Air Brush.

エアブラシ。

ほんとに久しぶりに出してきました。

「半透明ブルーブラック」のポリッシュ中に,塗装の小さな不具合を見つけちゃったので,こいつで補修します。

ブラックとか,濃い色の「半透明」って,やっぱ難しいですよね。

今回も「1発」では決まりませんでした。

アラが目立つんですよね,,。

んで,エアブラシって,こんな小さな箱に「全システム」が収まってるんですよね,,改めてしげしげと見ました。

「盆栽みたいだな,,(笑」

この小さなコンプレッサーはとても静か。

でも,ちゃんとエアフィルターと圧力計も収まっています。

ミニチュア感,半端ないです(笑。

購入したての頃は,塗料の濃度などの加減がつかめなくて苦労しましたが,今日はバッチリ役に立ってくれました。

塗装の補修テクニックで,元の塗料と補修吹きを馴染ませるのに「Flash Coat」する,,,って記憶があったのですが,

配合を確かめるのに情報を探しました。

Stewmacの「Trade -Secrets」のコーナーにDanの動画がありました。

情報源は,そうそう,これこれ。

https://www.stewmac.com/video-and-ideas/trade-secrets/how-to-blend-new-lacquer-into-old-using-flash-coats/

クリアラッカー:ラッカーシンナー:リターダー=1:2:2

こんなに「シャブシャブ」ですので,非力なエアブラシでもじゃんじゃん行けます。

Danも,Gibsonの古そうなフラットトップの補修に,スプレーガンではなく,エアブラシを使ってました。

朝から曇り空の札幌です。

CutawayのRupes。

Rupesの超小型のポリッシャー,「iBrid」。

この小さいのが活躍するのは,特に「Cut-away」の内側。

充電式で片手で十分使えるので,ギターを押さえながら磨けます。

本当にお気に入り。

ホームセンターで売ってる「ドリル」に取り付けて使う120φくらいの「スポンジ」とかの道具ももちろん使ってますが,

狭いところを磨こうとして「硬い部分」がボディに触れて傷つけること,ないですか?。

あれがショックで,カッタウェイだけじゃなく,サイドの全部この小さいRupesで磨いています。

夜な夜な「水研ぎ」してたので,珍しく「余裕のポリッシュ」(笑。

あんまり細い番手まで進めてしまうと,指紋が目立つし,Archtopっぽくない気もして,

「どこで止めるか問題」にぶち当たったところで記念撮影。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Bridge base.

ブリッジベースをボディに合わせて行きます。

これもAfrican Blackwoodで作ります。

いつもどんなふうに養生したら良いか考えるのですが,今日はこんな作戦。

トレーシングペーパーを敷いてみます。

ブリッジ位置を割り出してるところ。

StewmacのBridge fitting Jig.

どんなに私が「おめでたく」ても,このジグでボディに「ピタッと」合うな〜んては思ってません。

Stewmacでは,ボディにノリ付きのサンドペーパーを貼って,「スーリスーリ」とやれば「ピッタリ!!(笑」って動画をアップしてますが,

世の中そんなに甘くはありません(笑。

「んじゃ,なんで買ったの??!」ってツッコミました?(笑。

いや〜果てしなく時間のかかる作業なんで,ちょっとでも「時間短縮」出来るかな〜っていう出来心でした,,(笑。

ただ,この細いブリッジベースをちゃんとした角度で保持するためには,役に立ちます。

ブレが少なくなる,,って程度ですけど。

指が攣らないのでいいです(笑。

最小限の傷で,2本ともまぁまぁフィットしたのは,外が真っ暗になってからでした。

明日から「水研ぎ」ですかね。

田斎 風雪

テールピースを削るのに使っているのは,「田斎」さんの「風雪」。

相当昔,道具屋さんで「新古品」みたいにして売られていた5本組を入手しました。

入手時,鎬(シノギ)が比較的鈍角に研がれていたので,そのままの角度を保ちながら使っています。

今回のAfrican Blackwoodみたいに硬いのを削るのに,この角度は適していると思います。

KDSの片刃のカッターの刃。

ネットで誰かが使ってるのを見て,探していたのですが,

札幌のホームセンターには「どこにもなかった」ので,ネットで購入しました。

すみ線を入れるのに使ってみます。

うーん,なるほど〜。

片刃です(笑。

って,「仕上げをスタート」って,さっき書いたのに,「何やってんの〜」と思われるかもしれませんが,

トップをピカピカにする前に,ブリッジのチョークフィットを済ませてしまいたいな,,と思いつきましたので,

こっちをまず作ってしまいます。

フィットさせてからピカピカにすれば,細かな傷を気にしなくて済みますからね,,,

ちょっと疲れたので記念撮影して休憩です(笑。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Strainer for Clear.

See -Through Blue Blackの仕上げ。

デビルビスを使うようになってから,クリア吹きに対する「自分的」要求レベルが上がってしまったせいか,

どうも納得が行かなくて,もう一度クリアを吹くことにしました。

そもそも「黒」系統の仕上げは難しいですよね。

ところで,塗料をガンのカップに移すときに使うコーヒーフィルターみたいなこれ,

ストレーナー。

このストレーナーに「クリア専用」ってあるの知ってました?。

商品名「技」。

すげー(笑。

今回初めて使ってみました。

ま,効果のほどはこんな小さな楽器のスプレーくらいだとわかりにくいのかもしれませんが,

でも,綺麗に吹けました。

(このまんま,仕上がり!で良くね??,ダメかな,,ブツブツ,,)

エアドライヤーといい,当たり前ですが「塗装の世界」も奥が深いです。

DeVILBISS

DeVILBISS, DV1 Clear coat Spray gun.

