Sanding, Sanding,

外は吹雪。

午前中,ずっとサンディングしてました。

はぁ,こんな感じでいいかなぁ,,と思ったら,

また別の場所にシール切れを見つけて,,,の繰り返し(笑。

#320でサンディングしてます。

#400とどこが違うか?って?。

いや,ちょっと違うんですよね,,微妙に,,,。

筆で塗り足した部分は,もっと細かいのでそーっと。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Sanding

Sanding.

この「粉まみれ」の作業を楽しむ方法が知りたいです(笑。

工場製のごっそり分厚いポリウレタン塗装を「整形」していくことを考えたら,

この薄いラッカーと戦う方が「まだマシ」かもしれませんが,,,。

工場の研磨担当の方,本当にお疲れ様です,,。

ちょっとしつこくすると,シーラーが切れて下地が覗いてしまうんですよね,,。

「萎えるぜ(笑」

手作業なんで,その都度シーラーを入れればいいのですが,

この「果てしない感」が,辛さの根本原因かもしれませんね,,。

ここは「音楽」の力で乗り切るしかないっす!。

新しいBGM,探そうっと。

誰かニューアルバム,出してないかな,,,

Sanding Sealer.

サンディングシーラーを吹き付けました。

「もうBeerタイムでよくね?」という悪魔の囁きを振り払って(笑。

スプレールームなんか持ってない私は,

いつものようにこうして養生して,「臨時スプレールーム」にしています。

慣れれば,そんなに面倒でもありません(強がり)。

いきなり木目と「ダメなとこ」が浮き上がってきます(笑。

さ,「ダメなとこ」も見えたから,明日からサンディング開始っすね。

The shape of the heel.

Neck heelの形。

写真下が,「初号機」。

高音弦側をすーっと落とすようなカーブにしました。

上に乗っかってるのは,こないだのヘッドロスGB-10です。

Ibanezのこのヒールは,想像以上に角張っていました。

ボディの接続部より随分前から中央部分は「真っ平」な感じ。

こうして,じっくりと観察して初めて「ああ,こうなってたんだー」ってわかるんですよね。

私が「鈍い」のかもしれませんが(笑。

別の角度からもう1カット。

どうでしょう,「角張ってる」の意味,見えますでしょうか。

ソリッドの人たちのようにヒールを「ごっそり」削ぎ落とすのは,やめておきました。

あくまで「ハコモノ」のニュアンスを残したかったんです。

最終サンディングを終えた2本。

サンディングシーラーの前に記念撮影。

はて,もう日が暮れてきましたけど,シーラー,吹きますかね,,

明日にしようかな,,,ブツブツ,,。

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Grain filler for Rosewood.

こないだの「零号機」に続いて,こっちにもフィラーを入れます。

今回使ったのは「Rosewood」色なのですが,

バック材はローズじゃなくて,Black walnut。

手持ちのフィラーの中で一番近いのがこの色でした。

もうちょっと黒っぽかったらバッチリだったんですが,どうせ気孔を埋めるだけなので,大丈夫でしょ。

またケーキ職人気分で「ヌーリヌーリ」。

完全に乾いたら,最終サンディングですね。

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Cavity by hand.

