Sanding and Polish

#600のサンドペーパーの山。

いつも「これが昆布だったら一財産だよなー」と思っちゃいます(笑。

2本いっぺんに磨いたら,こんな惨状になっちゃいました。

(やっぱ,1日で2本仕上げんのは無理だよな,,Buffingまでは行けるけど,,3本目に手をつけるのはやめよう,,,ブツブツ,,,)

Johnnyさんに取り付けた本体と同年代と思わしきPU120,抵抗値は6.1KΩ。

裏のハンダはやり直した跡あり。

シールドも接続を直した形跡あり。

ポールピースの(裏の)端部の処理が雑,,,何で?。

でも多分「Gibson製」。

「6K??,大丈夫かな,,,」と思いつつ,アンプに繋ぐと,,

「何なの,この鈴鳴り!(笑」。

ジョニーさん,気に入ったみたいです。

その「ジョニーさん」の新たな「就職先」を早く見つけて,次の材料代にしようと思ってたんですが,,,

こりゃ,ちょっとしばらくキープかな,,(笑。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Pickups.

不思議なことに,先日のJohnnyさんにぴったりの年代のPU120が入手出来たので,取り替えます。

なぜかというと,,

このポールピースなしの「最初期」のは,仕上げ中のMid-Depthに使うことに決めたからです。

構成はこんな感じ。

同様に,仕上げ中の別のはと言うと,,

Thin-bodyはこの構成に決めました。

ピックガードも取り付けちょっと手前まで加工します。

過去作リフィニッシュのPly-wood Bodyの構成は,製作時のままですが,

ピックガードに小さな割れが入っていたので,作り替えました。

Kentさんの初期のPAFです。

ちょっと大きいですよね。

ピックアップのザグリを入れ終わったところで,並べて記念撮影。

ピックガードは随分迷いましたが,なぜか今回全部このデザインになりました。

いつもは,ボディのポリッシュを終えてから,

これらアッセンブリを「大汗かきながら」調整していくのですが,順序を逆にしてみました。

ある程度ここら辺の仕込みが出来ていたら,精神的にもちょっと余裕が出来るかな,,と。

傷の心配が半分以下になるのは確かですよね。

さてと,,。

Tail Piece

テールピースはこんな感じ。

サンディング前に記念撮影。

問題はピックガード。

さぁ,どうしようかな,,と手が止まってしまいました。

さてさて,,。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Bridge base.

ブリッジベースをボディに合わせて行きます。

これもAfrican Blackwoodで作ります。

いつもどんなふうに養生したら良いか考えるのですが,今日はこんな作戦。

トレーシングペーパーを敷いてみます。

ブリッジ位置を割り出してるところ。

StewmacのBridge fitting Jig.

