Glue

接着作業の連続です。

15inch SemiーHollowのDEEDEE3-2は,フィンガーボードの接着完了。

指板面のアールはこれから取ります。

12inchアールでいいかな。

オーソドックスですね。

こちらは17inch Thin-Body Archtopのライニング(ノリしろ部分)の接着作業です。

ボディが薄いので,モールドからはみ出させると,反対側の作業が非常にやり難い事に気づきました(笑。

でも,なんとか接着完了です。

Extention

Extention.

髪の毛とかまつ毛とかじゃなくて,ネックのボディに重なるところの延長部材です。

いつもと違い,すごく薄っぺらいエクステンションを取り付けます。

ほとんど見えないかもしれませんが,ネックと同じCurly Mapleを削りました。

この作業のために,フィンガーボードを最初につけなかったんです。

Archtopだと,もっと厚いのをつけますし,ネックジョイントのダブテイルが違う形なので楽なんですけどね。

戦前のL5Cとかはどうしてたのかな。

でも多分ネックとエクステとフィンガーボードはボディに接着する前に組んでいたんじゃないでしょうかね,,,。

仕込み角度が現在のとは違うのかな。

実物お持ちの方,1週間貸してください(笑。

Tailblock。

DEEDEE3-2はエクステンションの乾燥待ちになっちゃいましたので,17inch Archtopの方を進めます。

ボディの下の方のテールブロックを作ります。

今回のテール,いつものようにジャック付きにしようか,ちょっと迷ってます。

でも,厚みはこのくらいでいいでしょう。

アクリルのテンプレートで曲線を書き写して削ります。

いつも通り,ネック側のブロックを最初に接着します。

WBCの準決勝を応援中の家族の「絶叫」を遠くに聞きながら,,(笑。

もしかして勝ったのかな。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

in my garage

ガレージで撮影。

やっと外に持ち出して写真が撮れる季節になりました。

今日は朝から出かけなければならなかったので,作業はちょっとでしたが,日が暮れる前に写真を撮れました。

なぜかあの「Tokai」も一緒に記念撮影(笑。

比べるのにちょうどいいんですもん(笑。

陽が暮れてから,17inchの縁を平らに削ります。

これ,例の「Safty Planer」がドリルチャックごと落下して,

酷い目にあったので,代わりのものを探してきました。

木工サンダーっていう名前。

軸をつければ,こんな非力なボール盤でも,なんとかなります。

「Safty Planer」は,重いしパワーが必要だから,私のこの非力なやつだと,

軸ごと落ちたり,噛んで止まったりで,まともには行かないのです。

何度挑戦しても「返り討ち」にあってます(笑。

さて,ボディの周囲もレベリング出来たし,久しぶりに17inchも進めましょうか。

Neck Joint,Tokai-LS(?)検証と一緒に。

DEEDEE3-2, Neck Joint.

夜な夜な「スーリ,スーリ」とボディとネックのジョイントを合わせていました。

センターラインもいい感じ。

あとは完全に合わせる前にネックのグリップ側を削りましょうか。

ArchTopの場合は,ネックにフィンガーボードを接着してからボディと接着しますが,こいつの場合は,ボディとネックを一体にしてから指板を貼りたいので,いつもとはちょっと順番が違います。

それとちょっと「寄り道」。

Tokai レスポールLS series.