Pickupキャビティを手で切り出します。

ネック接着後には,アクリルのテンプレートも貼り付け出来ないので,トリマーなんかは使えません。

手作業でちまちまピックアップの形に彫ります。

テンプレートを当てて機械で「ビューン」と切ったようにシャープには,なかなか行きませんね。

これでも頑張ってるんですが。

ピックアップの位置は,Gibson ES-175Dのレイアウトと同じにしました。

あっちは20Fでこっちは22F。なので,イメージと違うでしょうけれど,

ハーモニクスの位置を当たりにしてピックアップの位置を決めたらここになりました。

零号機も同じです。

スケールも175と多分同じなので,弦振動をピックする位置も一致するはずです。

どんな音,出るかな?。

分度器で直角を出して

ピックアップのアウトラインを書き写した後は,,,

ノミと小刀などで,ちまちま切り出しました。

最初からピックアップの取付高さがわかっていれば,零号機のように,事前に穴を開けたかもしれませんが,

ダイレクトマウントも初めてなので,深さが想定出来ませんでした。

ま,これがプロトタイプの醍醐味ってやつっすかね(笑。

しかも,このようにピックアップの左右で形が違うので,

テンプレートを作る手間を考えると,どっちが良かったか,微妙っすね(笑。

ま,音楽に興奮して「よく検討する」のを忘れたんですけどね(笑。

結果オーライ。

ピックアップを載せたところ。

シリコンのスペーサーを入れれば,高さ,調節できそうですね。

ボディに乗っかってるのは,Proxxonの「ペンサンダー」。

購入時には,「こんな弱々しいの,何に使うんだろ,,」と買っておきながらそう思ったのですが,

こういう狭いところをサンディングするのには,もってこいです。

ちょっと強すぎるくらい,,。

さて,次は,,っと。

Prototype 初号機

よその工場の製品ばかり眺めてても仕方がないので,製作に戻ります(笑。

いや,でも天才レオ フェンダーの設計思想は凄いですよね,改めて。

だってネックの調子が悪くなったら「ボルトを外して勝手に取り替えれば?」って,すんごいですよね!,

楽器界のコペルニクスっす。

って,「何を今さら,,,」ってツッコミました?(笑。

いやー,フェンダーがうちに来たの,初めてなもんで,なんだか興奮しちゃうんですよ!(笑。

まずは入れ忘れてたヘッドのインレイ。

真珠貝を削り出して。

いつものドレメルツールで貝の収まる凹みを作ります。

黒いスーパーグルーで,接着もアッちゅうま。

PRSの工場の人の真似です。

夜な夜なサンディングして,

ボディも「こんな感じでいいかなー」なところに来てました。

細部をもう一度チェックして,塗装の準備かな。

零号機もあれからずっとぶら下がったままですしね,,。

気に食わなかったところ,あとどこだっけ?。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

in case of Fender Telecaster.

Fenderの場合。

先週に続いてやってきたのは,なぜかFender Telecaster。

Fenderがうちに来るのも「初めて」です。

っていうか,「あんた,ソリッドやんないんじゃなかったの!?」と突っ込まれそうですが(笑。

Fenderは,それこそ学生時代,コピーモデルを使ったことありますが,それはストラト。

Telecasterはほんと「初めて」です。

で,「なんで??」(笑。

もちろん,先週のIbanezと同じで有名ギターの「ネックのグリップその他」を実際に確かめたかった,,というのが一番ですが,,,

Julian Lageさんのあの凄いライブの

”I ‘ll be seeing you”

