2.4mm

Mid-Depth 17inch のネックを仕上げていきます。

またサイドドットの取り付け。

2.4mmのドットマークは,ほんと小さくて無くしそう(笑。

バインディングとメイプルのギリギリ。

恐ろしやー。

例のJohnnySmithピックアップの納まり。

そうそう,こんな風に納まって欲しかったんです。

ネックとボディのダブテイルジョイントも,ほぼ完了。

ニカワの接着は,もうちょっとサンディングなんかしてからにしましょうか。

また3人で待っててもらいましょ。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Fret work

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 20240519-DSC02659.jpg

フレットを打ちます。

ここは,いつもと同じなんですが,,,

Fretの両端をスパッと垂直に切っちゃって,,,

一番外側にまたバインディング,,,って,言葉で表現するの,難しいですね,,

っていうか,何言ってるんだか,わかんないっすよね,,,

すんません(笑。

ってこんな感じ(笑。

まぁまぁ上手くいったかな,,,と,ここでハタと気付きました。

最初にフレットを打ってしまってるので,トリマーでネックのサイドをビューンと切ることが出来ないことに,,,。

仕方がないので,ヤスリで地道に行きます。

このやり方も,一筋縄では行かないですね。

Ebony

3本目,最後のフィンガーボードを磨きました。

アールは12inch。

キラッとするまでやるとうれしくなりますよね。

そんで次は,フレット溝の続き。

なぜかというと,,

バインディングの部分にも溝が欲しいからです。

ここまでピッタリにフレットを打ってから一番外側のバインディングを廻したいんです。

んで,,バインディングをフレットに合わせて削る,

あのGibsonのやり方に合わせてみようって寸法です。

Johnnyさんをなるべくオリジナルに近づけるための練習かな。

ま,オーバーフレットの方が,ネックの端までフレットがあるので「弦落ち」はしにくいと思うんですが,

一度やって見たかったのでチャレンジです。

でも,これ手作業だけで再現するのは,結構大変です。

手間は何倍??(笑。

Fingerboardのエボニー,

染めずにそのままオイルだけで仕上げた時に,どのくらい「黒く」なるかを確かめて見ます。

以前入手したまま,一度も使ったことのなかったStewmacの「Deep Cleaner」と「Lemon Oil」を使って見ました。

塗り終わって乾いたところの写真です。3本分のエボニー,よく見ると色が違うの,わかりますかね,,,

って,わかんないな(笑。

このLemon Oil,今まで使った中で一番「レモン」の匂いがしました。

いい感じの粘度があって,愛用のDr .Duck’sに近い感じ。

オイルを塗る前のFingerboardに並べてみます。

うん,相当「黒い」ですね。

これだったら染めるのはやめましょうか。

そこまでしなくて良いような,,,。

一番すり切れる部分なので,「地が出てくる」感じは好ましくないですよね,,

出たとしても,黒いとは思いますが。

強い西日に当てないとわからないくらいの「黒さの違い」でした。

さて,どうしようかな,,。

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Higgins Ink

黒く染めるには。

真っ黒なEbonyがなかなか手に入らないのは,私らみたいな個人製作家だけではなく,大手メーカーも同じなようです。

っていうか,古い数枚の指板材だったら,「金に糸目をつけなければ」今でも多少は手に入りますよね。

だから「一山」単位で入手しなければならない大手ほど,そうなのかもしれません。

っていうことで(笑,StewMac(米国のギター製作用品の販売店)が勧めているのがこれ。

Higginsというメーカーの黒いインクです。

乾く前なら水に溶けますので,筆をダメにせずに済むのは良いです。

これ,本来はなんのためのインクなんでしょ,,。

よくわかりませんが,木材に塗って,翌日「ボロ切れ」で拭いて,

また一晩おいて,スチールウールで磨いて終わり,,,

という手順まで紹介されています。

ヘッドに貼った縞黒檀の色具合がちょっと薄くて残念だったので,染めてみます。

これまでもテールピースを染めたことはありましたが,ヘッドは初めてかな。

黒檀のフィンガーボードも貼りました。

Johnnyさんは,,,

バインディングの白・黒・白・黒まで完了。

アールを取ってフレットを打つ準備。

傷だらけの Body ,どの程度修復しましょうか,,。

流行の「Heavyレリック」って言えば,このままでいいのかも,,(笑。

Johnny’s Fingerboard

Johnnyさんのネックの続き。

フィンガーボードの周りのバインディング中。

マルチプルバインディング,一番外側はフレットを打った後にします。

