしないのに無理矢理削った日もあったはず(笑))

そして三つ目は,杢目や木取りがむずかして手に負えなくなって「将来の自分にお任せ!」と,放置することにしたパターン(笑。

んで,その「将来の自分」は,「今の自分」だったりすることもありますし,「もっと将来の自分」だったりもします(笑。

でも不思議なのは,楽器作りを続けていると,それら「過去の難問」が「こんなの全然行けるじゃん!」となる時が「よく来る」って事でしょうか。

なので,一度手をつけた材料は,問題があってもすぐ捨てずに取っておくべき,,って思います。

「問題山積」の山が「宝の山」になるかもしれませんので(笑。

それって,楽器作りだけじゃないのかな,,。

で,私のこの山,「宝の山」になったでしょうか,,,。

あ,でも今日は見るの,やめときます(笑。

心の準備が,,(笑

Ebony。

Ebonyのフィンガーボードのアール。

r12です。

磨いていってみると,いろんな模様に見える杢が入ってたりします。

インド黒檀。

ヘッドプレートも黒檀。

0.9mmの突板を貼ります。元々はもっと厚い材料なのですが,

ロールではなく,挽き目の厚単板なのか,ガサガサですので,

両面をサンディングして使えるようにすると,この厚さになっちゃいます。

それでも突板としては驚くほど「分厚い」方だと思います。

ハサミやカッターでは切るのが無理な程度に「厚い」(笑。

扱いにはちょっと苦労します。

新年4日にして,やっと「初詣」出来ました。

誰もいないかと思ったら,結構参拝客,いらっしゃいましたね。

やっと正月って感じがしました(笑。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

初号機

フィンガーボード接着完了しましたので,記念撮影。

ネックジョイントはまだ8割ほどですので,ちょっと差し込んだ状態です。

セットの終わった「零号機」とは,やっぱりちょっと雰囲気が違いますね。

ボディの厚みがそもそも違いますので,当然でしょうけれど,,って,

もしかして,「変わんねーよ!」って呟きました??(笑。

全体像が見えたので満足(笑。

さてさて,ネックから仕上げていきましょうかね,,。

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謹賀新年

New Year!。

本年もよろしくお願いいたします。

実は,大晦日から私も家人も発熱!。

色々やべー。

こりゃ,大人しくしてるしかないヤツですが,

作った本人がおせち料理を一口も食べられない,,という可哀想な事になってます。

ずいぶん以前にもこんなことがありました。

あれ,何年前だったろう,,。

でも,私は元旦から「静か〜に」新年の作業を開始してました。

グリーンに光っているのは,厚さ12mmのガラス板。

平面出しの最終兵器です。

実は,昨日仕上げたつもりの指板,

「なんか変だなぁー」と思ってみていたら,なんと高音側の幅を間違ってるじゃないっすか!。

え!(笑。

微熱が続いてるせいにしましょう,そうしましょう。

幸い,「幅が広かった」だけなので,さっさとカンナで削ります。

ネックのエクステンションは,昨日接着を済ませてました。

発熱中にトリマーとか使うの,ちょっと怖かったっすけど。

新年恒例の「刃物の研ぎ初め」,流石にやめときました。

ヘンテコな刃になっちゃたら目も当てられませんよね,,。

ガラス板で平面出ししたら,さっさと接着しちゃいますか。

そんなわけで,初詣にも行ってないのですが,,

ま,明日になったら,,行けるかな,,(笑。

時々晴れ間の見える,静かなお正月の札幌です。

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大晦日

今日はもう大晦日。

8割がたネックを仕込んだところで,「はっ!」としました。

まだ掃除機かけてない,,,(笑。

どうして毎年こうなんでしょ。

材料も,道具も出しっぱなし!(笑。

片付けます,これから,,(笑。

どおりで,お正月気分にならなかったわけです,,がんばりまーす。

The usual scene.

Prototypeの2本目,「初号機」。

ネックジョイント開始,,っていつもの光景ですね,,(笑。

何度も繰り返す,似たようなアングルの写真。

でもこの作業,何度やってもドキドキします。

だって,新しい楽器の姿がちょっと見えてくるじゃないですか(笑。

不覚にもこの年末に風邪をひいたみたいで,肩身が狭いです,,(笑。

ネックの仕込み角度は,「零号機」で試してたので「88.5°」で最初から決定。

やっぱり,2本目は楽っすね。

迷わずにすみます。

Grain Filler

Grain Filler.

backのマホガニーは「気孔」が大きいので,「目止め」します。

この作業,めっちゃひっさし振りです。

マホガニー以外の部分に付かないように養生してから開始。

在庫品のフィラーを出してきたところ。

日本の「砥の粉」とおんなじで,粉を水で溶いて使います。

粉:水=2:1くらいでいい感じ。

マホガニーなので,「マホガニー色」を素直に選びましたが,

逆に気孔を目立たせるんだったら,エボニー色を使っても面白かったかもしれません。

気分はケーキ職人(笑。

でも,この作業,前回は1回では埋めきれなかったような記憶が,,。

まあ,やってみましょう,そうしましょう。