15inch Archtop.

しばらーく,フックに引っ掛けてぶら下がっててもらった15インチの続きを始めます。

先日,私の楽器を使ってくれてるギタリストさんが調整でやってこられた時,

フックにぶら下がってる2本のアーチトップを見つけて,

「これ,出来たら呼んで!」って言って帰られました。

「おお,そろそろ始めるか」って気分になりました(笑。

リペアを片付けてから,,,とか思いながら,随分時間が経っちゃいました。

まずネックの裏側,「ピン角」で手が痛いので,ちょいと削りました。

グリップのイメトレも兼ねて。

フレットを打つ準備。

いつものジャンボフレットっす。

指板はr9.5なので,それに合わせて事前に曲げます。

ニカワも準備。

フレット溝に流し込む,例の「おまじない」用です。

瞬間接着剤でやってる方も多いですよね,,Instagramとか見てると。

指にも指板にも優しい気がして,私はこっちを使ってます。

はみ出したのも,お湯で絞ったウェスで綺麗になりますしね,,。

昨日,トラスロッドの溝に蓋をしていたネックも,邪魔なので(失礼,笑)片付けてしまいます。

ちょうどナットの乗る辺りはMapleで塞いで,その他は馴染みが良いのでスプルースを使います。

思った以上に難しかったのは,ヘッドプレートの接着。

いつもなら,突板なんかを「ベタっと」貼って,アウトラインはその後切り出すのですが,

今回のは「出来ちゃってる」のを貼るので,

センターラインをピッタリ合わせる必要があるじゃないですか。

タイトボンドの特性に合わせて,5〜6分経ってちょっと固くなった辺りではみ出したのを綺麗にしたいので,

アクリル板とクランプを何度も付けたり外したりして,手間が掛かりました。

水で濡らしてプレスしておいたこのヘッドプレートですが,

ちょっとだけ「マシになった」程度で,フラットにまでは戻りませんでした。

Gibsonの工場ではどうしてるんでしょ。

ま,ヘッドプレートも「出来立て」は真っ平なのでしょうから,こんな作業はしてないですよね,,,やっぱ,,(笑。

すぐに「フックにぶら下げたい」衝動を抑えて,一晩クランプしとくことにします(笑。

(場所取るんだよな,,ブツブツ,,,)

ニカワが溶けたら,フレット打ちましょうかね,,,。

+

+

1本目,フレット打ち完了。まだ時間はあるな,,

もう1本もやっちゃいましょ。

こっちは22F仕様にしてたことを忘れて,2本切り足りませんでした,,(笑。

一瞬,あれ〜?となって焦りました。

ニカワが固まるまで,またぶら下がっててもらいます。

夕日が沈む前に,ギリギリ間に合いました。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools TS-E24-3.5L Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Saturday Afternoon.