数年前,ネットオークションで購入した「Tokai」のレスポールのボディとネックを出してきました。

「本当に」Tokai製なのか,証拠はありませんが(笑。

ただ,Tokaiと印刷された段ボールにきちんと入ってましたけどね。

購入したのは,作りかけのこのボディとネックのみです。

NCルーター削りっぱなしの状態。

ネックのグリップ部もルーターで途中まで飛ばしてあります。切れ味いいですねー。

Tokaiでは,ネックのジョイントをどんなふうに計算してパーツを作っているのか,ちょうど同じ作業をしてますので,みてみることにしたんです。

残り5mmくらいのところまで合わせました。

接続部分は,全体に1mmほど「削りしろ」として大きく作ってありました。

サンディングブロックやらスクレーパーやらで「スーリスーリ」と30分ほどで「ピタッ」と行きました。

マホガニーは削りやすいのでスイスイですね。

でも,Tokaiの工場の人は,一体1本をどのくらいの時間で合わせるんでしょうね。

5分とかでやっちゃうんでしょうかね。

Tokaiはあくまでも「資料」なので,組み立てません(笑)ので,ここまでです。

そういえば,こないだのStewMacの「LesPaul1959」テンプレートをあてがってみましたら,やっぱり微妙に「違うところだらけ」でした(笑。

ボディのアーチが一番違ってたかな,,。

Tokaiの方がアーチの中央部が扁平でした。

基準にした楽器の個体差があるでしょうから,どっちが正しい,,とかなんとも言えないですけどね。

TopのQuilted Mapleは薄い突板を貼ったものではなく,ちゃーんとした分厚いMaple。

本物です。

ボディだけで3000gありました。

マホガニーが重いのかな。多分アフリカンマホガニー。

ソリッドはあまり詳しくないのですが,3kgはやっぱりちょっと重いですよね,きっと。

(だからパーツとして売りに出てたんでしょうかね,,,)