仕上がっている楽器にアセトンを使って樹脂を貼るのは緊張します。

アセトンは,ラッカーを激しく損傷させますので。

でも養生のしようがない,,とも言います。揮発性は高いし,どこでも流れていっちゃうし,,。

ビニール系でアセトンに耐性のあるシートみたいなもの,,ないかなぁ。

仕方がないので,染み込まなそうなテープを使って保護します。

Head Inlay

ヘッドのインレイ。

作り置きを探したんですが,ありませんでした,,。

なので,切り出しました,真珠貝。

カエルのインレイ,久しぶりに切りました。

デザインは,迷ったんですが,いつものスタイルの組み合わせで行きます。

毎回変えたい訳ではないのですが,その時の気分で入れちゃいますので,案外バラバラ,,(笑。

真珠貝を埋め込む溝掘りの途中。

何が何だかわからなくなるので,削りたい部分に白を入れました。

いや,これ見ても訳がわかりません,,

やってる本人ですら,,(笑。

今回の17inchのヘッドが揃いました。

黄金週間のうちにどれかが仕上がればいいなーと思ってたんですが,甘かったっす。

終日,雨の札幌でした。

Johnny’s Fingerboard.

結局,一晩この状態で寝ていてもらいましたよ,Johnnyさん。

Beerを一口飲んだら,「焦ってもしゃーないし!」という気分になりましたので(笑。

そりゃそうか,,。

このテーブル,

使い古しのバスタオルの下には,これまた使い古しの「低反発マット」が敷いてあります。

寝心地,どうでしたか?(笑。

その代わり,朝,起きたらすぐにFingerboardの接着準備開始。

(いやー10時間も寝ちゃったよ,,寝過ぎだよな,,,ブツブツ)

接着面の平面などを確認して,整えます。

クランプするため,ネックに傷など付かないように慎重に保護します。

裏側にゴムシートを当てがってから,比較的柔らかいスプルースを背負わせます。

指板面の圧着にはいつものジグを使います,,ってどれだかわかんないですね,,(笑。

ちゃんと付いてね〜っと念をかけて,午前の部完了。

さて,次は,,っと。

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Neck for Mid-Depth Model

同時進行の最後の3本目のネックを進めます。

ヘッドのバインディング。

一番厄介なところから行きます。

2回目なので,ちょっと心に余裕があります(笑。

いつもこうだったらいいのか,ドキドキしっぱなしの方がいいのか(笑。

その中間地点の精神状態で行きたいです。

角度を合わせて行くのも,2回目は余裕。

いいような,そうでもないような,,(笑。

外が暗くなった頃,やっとヘッドのバインディング完了。

フィンガーボードの接着の準備を始めたところで,お腹が空いてきました。

うん,そろそろビールタイムかな。

JohnnyさんのHide-Glueから8時間経過しましたが,クランプを取ってフィンガーボードを貼るべきか,そのままオーバーナイトの方がいいか,,ちょっと迷っています。

ビールを飲みながら考えます(笑。

Neck Extension

Neck Extension.

Neckを作った時に一緒に製作してあったんですね,,忘れてました,,(笑。

(これ作るの,結構時間かかるんだよな,,良かった,出来てて,,ブツブツ,,)

フィンガーボードの接着の時,ズレどめに細いピンを打つのですが,

こいつの接着も微妙な場所なので,ピンを打ってやることに。

なんで今まで思いつかなかったんだろ,,,。

早速接着しちゃいます。

ある程度強度が出たら,フィンガーボードも付けちゃいましょ。

今日は出かける予定のない,珍しい日なのでジャンジャン進めます。

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Hide-Glue,Johnny.

Johnnyさんのネックとボディを接着します。

ニカワ(Hide Glue)を使います。

どうせ誰も見ませんが(笑,修理記録を書き込んでおきます。

次に誰かがネックのリセットをする時に見つけるかもしれませんね。

古いヴァイオリン属の楽器たちだったら,山盛りに書き込みがありそうですが,ギターはどうでしょう。

さてさて,接着前にもう一度色々確認。

センターラインを確認。うん,バッチリ直線出てます。

クランプ二つで締めます。

事前にゴムやらプラスチックやらでずれないように対策を考えてから。

Gibson社で,これが作られた1965〜8年頃は,接着剤は何を使ってたんでしょうね。

バラした時によくよく見ましたが,「よくわかりません」でした(笑。

なんとなく「ニカワ」っぽいかなぁと思いましたが,わかんないですね。

大仕事が完了したので,ホッと一息。

接着するフィンガーボードをチェックします。

裏側は,「馴染み」がよくなるように,ちょっとだけ真ん中辺を凹ませて,

接着剤が付きやすいように傷も入れておきます。

こいつに使うのは,どっちにしようかなぁ,,,。