10年以上も前に入手したヘッドプレート。

水で濡らしてから,平らになるようにプレスしてみます。

黒いファイバーを幾層かプライして作ってあるんですね。

「長期保管」過ぎて,変形しちゃってました。

こんな方法で元に戻るでしょうか。

ま,やってみます。

Truss rodの仕込み。19Fジョイント用のトラスロッド,これしか見つかりませんでした。

久々のHotRod。

ダブルアクションのヤツです。

今回はオリジナルに従って24.625inch scaleにします。

ナットとカバーの辺りは,ちょいと一工夫必要です。

まずは溝を切って,,っと。

せっかくの週末の午後なので,気分転換に全然違うこともします(笑。

数年ぶりにケースを開けたら,金属疲労なのか,

テールピースが「バラバラになってた」という案件を考えます。

うん,,溶接の技術がないと,これはちょっと元には戻せないな,,,。

なので,,

Kluson製の新品を付けてみます。

うん,悪くないんじゃないかな,,,。

んで,このテールピースの主は,,というと,

一体いつ頃のなのかも,全くわからない Guyatoneのアーチトップです。

ビザールと呼ぶには正統派なデザインですよね。

でも多分,今「ビザール」と呼ばれている国産楽器の黎明期のものなんじゃないでしょうか。

しばらく様子をみます。

オリジナルのパーツなんて,多分手に入らないでしょうしね,,,。

小型溶接機を入手して金属製パーツのレストアもやりたいな,,

などと夢想してみる土曜の午後でした(笑。

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335 Rhapsody 3

私の作業部屋,自宅のガレージを仕切った小さなスペースなのですが,

看板もないので,多分近所の人たちから「謎の怪しい家」と思われてるかもしれません(笑。

なので,ちょっと「看板」的なものを考えてみました。

半透明のフィルムにレーザープリンタで印刷したら,,,,

熱でシワシワになっちゃいました,,。

ま,いいかと貼ってみましたが,,,

表から見てみたら,,,

「なんじゃこりゃー,,,」(笑。

別の方法を考えます,,,。

遊んでないで,335のネックの続き。

作業中の楽器の置き場所に困ってきて,さっさとネックをつけてフックにぶら下げたい一心(笑。

あと2センチくらいっすかね,,。

センターを確認しながら慎重に「ピッタリ」を目指します。

砥ぎ上げたノミがたくさんあるので,快適(笑。

っていうか,使うたびにちゃんと砥ぎ直してから箱に戻せばいいだけなのですが,

「サボって」ました。

ちゃんとしなきゃ,,っす。

反省しました。

さて,っと。

+

+

午後,ネックジョイントが奥まで到達。

微調整は接着前に行います。

とはいえ,取付角は確認。まぁまぁこんな感じかな。

もうちょっと浅くしてもいいかも,,ですが,ここでは追い込みません。

問題のヘッドプレート。

Gibson製のヘッドプレートが出てきましたが,このデザインのものでした。

微妙に膨らんで平面じゃなくなっていたので,アクリル板で挟んでプレスしてたんですが,

こんなクランプじゃ力不足だったみたいで,また元に戻っちゃってました。

はて,コイツを使うべきなのか,まだ迷ってます。

いーよーなわり〜よーな,,(笑。

とりあえず,「耳」を両側につけて,ヘッドも完成させてしまいましょうか。

そうか,Fingerboardもまだ削ってなかったですね。

それ,やりますか,,。

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左市弘 追入ノミ

夜な夜なノミを研いで,2組のうちあと3本まで来ました。

「まだやってんの!?」って呟きました?(笑。

暇ひまでやってるんで進まないっす(笑。

っていうか,急ぐ旅でもないので,

裏もなんなら#1000まで戻って仕上げてます。

キラッキラな裏が珍しくて,2組ともキラキラにしてしまいました。

鎬の仕上げは,一番手前の不整形な「中山」。

このサイズでも,ノミなら丁度いいくらいです。

分厚いので,長年使ってても,全然減ってる感じがしません(笑。

一生モノですね,,,私のような頻度だと,,。

あと3本,1寸から寸4までを研ぎあげましょうか。

刃物の砥ぎは,心がスッキリしてきますよね。

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335 Rhapsody 2

335のジョイント部分を仕上げて行きます。

ネックを取り外した時のままなので,綺麗に平面を出してから寸法を決めます。

バック側にもセンターラインを入れて,ジョイント部分の水平・垂直を出して行きます。

「キラッキラ」にしたばかりの田斎8分もすぐに使います。

今まで通りの砥石で仕上げた同じ8分と削り比べ(笑。

ボディの凹側の寸法をメモります。

ネック側の仕口をこれに合わせて行きます。