どんなに私が「おめでたく」ても,このジグでボディに「ピタッと」合うな〜んては思ってません。

Stewmacでは,ボディにノリ付きのサンドペーパーを貼って,「スーリスーリ」とやれば「ピッタリ!!(笑」って動画をアップしてますが,

世の中そんなに甘くはありません(笑。

「んじゃ,なんで買ったの??!」ってツッコミました?(笑。

いや〜果てしなく時間のかかる作業なんで,ちょっとでも「時間短縮」出来るかな〜っていう出来心でした,,(笑。

ただ,この細いブリッジベースをちゃんとした角度で保持するためには,役に立ちます。

ブレが少なくなる,,って程度ですけど。

指が攣らないのでいいです(笑。

最小限の傷で,2本ともまぁまぁフィットしたのは,外が真っ暗になってからでした。

明日から「水研ぎ」ですかね。

田斎 風雪

テールピースを削るのに使っているのは,「田斎」さんの「風雪」。

相当昔,道具屋さんで「新古品」みたいにして売られていた5本組を入手しました。

入手時,鎬(シノギ)が比較的鈍角に研がれていたので,そのままの角度を保ちながら使っています。

今回のAfrican Blackwoodみたいに硬いのを削るのに,この角度は適していると思います。

KDSの片刃のカッターの刃。

ネットで誰かが使ってるのを見て,探していたのですが,

札幌のホームセンターには「どこにもなかった」ので,ネットで購入しました。

すみ線を入れるのに使ってみます。

うーん,なるほど〜。

片刃です(笑。

って,「仕上げをスタート」って,さっき書いたのに,「何やってんの〜」と思われるかもしれませんが,

トップをピカピカにする前に,ブリッジのチョークフィットを済ませてしまいたいな,,と思いつきましたので,

こっちをまず作ってしまいます。

フィットさせてからピカピカにすれば,細かな傷を気にしなくて済みますからね,,,

ちょっと疲れたので記念撮影して休憩です(笑。

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Start of finishing

仕上げを開始します。

いきなりBuffを出してきました。

天気がいいので,ガレージで作業したかっただけなんですが,,,

やっぱり「水研ぎ」を省略することは「無理」っぽいですね(笑。

遠目には「全然オッケー」に見えるのですが,気に入りませんでした。

「吹きっぱなし仕上」は断念します(笑。

いつも通り,地道に行くことにしましょう,そうしましょう。

さぁて,どうしよっかな,,。

地元のサッカーチーム「コンサドーレ」のユニフォームを着た応援団が,続々と集まりだした札幌です。

African Blackwood

African Blackwoodでテールピースを作ります。

自分的には新しいデザインなのですが,ま,オーソドックスっすね(笑。

まずは,テールナイロン用の穴を開けます。

別のデザインのテンプレートには,この穴用に開口してありましたから流用します。

激しい騒音が発生しますので,ノイズキャンセル付きイヤフォン必須です。

耳,遠くなっちゃいますので。

耳も,安全第一。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Strainer for Clear.

See -Through Blue Blackの仕上げ。

デビルビスを使うようになってから,クリア吹きに対する「自分的」要求レベルが上がってしまったせいか,

どうも納得が行かなくて,もう一度クリアを吹くことにしました。

そもそも「黒」系統の仕上げは難しいですよね。

ところで,塗料をガンのカップに移すときに使うコーヒーフィルターみたいなこれ,

ストレーナー。

このストレーナーに「クリア専用」ってあるの知ってました?。

商品名「技」。

すげー(笑。

今回初めて使ってみました。

ま,効果のほどはこんな小さな楽器のスプレーくらいだとわかりにくいのかもしれませんが,

でも,綺麗に吹けました。

(このまんま,仕上がり!で良くね??,ダメかな,,ブツブツ,,)

エアドライヤーといい,当たり前ですが「塗装の世界」も奥が深いです。

木製ブリッジ

Johnnyさん,番外編。

オリジナルと思われる,エボニーのブリッジですが,多分,長年に渡り調整するために「削られて削られて」こんなに背が低くなってました(装着中の方)。

弦の上のは,今回作ったものです。

音に影響があるかは分かりませんが,本来の高さの2/3くらいしか残ってませんので,一応取り替えてみます。

オリジナルの黒檀は本当に真っ黒。

良い材料使ってますねー。

私が作ったのはAfricanBlackwoodですが,若干茶色に傾いてますよね。

オイルが落ち着いたら,ずいぶん黒くなりましたが。

11.75inch Archtop 14inch 14inch archtop 14inch Prototype 15inch Archtop 17inch Archtop Amek archtop Bass Bubinga Chaki Curlymaple Double Cutaway Ebony EF28-70 2.8L Elmarit-M28mmF2.8 Elmarit-R 24mmF2.8 Elmarit-R180mmF2.8 Explorer修理 Gibson Ibanez in case of Inlay Jingle JohnnySmith Keyaki Kluson newFD300mm2.8L Noctilux 50mmF1.0 M Nylon repair Rupes Semi-Acoustic Shellac Summarex85mmF1.5L Summaron35mmF2.8M Summicron-R 50mmF2 SuperAngulon21mm F3.4 M Tailpiece ToneWoods Tools Walnut アーチトップギター製作 ギター製作 左市弘

Morris.

Morris.

果樹園をやっている知人から,家人を通してSOS.

って,大袈裟ですが。

その果樹園では,海外からの「研修生」をたくさん受け入れているのですが,

そのうちの一人から,寮にあった壊れたギターを「弾きたい!」と言われたんだけど「どうにかならないか?」って事でした。

仁木町からわざわざ札幌まで運ばれてきました。

そりゃ,「どうにか」しなきゃなりませんよね!(笑。

症状は,ペグのツマミが一つ欠落,ブッシュも一つなし,ネック順反り。

でも予想よりずっと「まとも」でした。

このMorrisのトラスロッドは,なんとか演奏可能なくらいまでネックの反りを修正出来ました。

付いていたペグは,廉価な「ノーブランド」グレード。

ダメなのだけを取り替える訳には行きませんので,もちろん全部取り替えます。

Schallerのビンテージスタイルのオープンバックを選びました。

これってマーチンタイプのクラシカルなスタンダードですよね。

運よくワンセット持っていました。

ナットも取り替えます。

多分前オーナーが自分で付け替えたものかなーという様子。

今日中に届けたいと思って頑張りました。

時間があったらもうちょっと追い込みたかったんですが,,。

タイムトライアルは苦手ですが,母国を遠く離れて北海道までやってきた若者に,早く届けてあげたくて,お昼には車に積み込みました。

なので,今日予定していた作業は全部中止です(笑。

気分は「青年海外協力隊」(笑。

もちろん交換用の弦をワンセットとクリップチューナーも一緒に届けましたよ。

喜んでくれたらいいな,,寂しさを和らげられたらいいな。

音楽にはその力がありますよね。