https://www.youtube.com/watch?v=8a3qAp81vY8&list=LL&index=58

でぶっ飛んだあと,みる人聞く人,みんなTelecasterを使ってて

「あれ?」となってたんですよー(笑。

で,「研究員」としてお迎えしたのは「この子」。

皆さん,多分世界中に数10億本はあるであろうテレキャスターの中から,どうやって「自分の」を選んでらっしゃるんでしょ?。

Fender初心者の私には「選ぶのはムリ(笑」でしたので,長年手も足も出なかった,,,ってところもあります。

実際弾いてみても,比較になるものがないので,「(テレキャスターとして)いいんだか,悪いんだか,わからん(笑」ってな感じ。

所詮,私なんぞに土地勘があるとしたら,やっぱりアーチトップだけなんですよね,,。

んで,なんで「この子」だったのか,というと,,

正直「誰でもよかった」んですが(笑,

まず,4点留めなのにチルトに見える穴がネックプレートに空いてることと,,,

「アームがついてること」(笑。

「これはまともではない!(笑」と直感しました(笑。

ネックもちょっとねじれてますので「壊れている」に分類(笑。

そして,ボディ裏に弦を通す「穴がない!」(笑。

うちにお呼びする条件が揃ってるのは「この子だ!(笑」。

錆びた弦のゲージは,009。

こんなゲージ,うちにあったかな,,,。

はい,また「弦問題」が発生しましたね,,。

とりあえず,まずはStewmacのテンプレートを当ててみます。

(テンプレートには)何年製のテレなのかは明記されてないのですが「Vintage Original Telecaster」から「直接取った」型だそうです。

さて,どうだったと思いますか?。

全体にちょっとだけテンプレートの方が「大きかった」です。

微妙に数ミリってところですが,,。特にヒップの辺りがちょっと違ったかな,,。

うーん,興味津々。

たまにはアーチトップ以外も研究しなきゃ,,ですよね!。

じっくり見ていきます。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Head-Loss ”GB-10”

一番印象的なのは,まずは「ヘッドがない」ところですよね(笑。

指板もフレットもとても綺麗です。

あんまり弾かれてない感じがしますね。

年式からしても綺麗すぎます。

逆にバインディングの劣化は相当で,触ると崩れてくる感じです。

ケースにずっと保管されてたんでしょうかね。

合成樹脂のバインディング材からなのか,その接着剤からなのか,木部に色が移ってしまっていて,

「薄いサンバースト」風の見かけになってます。

ネック部分も同様です。

興味深いのは,折れたネックの断面を見ると,その「滲み」が結構木の内部まで侵入している事。

ってことは,つまり,こういう症状の楽器の場合は,塗装を剥がして多少サンディングしたとしても,

この「滲みは取れない」ってことっすね。

脱色してまで「元に戻す」方もいらっしゃるんでしょうか。

以前Web上ですが,D’Aquistoの製作したアーチトップがこんな風になってるのを見たことがあります。

バインディングというよりは,接着剤が犯人なんでしょうかね,,,。

あるいはその二つの「化学反応」なんでしょうか,,。

GB-10ではよくある症状のように思いますが(Web上でよく見かけます),他の楽器でもありますかね,,。

小さなBirds eyeの杢が見えるサイド材にもシミが移っています。

ウレタン(かな?)のクリア塗装もところどころ透明ではなくなってる感じ。

塗装がめっちゃ厚いので,これは多分ウレタンでしょうかね,,。

ケース内の湿度が高かったのかな,,。

取れてしまったHeadが,寂しそうにこっちを見てる気がしませんか(笑。

そのうち元に戻してあげましょうかね。

気が向いたら(笑。

チョコレートの箱とかは,家人が捨てずに私にくれます(笑。

可哀想なヘッドは,しばらくここで待っててもらいましょう。

なーんてやってるので,私の部屋はお菓子の箱でいっぱいです(笑。

午後,早速ボディのアウトラインをトレースしてみました。

私の採寸では,ボディのヒップ部分は372mm(14.65inch),

ボディの長さは480ミリでした。

長さが予想よりちょっと長かったです。

15Fジョイントと相まって,ブリッジ位置のバランス,すごいですねぇ。

ふんふん,なるほどこういう寸法なのかぁ,,,。

勉強になりますー。

In case of Ibanez

Ibanezの場合。

ネックのシェイプやその他の寸法を確認したくて,やってきちゃいました,Ibanez。

Ibanezのアーチトップが私のところに来たのは,なぜか初めてです。

超ロングセラーなこのモデル,友人知人やセッションでお借りしたりして,弾いたことは何度もありましたが,

その「一瞬の印象」だけしかなくて,ちゃんと見たかったんです。

なぜこれほどロングセラー(好きな人が多い)のか,興味津々でした!(笑。

ジョニミッチェルがライブで弾いていたのはとても印象的です。

Jacoとかと一緒の「あれ」です。

ああ,やっとちゃんとこの「有名ギター」の事を知ることが出来そうです。

嬉しいな〜。

って,ただし,うちに来るには,それなりの条件があります。

ただでは呼べません(笑。

それは何かというと,,

「壊れていること」(笑。

ああ,激しく「ヘッドロスギター」になっちゃってます。

うひゃー(笑。

じっくり観察していきましょう,そうしましょう。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Dearmond Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon Pickguard repair Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