微妙に左右対称ではないのがGibsonっぽいっす。

陽が沈むころ,先っぽを入れたところで記念撮影。

ボディは「本物の」335なのですが,こうして見るとなんだか別の楽器のようにも見えますね。

さて,次はっと。

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Rock Star

「ロックスター」と言っても,ジェフベックの話ではありません(笑。

シャプトンの新しい砥石です。

新しい,,と言っても,

2年くらい前の「包丁研ぎ」のユーチューバーさんの動画を見て,

「こんなのあったんだぁ,,」と知りました。

遅,,(笑。

荒砥のちゃんとしたのが欲しくていたので,#320と#500を入手しました。

ついでに#16000も。

ステンレス製の綺麗なケースに入っててびっくり。

でも,砥石は出しっぱなしなので,ケースはほぼ使いません。

どうしよ,このケース,,。

懸案のノミの研ぎ。

裏押し,みなさんどうされてますか。

清く正しくするならば,崩れていれば金板,「巣板」ののち中山あたりの「合わせ砥」で仕上げ,,って感じでしょうか。

確かに,深みのある光り方が渋くていいですよね(見た目(笑))。

でも,ベテラン大工さんが広げているノミ,裏が「鏡面」でキラッキラ!!の方もいらっしゃいます。

そういうのをみると「お〜!」となります(笑。

なので,今回は鏡面にしてみます。

「ナニワ」の「輝」シリーズが「光ります」とユーチューバーさんが同じ動画で紹介してたので,

#10000と#12000を使ってみます。

この番手も持ってなかったのでちょうどよかったです。

とりあえず,この箱のは「キラッキラ」にしてみましょ。

(いや,ほんとに光るな,,驚いた,,(笑,,ブツブツ,,,)

砥石の棚を1段増やして納めます。

さて,次は,,っと。

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Hiroshi Komori

Hiroshi Komori 1980.

46年前のナイロン弦ギター,健康診断します。

ソモギさんの本を読んで,そういえば1本だけ持っているナイロン弦,ケースに入れっぱなしだったことを思い出しました。

ご本人にお会いしたことはもちろんないですが,後年北海道に移住されたとか聞きました。

こちらに来てからも製作されてたんでしょうかね。

ラベルは「Saitama Japon」。

Neckは,40年以上経ってもほぼ「真っ直ぐ」。

弦は1音くらい緩めて保管していましたが,「立派」です。

「私の楽器は,指を鍛えてる人でなければ,弾きこなせないんです」とおっしゃってた,,とか。

なので,私には「無理」でしたが(笑,

フラットトップを「研究」するサンプルにさせてもらいます。

仕上げはShellacではなく,ラッカーのようです。

シンナーは,いつ市場に戻ってくるんでしょうか。

製作者としては,「悪夢」としか言いようがありませんよね,,,。

みなさん,どのくらい「在庫」してましたか?。

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Trump shock

シンナーがない,,って,,,。

ホルムズ海峡の問題が,こんなに早く私のちっぽけな作業部屋にまで,影響を及ぼすとは驚きました。

イラン戦争の影響で,ガソリン価格とかはすぐに報道されましたが,

それに隠れて「ラッカーシンナー大幅値上げ」と小さく報道されてました。

「そうなのかぁ,,」とボーッとしてましたら,

ここ2週間くらいでシンナーが市場から消えました,,,。

え!!。値上げどころか,「ない」って,,。

「第一次シンナー危機」勃発っす!。

じゃ,クリアラッカーは,,,と調べました。

こっちは玄々化学工業が定番のLC-22を廃盤にしてたことがわかりました。

これはトランプとは関係ないでしょうけど,知りませんでしたのでちょっとショック。

浜二ペイントの#1000はまだありましたのでホッとしましたが,

こちらも専用のシンナーがどこにも出てませんでした。

手元には,まだ3〜4本くらい塗装できそうなくらいの在庫はありましたが,心許ないですね。

安定供給が戻ってくるまで,塗装はやめときましょうか,,,。

とりあえず,今後は浜二さんの#1000で行きましょうかね,,。

玄々化学工業のLC-22の後継はLC-70-Pだそうですが,どなたかもうお使いになりましたか?。

いらっしゃいましたら,ぜひ,感想教えてください,です!。

使ってみようにも,専用のシンナーがないので,今は無理ですよね,,,。

中東戦争やら円安やらを理由に,国内で調達した「首なし335」のハードウェア,

集まって来ました。

手持ちのデッドストックの中からも,候補になりそうなのを出してきて記念撮影。

さて,この中から選ぶことにしましょうか。

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335 Rhapsody.