塗装の仕上げです。

例のBlondeは,トップ側にちょっとカラーを足しました。

今回からクリアコートはこのガンを使います。

レベチの性能。

驚きました。

全部の作業をこのガンで出来たら,,と思ってしまいましたが,これはクリア専用なんですね,,。

塗装面の均一性,吹付けの幅が広くて正確。

そうですよね,車の塗装,これで吹いたら「仕上がり」なんですもんね,,。

私はさらに研磨しますけど,これで「仕上げ」になってる楽器も多いんじゃ,,,。

トップ側のカラー保護に1回吹いたところ。思わず見惚れました,,。

一晩おいてコーナーなどを研磨したら,仕上げのクリアを吹きます。

Air Filters

札幌のジャズシーンでトップドラマーの一人,「舘山 健二」のカルテットのアルバム「Brasilia」の下にあるのは,,

エアフィルター・ミストフィルターと「中空糸膜式エアドライヤー」。

舘山もこっちもクール(笑。

今回のラッカーフィニッシュを始めるに当たって,今一度確認をしたことがありました。

「リターダー(乾燥を遅らせる混和剤)は,室温が何°Cから混入すべきか」。

ここは北国,北海道!

本州の方々と違って涼しいし,乾燥してるから,「そんなのいらないよねー」と思ってたのが,

間違いだった事に気づいたんです。

「20℃を超えたら必要」。

え?。マジ??

これまでのスプレーでも,うろこ状だったり,ざらつき感があったり,そこからの研磨が大変な事がありました。

もしかして,,,色々配慮が足りなかったのでは,,

っていうか,もっと楽に仕上がってたんじゃ,,,

これまで使っていたエアフィルターはこれ。

ただ,エアドライヤーは持ってませんでした。

「大丈夫,札幌涼しいし,,,エアドライヤーってめっちゃ高いし,,大丈夫,,」と。

でも,,もしかして,,,

いつもの工作室ですが,塗装用に段取り。

薄いビニールを張って2回目のサンディングシーラー吹き付け。

リターダーも同じメーカーに揃えて改めて入手しました(浜二ペイントのノンブラッシングスーパー)。

え!!,あの,,全然レベチなんですけど!!。

これは!!!(笑。

エアドライヤー,高価なだけのことはあるみたいです,,

(リターダーの効果もあるんだよな,きっと,,何で今まで,,,,ブツブツ。)

まだ下地の段階なので,違いはこっからはっきり見えてくるかもしれません。

「空気」も「溶剤」も,もっと厳密に管理しなきゃならなかったんだな,,,と反省。

圧力計もちゃんとつけて,仕上げに備えます。

Preparing for painting.

塗装の準備をします。

まずは,Fホールに紙をクチャクチャにして詰めて,,,

って,あら,,サドルを付け忘れてるじゃないっすか!(笑。

しかも,2本とも,,。

せっかくノリノリで塗装の準備を始めたんですが,仕舞った道具を渋々出してきました,,。

また「左市弘」さんに助けられました。ここまで仕上げてから刃物を入れるのは,緊張しますよね。

塗装がひと段落したら,お礼にきちんと研がなきゃ,,。

サドルはAfrican Blackwoodがいいかな,,。

Bee’sWax+Almond oil

蜜蝋とアーモンドオイルを湯煎で溶かして作った「特製ワックス」。

Vintage Guitarのリペアをしている人が,Instagramで紹介してました。

「古いやつの仕上げには,これが最高!」と。

お名前,失念しました,,,すんません。

確か米国の人。

「こりゃ,いいかも,,」

ただ,比率などは公開されてなかったので,目見当でやったら,,,

ニベアの空き缶にびっちり出来ちゃいました,,(笑。

(一生分あるよな,,どんだけビンテージ磨くつもりなんだよ,,,っていうか,いくらなんでも多すぎるよな,,,ブツブツ,,,)

Hand-held Sand hammer

新しい武器(笑。

海外のルシアーたちがよく使ってる写真をアップしていたこれ,

Hand-held Sand hammerというらしいです。

なぜなら,,箱にそう書いてあったから(笑。

ドラムサンダーの替えのペーパードラムを探していて,偶然Amazonで見つけました。

「スピンドルサンダーアダプター」という名前で売ってます。

3000円くらいで買えました。

多分中国本土から直接送ってきたみたいな感じ。

本当に良いタイミングでびっくり。

というのは,,,

Prototypeのアウトラインの「アール」をどうしようかと,手作業で削り始めたところだったんです。

トップをすでに「アーチ」に削り出してしまっているので,ルーターやトリマーが「使えない」。

「手で行くしかないか〜」と諦めたところだったんです。

この道具で,「フリーハンド」でアールを切り出していくことにします。

こりゃ,面白いことになったっす(笑。

もう1組,注文しておこうかな,,,