その昔,Tokaiがレスポールを売り出した頃,「1958年製を細部まで再現」ってカタログにあったような,,。

1958と1959でこんなに違うのかな。

「LesPaul Reborn」ってヘッドに書いてあった頃ですよね。

夏休みを全部バイトで潰してやっと手に入れた思い出があります。

そういや,あれも重かったな,,。

もうとっくに手元にはないんですけどね。

さて,続きをやりましょうか。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Gotoh Tuner

Gotohのチューナー。

このモデルの糸巻きを選びました。

ゴトーのこれです。

コスモブラックっていうんですかね,この色素敵です。

取付の穴の径はフェイス側が8mm,裏の方は10mmと言うトラディショナルな奴です。

地味な作業が続きます。

Stewmacのアクリルのテンプレート。

ソリッドギターは作らないんじゃなかったの??と突っ込まれそうです(笑。

代表的な3モデルのテンプレがバーゲンだったので,ついクリックしちゃいまして(笑。

ただテンプレがキラキラで綺麗だったから,とも言います(笑。

自分で作ったものもそうですが,テンプレートって眺めてるだけでドキドキしてきませんか?。

色々研究します。

Neckジョイントを荒く切り出して記念撮影。

さて,ボディの方のダブテイルも切り出しますかね。

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Setup 2

DEEDEE11のピックガード。

こんなふうに納めました。

ところがこの後,トラブル発生。

金属部分の汚れが気になってクリーニングにアセトンを使ったら,,,

触れてもいないのにラッカー塗装が一部分,溶けてしまいました,,,なんで?,,。

ここまで来てか,,,。

気を取り直して,直しましょう,,そうしましょう。

アセトンはヤバいです。

でも,「今日はやる気にならない(笑」ので,DEEDEE3-2の方を進めます。

セットネックのジョイント部分のテンプレートを作りました。

気晴らしです(笑。

上の方に写ってるのは,ヘッドプレートを接着中のこいつのネック。

ショックから立ち直るには,もっと面白いことをしなきゃならないですね。

何しようかな,,。

DEEDEE3-2

製作中のSemi-Hollowのネックにトラスロッドを仕込む溝を切ります。

室内で作業するのに,こんな仕掛けでやりました。

以前作ったDEEDEE3のイメージなので,コードナンバー”DEEDEE3-2”とします(笑。

名前つけないと,何が何だか自分でもわからなくなりますので。

昨日のD’aquisto Styleのピックガードにバインディングを巻きます。

彼のオリジナルも,巻いてるのと巻いてないのがありますよね。

こっちは巻いた方。

さっさとトラスロッドを仕込んで,スプルースで蓋をします。

ピックガードのバイディングも「白・黒・白」の3巻にします。

ダキストは「白・黒・白・黒・白」までやってるのが多いみたいですね。

でもま,私はここまでに止める事にします。

これはこれでいいかな。

「飽きてきた」とも言います(笑。嘘です。

そういえば,ナットの準備も始めました。

「エゾシカのツノ」。

以前,山歩きの好きな友人から頂いたものです。

エゾシカの雄は,毎年春に自然にツノを落とすんですね。

「森の中で拾った」と言う事ですので,動物好きの方,ご安心ください(笑。

初めてツノを切ったり削ったりしてみましたが,牛骨のナット材を削った時と同じ香りです。

下から二番目がオイルドボーン。

牛骨も,オイル漬けでなければ白いですが,ここまでじゃないかな,,。

硬さも変わらない感じです。

北海道民として,有効に使わせていただきますね。

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D’Aquisto

D’Aquistoのピックガード。

Instagramを見てたら,

NYの楽器屋さん”Rudysmusic”に,D’aquistoがネックをすげ替えたLespaulモデルがあることを知りました。

ネックだけじゃなくて,ブリッジ,テールピース,ピックガードも彼が作り替えたみたいです。

https://www.instagram.com/p/CoLBM9CLTbW/

めっちゃ素敵です!。

ところで,このピックガード,Jim HallのE S-175にも付けられてましたよね。

写真で見るとほとんど同じデザイン。

一つひとつボディサイズに合わせて作ってたんでしょうか。

それとも,同じサイズを複数作り置きしてたのでしょうかね。

彼の17inchとかも同じデザインのが付けられてますね。

と言うことで,D’aquistoの本を見ながら,このデザインのピックガードを作ってみることにしました。

小さなモノクロ写真を見ながら,寸法は,,,目でコピーして(笑。

例えば,ピックアップのサイズと比較して,「ここは25mm」とか,「目でコピー」(笑。

バイディングが巻いてあるもの用に,その分一回り小さいのと二つテンプレートを作りました。

エボニーで早速一つずつ切り出したところで記念撮影。

似てるでしょうか(笑。

私のデザイン(右端)より,長さも幅もちょっとだけ小さいです。

どれかに付けてみましょうかね。

いつか,どこかで彼のOriginalに「当てがって」答え合わせをしてみたいです。

似ても似つかなかったりして,,(笑。

Neck

木材置き場の長材コーナー。

長材はなるべくそのまま保管したいですよね。木取りは,使う時に決めたいですよね。

でも,,家人には「ゴミ屋敷認定」されています(笑。

この中から,今回のSemi-Hollowのネック材を選びました。

いつの間にか,Curly Mapleはこんな量に。

左端だけは,北海道産の赤蝦夷松。

植林されたものではない,天然物の赤蝦夷松とのことです。

温根沼(おんねとう)の自然林で,ギターのボディが取れる幅のは超珍しいそうです。

そろそろ使える時期が来たかな。

Curly Mapleを切り出しました。

今回のはこれ。あの山はほとんどHard mapleですね。

アクセントにはPurple Heartを入れます。

硬くて重たい材料。

削るとちょっとマホガニーっぽい色なのに,時間が経つとこんな紫色になります。

たまーに,工房モノでは見ますよね。

んで,ボディの方はというと,,

ウエストよりテール側のアウトラインにアールをつけました。

前回の14inchのSemi-Hollowの感じにします。

アールは,あの時よりちょっと小さめに。

14inchは完全な半球にしたのですが,今回はこんな感じ。

さてさて,ネックのプライ,始めましょうか。

夕方,ネックのプライを終えてBeerの前についでに「短い材料コーナー」も記念撮影。

汚い!(笑。

これだもの「ゴミ屋敷認定」されちゃいますよね,,,。

片付けましょうね,,,

そのうち(笑。

Back Cavity

Back Cavity.

サーキットなどの部分のキャビティを切り出してから,バックのCurly Mapleを接着しました。

けど,CNCもレーザー切断機もない個人工房の場合,こいつは結構厄介です。

一筆書きのように糸鋸盤で切り出したアウトラインは,お世辞にも美しいとは言えません(笑。

でも,切り出したメイプルを蓋に使いたいんです。

木目が通っていて,共材の蓋は魅力的ですから。

なので,ノコの厚み分をバインディングの要領で縁取りすることにしました。

山桜とMahoganyの薄板を周囲に巻きます。

こんな感じで,巻きます。ピッタリになるまで。

こんな感じでしょうかね。

キャビティの中はこんな感じ。セラックを内部に塗りました。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