335のわずかに残された指板を,新たに作るネックに乗せて寸法を確認します。

19F部分でW55.6mmほどですので,

ナットを一般的な43mmとしてネックの両端の直線を引きます。

これでネックの幅が決まりました。

ボディにセンターラインを引きます。

トップの突板がワンピースでセンタージョイントがわからないので,

テールピースとサイド材のジョイントを当てにして,センターを引いてみます。

うん,悪くないっす。

直接鉛筆で線を書いたら消えなくなりそうなので,マスキングテープを貼って,その上に引きます。

(この精度だったら,案外すんなり行くかも,だな,,だけど油断すんなよ,,そもそも,このレディの「死因」もまだわかってないんだから,,。なんでこんなにバラバラにされてたんだろ,,,ブツブツ,,)

ボディに乗せているのは,「安全カミソリ」の刃先をちょっと鈍らせて作った「極薄スクレーパー」。

バイディングとボディのところにちょっとだけ残っている塗装の「チェリーレッド」を軽ーくこそげ落として行きます。

プライウッドなので,乱暴にやると下地が出ちゃいますので,慎重に。

こりゃ時間,かかるわ,,,(笑。

Fingerboardは,African blackwoodを使おうと思います。

「真っ黒」な指板の335って見た事ないですよね(笑。

「マイク・トンプソン・ギターコレクション」によると,

335の最初期のものには,ネックにバイディングはなかったそうです。

今回のネックも「バインディングなし」で行きます。

さて,次はハードウェアを考えましょうか。

さて,どうなるかな,,(笑。

+

+

考えてみたら,ストップテールピースって,一度も使ったことなかったかもしれません。

Studなどのパーツが一つもありませんでしたので,予備のブリッジなどと合わせて注文しました。

「円安」すぎるので,今回は米国からではなく国内で調達することに,,。

午後,小さなチェリーレッド,サイド側を取り除きます。

これでやっと半分かぁ,,,。

塗装前に,もう一度全体をやる事にして,とりあえず完了。

小さな赤い粒々がなくなっただけで,妙に「ブロンド感」が出た感じがします。

はて,次はっと。

ちょっと待っててね,,な「楽器の待合室」。

満員ですね,,

これ以上は増やせないよな,,

マズいな,,(笑。

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Mostly Coltrane

ネットラジオから流れる曲を聴いていて,「ああ,やっぱColtrane,いいなー!」.

でも,こんなヴァージョンあったっけ,,とクレジットを見て愕然としました。

「Coltraneじゃない,,,」。

曲は “Song of Praise”

Steve Kuhn Trioに Joe LovanoのSaxでした。

でも,魂はまさにColtrane!!。

2009年のアルバムだそうです。

ぶっ飛びました。

「って,今頃 !?」

ってツッコミました?(笑。

いやぁすんません(笑。

昨夜は,部屋の片付けをしてました。

ギターを作ってたら,端材っていっぱい出るじゃないですか。

しかも,ボディやネックを切り出した後の端材って,ほぼ「直線がない」ですよね,,。

でも,勿体なくて捨てられずに大きなショッピングバックに放りこんだまま,

溢れかえってました。

要するに,そんな形だから場所も取るんですよね,,,。

ってことで,きちんと直線を出してプレーナーも掛けたら,こんだけになりました。

容積にすれば半分以下になりましたかね。

スッキリしましたが,,これの使い道って,,ヘッドの耳くらいでしょうか,,,。

使い道,考えましょうかね,,。

オーバーナイトのネック,クランプを外して追い込んでいきます。

そんで,なんのネックか,というと,,,

例の「”ほとんど首なし”」ES-335のネックです(笑。

ボディとのジョイント部分は残ってましたので,それに合わせます。

現物サンプルがあるのって,簡単でいいなー。

なんも考えることないっす。

写真を撮っていて,ふと気づきました。

フィンガーボードの両サイドのバインディング,

「凸型」になってて,差し込んで接着できるようになってるんですね!!。

ありゃー,これは簡単でいいわ〜,でもこんなの売ってないっす。

指板だけ最初に仕上げちゃってるんですよね,工場では。

この辺は「元通り」には敢えてしないつもりです。

こないだの「マイクトンプソンコレクション」のGibsonじゃないですが,

工場出荷時の通りに戻すのではなく,手を加えたことが「明らかにわかる」のがいいかな,,と。

修理した人がわかるのも良いと思いました。

私も,「Coltraneじゃない」Coltraneならぬ,

「335じゃない335」,

やってみます,,(笑。

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